7月31日
25:30
猛暑日続きのまま7月が終わり、8月を迎える。
今年はちゃんと秋がやってくるんだろうか。
水は足りているのか、野菜は育っているのか
魚は沸騰する海の中で生きのびているのか
ヒグマが冬眠する前にじゅうぶんな量のドングリはできているのか
ホッキョクグマはいま無事なのか
とても心配。
7月30日
24:30
日曜手芸倶楽部。何組だ? まぁいいや。
ひさしぶりのY.M部員は、かぎ針編みの復習をしつつ
丸底のボトルケースを編み始める。
とりあえずはウールの残り糸で練習。完成したらそれは秋冬用に置いといて
2作目は、いますぐ使えるように夏糸で編んでみよう。
感化されて、部長も新しいボトルケースを編み始めてしまった。
7月29日
25:45
4年ぶりに開催された隅田川の花火大会。
社屋の屋上から見物できる場所にお招きいただき
せっかくだからと気合を入れて着物で出かけた。
綿の浴衣は暑いので、麻の着物を浴衣ってことにして。
半幅帯もはじめての結び方にトライ。
猛暑の中で修行だ、と思ったけど、ほどよく風があれば着物は涼しい。
湿度も低めで、日が沈めばさらに快適になった。
花火見物しながらビールにかき氷にスイカ。
ありがたく、夏を満喫させてもらった一夜でした。
7月28日
24:40
何かを茹でるのもなるべく短時間で済ませたいから
素麺とかカッペリーニとかに手を出しがちなところ、
店頭で流水麺という存在を見かけ、その手があったと思い出して買ってきた。
火を使わずに済むなんて、素晴らしい。
と思ったら、蛇口から出てくるのがお湯だった。
それも、玉露くらいなら淹れることもできそうなくらいの。
7月27日
25:25
きゅうり、ゴーヤ、ズッキーニ、はぐらうり。
気づくと瓜科のものばかり並べてしまうことがある。夏だからしょうがない。
ベランダのきゅうりは、一時はたくさん花をつけていたから
豊作を期待したのだけれど、この暑さにやられてトーンダウン。
プチトマトもひとまわり小さな実しかつかなくなった。
つるむらさきだけは暑さもなんのそのって感じで、にょきにょき伸びている。
ハーブたちはもはやサバイバル状態。いいよ、生き残れるやつだけ生き残れ。
7月26日
25:15
水曜手芸倶楽部。ひさしぶりの。
T.T部員は、ずっと作っていた懐古バッグのアレンジ版を
いくつかカシメを打って留め具と持ち手をつけ、ついに完成させた。
ベージュのフェイクスエードに、シルバーの金具づかいがクールで、
サイズ感もいい感じ。実際の使い心地はどうか、感想が楽しみ。
いかにも和装バッグじゃなくて洋服でも着物でも持てるバッグ、なかなかないのよね。
と、部長も古いカゴバッグを引っ張り出してきて、ただいま改造中。
7月25日
25:45
オニヤンマのブローチが蚊を寄せつけないとか
アブから守るために牛をゼブラ柄に染めるとか
虫除けについての興味深い話をよく見聞きするようになった。
黒単色だと虫を集めてしまうけれど、ゼブラ柄なら虫が寄ってこないのね。
しましまが嫌いなのは確からしいので、
ボーダーの服とかでも効果はあるってことなのかな。
実験してみたいところだけれど、何着てようがまったく虫に刺されないからなぁ。
7月24日
25:25
暑いけど、たまには外を歩いてみようと思って表に出たら、
近所でやたらと工事中の場所が連なっていて
道幅は狭くなっているわ、埃っぽいわで辟易した。
なによりも、あんなに大勢の人たちが
まったく涼しくなさそうな素材でできた長袖長ズボンの作業服を着て
ヘルメットをかぶって、屋外で仕事している光景が異様だった。
35℃だっていうのに。
こんな猛暑の最中にどうしてもいまやらなきゃいけないことなのか?
秋になってからじゃだめなのか? 
働き方改革ってそういうところも考え直さないと危険だよね。
7月23日
24:45
梅雨も明けて、観測史上最も暑い夏だそうで。
なんかでももう慣れてきた。っていうか飽きてきた。
40℃50℃の国もあると聞いては35℃くらいじゃ驚いてられないよね。
しかし、せっかくあんなにたくさん花をつけていたきゅうりが
暑すぎてまともに育つことができず、巨大化するか落花するかで、がっかり。
7月22日
24:40
この夏は、ロックミシンが大活躍中。
縫い代を切り揃えてくれるから、つい横着して頼ってしまうこともある。
調子に乗っていると、あっという間にゴミ箱がいっぱいになってしまう。
でも油断禁物。これは刃物だ。
切ってはいけないところを、うっかり切ってしまわないようにしないと。
溜め込んでいた生地をだいぶ料理したなと思っていたところへ
日暮里から割引クーポンが届く。いやいやいや、行かないぞ。
7月21日
25:05
今日は、暑さが少しマイルドになりそうだったので
期限つきの野暮用を片付けに出かけた。
30℃超えてても、ちょっと涼しく感じてしまうんだから慣れって怖い。
それでも、救急車を何度も見かけたな。
熱中症の予防には、水飲んでるだけじゃなくて筋肉鍛えないとね。
7月20日
24:50
作りかけのバッグ類が4〜5点転がっていて
それはまだ未完成で放置したままなのだけれど、
ついでに、以前作ったバッグの改造も進める。
ポケットを追加したり、持ち手を取り替えたり。
いったん完成したバッグに、
ファスナーつき切りポケットを増築するのはなかなか勇気がいる。
でも、圧倒的に使いやすくなったはず。
7月19日
25:20
7月は自主トレ月間と見定めて
堆積している材料を少しでも捌こうと、日々いろいろ作っている。
今日は、成り行きから革の手縫いの日になった。
自分の過去作品なのに、ひさしぶりに作ろうとしたら順番を間違えてしまい
古い本を引っ張り出して確かめ、やり直す。
それはともかく包丁研がなきゃ。
7月18日
24:30
37度って。
体温だったら、セデス飲んでおとなしく寝てなさい、って言われるよ。
平熱35度台の人間にとっては。
怖いもの見たさで、窓を開けて37度の空気に触ってみたけど、すぐ閉めた。
無理無理。引き続き籠城。
7月17日
26:20
今日はジェーン・バーキンをBGMにミシンを踏んでいた。
ときどきセルジュの懐かしい声も混じる。
スマスマにゲスト出演したのってもう15年も前のことになるのね。
おみやげに持ってきたエルメスのバーキンを
ベージュのコンバースで踏んづけてたあのシーンは
いまでもものすごく鮮明に記憶しているのに。
バーキン以前に愛用していたワンハンドルのバスケットも思い出す。
彼女にとってはどっちにしたって同じだったのよね。
なんでもごちゃごちゃに詰め込んで。きっとしょっちゅう探し物してたんだろうな。
素敵な人でした。数少ない憧れの女性のひとりでした。安らかに。
7月16日
25:40
急に気になって、アクセサリーボックスをひっくり返してメンテナンスを始めた。
といっても、ほぼシルバー磨き。黒ずんだやつをクリーナーに浸して水洗い。
そんなことをするうちに、いじりたくなってきて、
気づけばペンチを握って、パーツを入れ替えたり、新しく作ったり。
そんなことしたって、もうアクセサリーつけるのなんかめんどくさくて
実際にはたいして使わないんだけど。この暑さじゃ鬱陶しいだけだし。
でも黒っぽくなってたシルバーがきれいになるのは、ちょっと嬉しい。
7月15日
25:15
西新宿の某ホテルにて、高校の東京同窓会。じつに4年ぶりの。
いちおう200人規模の総会だから、いろんな人たちのお話を拝聴したり
ビデオを拝見する時間もあり、校歌斉唱なんかもあり。
何年たっても歌えるもんだね、校歌。変拍子でキーの難しい校歌だけど。
その後は場所を移して同期会。
ほぼ、はじめましてな人もときどき出現する。
1学年10クラス450人もいたからねぇ。
面影ゼロの変貌を遂げている人もいるし。
まいど卒アル広げての照合作業というか間違い探しというか。
まぁ外観の変化はともかくみんな元気でまた会おうね。
7月14日
25:25
今夏初の、とうきびごはん。
とうもろこし、じゃなくてやっぱり、とうきびと呼ぶ。
お米2合に1本分、包丁で実をこそげたのを投入して、
炊き上がったらバターとブラックペッパー。
こんな食べ方するようになったのは、ここ数年のこと。
昔は、畑から取ってきたやつを大鍋で茹でたのが卓上の常備おやつだったから
毎日3本ずつくらい齧り散らかしてたことを思えば、
ずいぶん丁寧に扱う貴重なものになってしまったな。
7月13日
25:25
一日飛ばしちゃった。暑すぎて。
手芸部も開店休業状態なので、作業台の上は広げっぱなしで
夏の生地を山積みにして片っ端から料理している。
とはいえ、足りない材料があったり
方針が定まらなかったりして中断しているのもたくさんあるので
完成したのはいまのところまだ、日傘1本、ブラウス2枚、パンツ1本。
素材は全部リネンまたはラミー。
湿度の高い東京の夏は麻じゃないと乗り切れない。
7月11日
24:20
ヴォーグ学園の火曜クラス。
いちばん涼しい麻の服を着て、作りたての日傘をさして、
首から小型扇風機をぶら下げて出かけた。
お弁当には保冷剤を添えることも今日は忘れなかった。
この暑さの中、外を歩くだけで体力を消耗するけれど、
教室は、もう窓はきちんと閉めて冷房入れて、涼しく快適だった。
思えば去年は窓開けてたんだよねぇ。。。
春先から準備を始めていた午後クラスの日傘チームも
だいぶ完成して、帰路はさっそくさしていた。
ということは、そろそろ冬物の構想を練らないとね。
7月10日
24:40
いきなりの猛暑。東京は36度超え。平熱より高いくらいだ。
今月頭の1週間ほどは、昼間はエアコンをつけず、
窓からの風と扇風機の風の中で
裁ったり縫ったり、アイロンのスチームを浴びたりしながら、
ひたすら夏服を縫っていた。
最初からエアコンに頼りっぱなしだと夏を乗り切れないので。
暑熱順化ってやつ。ちゃんと汗かいて体温調節できるように。
もう慣らし運転は済んだから大丈夫。
この先1週間、逃げ場のなさそうな天気予報だけれど。
7月9日
24:55
ベランダ菜園、今年はキュウリもミニトマトも豊作だけれど
バジルと小松菜が何者かに齧られている。
どこかに緑色のニョロニョロが潜んでいるに違いない。
見つけて退治してやる〜、と捜索していたら
新入りのローズゼラニウムの葉っぱも齧られているのを発見。
ゼラニウムって虫除けになるんじゃなかったの? 蚊だけ?
7月8日
24:10
蒸し暑〜い昼下がりに、ヴォーグ学園の土曜クラス。
もともと火曜日の臨時増設クラスだったので、一時は存亡の危機にあったものの
じわじわと新入生が増えてくれて、賑やかになってきました。
入り口は、がまぐちの製図型紙講座だけれど、そこをクリアしたあとは、
それぞれいろんな方向へ拡散していくので、
ファスナーポーチを作る人、長財布を作る人などバラエティ豊かになってきました。
これからも、どんどんあらぬ方向に広がっていくことを期待しています。
7月7日
25:45
夏の恒例で、溜め込んだ生地をせっせと料理している。
スチームアイロンの蒸気を浴びて暑熱順化しつつ、
今日はひたすらロックミシン。
糸がなくなりそうでハラハラしたけど、なんとか間に合った。
ちょうど1年前に買った生地だ。熟成期間としては短いほうだ。
一方で20年くらい寝かせてしまった生地もあるんだけど。
7月6日
25:30
不定形な残り布に型紙を重ね、ざっと見積もって
見返しなどの細かいパーツは半島部分で取れるだろうと判断し、
不定形な輪郭をジグザグミシンで縁取ってから洗濯機に入れて洗いをかけ、
干してアイロンかけたら、見事に縮んでいた。
洗う前には置けていた型紙が、はみ出してしまう。
これだからリネン100%は気が抜けない。方針転換、どうしようかな。
7月5日
25:40
水曜手芸倶楽部・葡萄組。
M.T部員は、シンプルな布バッグも作っている傍ら、
革のトートバッグも同時進行中。2色の革を使うので
接ぎ目の位置や見返しの幅などを決めて、各パーツの型紙作り。
部長もバッグを複数同時進行で製作中。
どこかで悩んだりしていて、まだひとつも完成してないけど。
7月4日
25:55
ロータリーカッターを発明した人は天才だな
と思いながら、ふと気になって調べてみたら、
世界初のロータリーカッターの誕生は1979年で、発売開始は1980年2月。
その頃はまだ岡田工業と名乗っていたのね。
社名をOLFAに変更したのは1984年のことだそうな。
意外と最近のことなんだな、という気がする。
家庭科の授業で使ってるのかなぁ、ロータリーカッター。
はじめて型紙を置いて布を裁断するときに使う道具が、
裁ちばさみじゃなくてロータリーカッターだったら
ソーイングを好きになる子が増えるんじゃないかと思ったりするんだけど。
7月3日
24:20
このところ編み仕事ばかりでご無沙汰していたミシンを
ひさしぶりに使おうとしたら、電源が入らなくて焦った。
延長コードがおかしな繋がりかたをしていただけだったけど。
随所に積もっていたホコリを払ってご機嫌伺い。
今月はミシンをいっぱい踏もう。
7月2日
24:45
半夏生にタコを食べるなどという習慣は持ち合わせていなかった。
そんな話が出現したのは、せいぜいここ数年のことでしょ?
少なくとも恵方巻よりは新しいと認識してるけど、どうなんだろ。
なんとなく誰かに誘導されている気はするものの、
でもまぁべつに、タコなんて好きだからいつ食べたっていいし
と、タコ飯を炊いた。うどん食べるところもあるみたいね。
田植え絡みの風習だから、地方によって違うんだろうな。
7月1日
24:40
嵩張っている夏糸を消費しようと、
自分の過去作品を、編み図を見ながら復習してみる。
わりと最近のものなのに、え、こんな編み方してたっけ?
なんでこんな方法を選択したんだっけ?
と記憶を辿るも、さっぱり思い出せない。
新鮮な気持ちで、客観的な目で見ながら編めるのはいいけど、
うっかり変な間違いを見つけちゃったりしませんように。
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