2月28日
25:45
急に気温が上がって一気に春めいてきた感じなので
多少の無駄は覚悟の上で歩き回ったら
ほんとうに無駄になっちゃったけれど
そうか、これを散歩と呼ぶのだな。
ひさしぶりにたくさん歩いたら、脚の変なところが攣って困った。
2月27日
26:15
春の憂鬱はどうにかやっつけた。
残骸の書類をシュレッダーにかける作業が残っているけど。
クリップとかホッチキスとかセロハンテープとか付箋とかいう類のものは
完全ペーパーレスなデジタル世界になったら、なくなってしまうのかな。
完全ペーパーレス。
と書いてみて、ふと思う。
本も雑誌も新聞も紙幣も消滅した世界でも、トイレットペーパーは存在し続けるんかな。
2月26日
24:50
イヤでイヤでしかたがないこの憂鬱な気分が伝染してしまったのか、
MacBookの様子が本格的におかしくなり、
試行錯誤の繰り返しで蟻地獄にはまっているうちに日が暮れた。
おかげでストレージのクリーンアップができて空き地が広がったけど。
オールデジタルにしきれず、プリントアウトする必要もあるところが
めんどくささに拍車をかけている。
紙で送ってくるのをやめて、欲しけりゃ自分で印刷しろ、っていうものが増えたけど
それならそれで印刷しやすい書面にしといてくれよ、と、腹立たしく思う。
2月25日
25:25
もう、イヤでイヤでしかたがないのだけれど、
2月も終わると思うと手をつけないわけにはいかず
渋々、領収書を並べたり支払調書を並べたりし始めた。
文書通信交通滞在費だか調査研究広報滞在費だかなんだか知らんけど
使途報告も領収書添付も必要なく月に100万円使えるご身分の人はいいな。
2月24日
25:40
こっち方面に来るときは、なぜだかいつも雨っぽいな
と折畳み傘を持って出たけれど、結局ささずに済んだ。
今日は、外での打ち合わせ2本立て。
打ち合わせは未来を語るので楽しいね。
数か月先の具体的な未来と、どう転ぶか手探りの未来と。
校正は過去を振り返る作業なので別なエネルギーが必要になるけれど
そろそろ振り返らないといけない時期がやってくるんだろうな。
2月23日
26:05
編み針を置いて、今日は腰を据えて型紙を作るぞ
と決めていたのに、おんぼろMacBookの怪現象に翻弄されて
まるで何も達成できないまま終わった。
最近いちばんのストレスは、こいつのような気がする。
2月22日
25:25
水曜手芸倶楽部・青林檎組。
M.M部員は、オリジナルのセーターを編むべく
方眼紙を広げてアラン模様の配列を考える。
欲張りすぎないことと、緩急のバランスをとることが大事ね。
午後からは、苺組。
O.S部員は、春夏糸でプルオーバーを編んでいる。
ちょっと気になっていた透け感のあるテープヤーン。
どんな仕上がりになるか楽しみ。
M.Y部員は、ほぼ完成したトップダウンのセーターの
丈を延ばす修正を加えるために、
裾付近でちょっと戻ってほどき、編み直し始める。
みんなややこしいもの編んでるなぁ。。。
と横目で見ながら、部長はいちばん簡単な編み地作り。
そして今夜もまた追悼大会。
ひさしぶりに聴く「9月の海はクラゲの海」、名曲だ。。。
2月21日
24:40
高等地図帳192ページ中に1200もの訂正箇所が見つかった
という数日前のニュースには驚いた。
地図帳に大量の変更なんてないだろうし、原本だってあるだろうに
いったいどんな仕事の進め方をしたら、そんなに大量の間違いを
誰ひとり気づくことなくスルーできるんだか。
コロナ禍で在宅勤務となったことで十分な校閲作業ができなかった
っていうのは、いくらなんでも苦しすぎる言い訳にしか聞こえない。
人ごとではない校正作業、もうすぐAIに任せる時代になるんだろうけど。
2月20日
24:20
今朝ひょんなことから原田真二の「タイムトラベル」を聴いていて
住めなくなった青い地球が窓の外で小さな点に消える様を空想していたら
松本零士さんが星の海に旅立ってしまわれたことを知る。
メーテルと一緒に999に乗っていったのかなぁ。
「遠く時の輪の接する処でまた巡り会える」とは、なんと素敵な言葉。
先月末には宮沢賢治研究者で詩人でフランス文学者の
天沢退二郎さんも旅立ってしまわれた。銀河鉄道は賑やかそう。
賢治全集をおさらいするかバタイユでも読み返そうかと
思うだけで手をつけられぬまま。追悼大会が追いつかない。
2月19日
24:45
日曜手芸倶楽部・蜜柑組。
Y.M部員は、長丁場で仕上げたベストを着てやってきた。
かぎ針編みのショールも完成させて持ってきて、
新たに今日からリストウォーマーを編み始める。
ほどいて編み直しまくっていた部長は、3点仕上げて次に進む。
2月18日
25:10
最終段をあと1段編めば完成かも? というところまで行ってから
やっぱりダメだこれ、と思って、潔く全部ほどいた。
今日一日はいったいなんだったんだろう? という気になるけれど
きっと何か意味はあるはずなので、
あまり深く考えずに、気を取り直して編み直す。
2度目のチャレンジは進みが速いので、すぐ取り戻せるんだよね。
ぐずぐず修正しようと足掻くより、やり直したほうがいい場合も多い。
2月17日
24:50
「コロナ2019」に名称変更するとか、
新マイナンバーカードを作るとか、
作らない人には健康保険証の資格確認書を発行するとか、
くらくらするような話ばかりが聞こえてくるんだけど、バカなのか?
DXなんて、22世紀になっても無理なんじゃないかと思うこの国には
大金つぎ込んで頓挫したプロジェクトの屍ばかりが積み上がっていくね。
2月16日
24:40
昨日の、のっぴきならない用というのは
Fujii Kaze "LOVE ALL ARENA TOUR"@横浜アリーナ。
いろんな思いを抱えて臨んだけれど、あっという間の夢のような2時間だった。
置き場所が見つからなくて途方に暮れていた大きな喪失感を
ふわりと掬い取って空へ放ってもらったのは、沼に落ちた2年前と同じ。
そして、2年前に天に帰った人について、3日前に天に帰った人について
両方の知らせが相次いで今日届く。なんだろうこれ。
でもまぁともかくマスク着用でもサイレントじゃなく
観客も声出せるライブができるようになって本当によかった。
2月15日
25:10
水曜手芸倶楽部・杏組。
M.T部員は、輪針でリストウォーマーを編みつつ、
残り糸を引き揃えて、かぎ針で長方形のグラタン皿マットも編みつつ、
革のバッグを作る構想も練る。
ちょっとずついろいろ同時進行。
そして、今日は部長がのっぴきならない用のため、午後はお休み。
2月14日
24:20
ヴォーグ学園の講座、午前中はみんなそれぞれいつものように
バッグやポーチを作るために裁断したり縫ったりしていたのだけれど
午後は、日傘プロジェクトで盛り上がっている一角が。
もうバンブーの柄がついた骨を用意して、型紙を作ったりしている。
まだ2月だよ。まぁでもあっという間に必要な季節がやってくるから
早めに仕込んでおくのがいいのかもしれないけれど。
いつも授業中に浮かんでくるキーワードをメモしておいて
ヒントになりそうな作品例を、次回持っていくようにしているのだけれど
今日のメモには「着物、キャラメルポーチ、日傘、あみぐるみ」と書いてある。
前回のメモには最後に謎の暗号文が書いてあったのだけれど、解読不能のまま。
っていうか、がまぐちの型紙はどこ行った? ま、いいんだけどね。
2月13日
25:35
毎日祈ることが多すぎて心が追いつかない。
このところ遠い国に飛ばしていたのをこっちに戻して焦点を絞って
今夜はただひとりの友のために祈る。
がんばったね、がんばり過ぎだよ昔から。
それに急ぎ過ぎだよ、会いに行こうと思っていたのに。
2月12日
24:50
かぎ針編みの単純な編み地だというのに
しばらく編んで、ふと数えると1目足りないというのに気づき、
ほどいて編み直すのを繰り返している。
何度気を取り直して編んでも、どこかで1目減ってしまう。
もうほとんどホラーなんだけど。
2月11日
24:20
そういえば今年の冬は鼻血を出していないな、と気づいた。
特に冬になると決まって、顔を洗って鼻をかんだあとなどに
しょっちゅう鼻血を出していたのに、今年は平気だ。
もう何十年も前からのことで、べつにどこか悪いところがあるわけじゃなく
たぶん毛細血管があんまり丈夫じゃないのと、冬の乾燥が原因だと思ってたけど
なんだろ、毎日ルイボスティー飲んでる効果が現れてきたのかな?
末端のゴースト血管が復活してるといいのだけれど。
2月10日
24:40
降るところでは降ったようだけれど
ここらへんはさっぱり。で、大雪警報もすぐに解除になった。
積もると言われるとちょっとだけ期待してしまうんだけど
はずれることが多すぎて。まいどのことながら大袈裟なんだよ。
などと悪態ついてると、北から目線とか雪国マウントとか言われちゃうけど。
2月9日
24:10
ふと、いま編んでいる編み地に違和感を覚え、
よくよく見たら、ずいぶん前に、かなり間抜けなことをやらかしていた。
こんなに遠くまで来てしまってから気づくなんて。
眺めていてもどうにもならないので、戻るしかない。
潔く、ほどく。殆どスタート地点まで、来た道を戻る。
気を取り直して歩き始めれば、2度目の道は案外早く進める。
2月8日
24:40
水曜手芸倶楽部・青林檎組。
M.M部員は、かぎ針編みでマクラメコードのプランターカバーを試作。
編みやすさと使いやすさを考えて、目数段数を割り出して仕様を決める。
午後からは、苺組。
M.Y部員は、サイズ感が気に入っている既製のバッグを計測して、
別素材で作るための構想を練る。テープや金具選びも肝心。
T.T部員は、手織りの布で作っている数寄屋袋の仕上げ。
表袋と裏袋を重ね、袋口を貼り合わせて素敵なのが完成した。
部長はひたすらかぎ針編み。
夏糸は手に優しくないのでハンドクリームをどんどん消費しながら。
2月7日
25:35
トルコ大地震のニュースに、少し前に見た
不気味な形をした真っ赤な巨大雲がトルコ上空に現れた
という画像を思い出す。関係ないとは言われているものの。
有栖川宮記念公園の池で発見された巨大ナマズのニュースも衝撃的だったけど、
どうかナマズの神様を怒らせないように丁重に扱ってあげてほしい。
もしいま日本で大地震が起きたら・・・と想像すると暗澹たる気分になる。
食料も飼料も肥料も種もみんな輸入に頼っている一方で、
酪農家に牛乳を捨てさせ、牛を殺処分させているこの国の行く末は?
2月6日
24:55
世の中ではもう花粉が飛んでるんだそうで。
いまのところ私のセンサーは機能していないようなんだけど。
天頂のスノームーンもぼんやり霞んで
なんとなく春めいた空気になってきてるもんね。
夏糸も冬糸もごっちゃにして編んでるけど
もう冬糸は片付けたほうがよさそうな時期になっちゃってるのね。
夏糸かぁ。。。今年は何を編もうかね。
2月5日
24:45
レシピに糸の使用量を明記しなければいけないので、
編み始める前に、糸玉をキッチンスケールにのせてみると
表示量より少ない! と思うことが多いこのごろ。
30g巻のはずなのに29gしかなかったり、
50g巻と書いてあるラベルを外したら実質48gだったり。
食品だけじゃなく、毛糸玉までステルス値上げってやつか?
世知辛いなぁ。。。
昔は50g表示なら52gくらいはあったもんで、
そうであればこそ途中で結び目が出てきても、まぁしょうがないと思えたのに。
などと思いながら、ふと湿度計を見れば20%、カラカラだ。
水分が飛んで軽くなってるってことか。疑って失礼しました。
2月4日
25:20
来週が祝日なので、今月は1週早めのヴォーグ学園土曜クラス。
立春らしい日差しが窓から差し込むのんびりした午後の時間。
半年間の講座も後半に入り、基本のパターンはクリアして
それぞれ好きなものを自由に作り始める。
思い描いたものを形にできるように楽しんで作ってね。
2月3日
25:35
鉄のフライパンで黒豆を炒っていると、
黒い皮が破れて生成色がところどころ覗く様子がちょっと素敵で
こんな風合いのネップツイードの毛糸がほしいと思った。
恵方巻もどきを作り、無事に一陽来復御守も貼り終えて
晴れて立春を迎えるに至る。
それにしても、巻き簾って、なんて素晴らしい調理器具。
もっと活用しないと。懐かしのロールサンドでも作ってみようかな。
2月2日
24:40
節分前に済ませておこうと思っていたことがいくつかあったのに
ひとつしかクリアできていない。
それどころか、豆を買うことすら忘れていた。
黒豆の残りがあるから、炒るか。
それなら歳の数だけ炒ればいいから食べ過ぎなくて済みそう。
いや、歳の数でじゅうぶん食べ過ぎか。
2月1日
25:20
水曜手芸倶楽部・午後の葡萄組。
M.T部員は、マジックループで編んでいるリストウォーマーの続き。
いい長さまできたので、親指穴を仕込む。
ほかにもいろいろ編みたいものが溢れてきているようなので
春になるまでコツコツ編みましょう。だいぶ手が慣れてきたしね。
コツコツ編む、とは、まぁ言うよね。
このあいだどこかで、チクチク編みましょう、と言う文を見つけて
それは違うだろ、と思ったのだけれど。
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