2月28日
24:50
定期検診で上部消化管内視鏡検査。つまり胃カメラ。
今日は体勢も呼吸も上手にこなせた。
我ながら、場数を踏んで慣れてきたのだな。
無駄な緊張をせずリラックスして受けられるようになった。
なにごとも、適度な慣れは味方だね。
そして結果も問題なし。心置きなく桜を待つ。
2月27日
24:40
日曜手芸倶楽部・桃組。
O.N部員は、ファスナーポーチをいったん中断して
がまぐちを作り始める。慣れないうちは練習あるのみ。
いろんなパターンで作ってみて違いを感じてほしいな。
なんと約5年ぶりに復帰のY.A部員は、
懐かしいがまぐちケースを豚革で再び作ることに。
同時進行でグラニーバッグ製作用のスエードも裁断。いい裏布が見つかりますように。
今日は暖かかったので、細く開けた窓からの隙間風も気にならず。
もっと思いっきり窓を開けられるようになる日も近いかな。
2月26日
25:50
今日は一日中、黙々とミシンを踏んだ。
使いさしの大巻のミシン糸がひとつ空になるくらい縫った。
心がざわついているときには、集中力を持ってミシンに向かうと
いろいろ濯いで運び去ってくれるような気がする。
2月25日
25:25
つらいニュースを聞きながら、ひさしぶりに布をたくさん裁断した。
裁ち落とした小さな端切れですら
もったいなくて捨てられずにいる身には
美しい街並みや建物や公園や、人が作ったあらゆるものを
そして何よりも、ありとあらゆる命を
破壊し焼き尽くす行為自体が信じられない。
もったいないからやめようと思わないのかな。
2月24日
24:40
世界地図をまじまじと眺めて、我が国は
どうしてよりによってこのポジショニングなんだろうと思う。
もっと東のほうへ、いやせっかくだからちょっと南東でもいいので
太平洋の真ん中らへんに漕いで行きたいところだけれど
深い藍色の線で描かれた日本海溝が阻んでいる。
西のお隣さんは、こんなに広い面積を占有しているくせに欲深すぎだろ。
いま持ってるものを大事にすること考えたらいいのにさ。
とにかく世界の平和を祈る。
2月23日
24:55
水曜手芸倶楽部・青林檎組。
M.M部員は、ボストンバッグの続き。いよいよ縫製に取りかかる。
ステッチを目立たせる仕様にするときは、場所によってバラつかないように
全体のフォーマットを決めたら忘れないようにメモしておいてね。
E.M部員は、2年ぶりの復帰。
以前バッグを作った残り布に革をあしらって、タブレットケースを作る。
まずは、ひさしぶりに革パーツを2本針で手縫い。すぐに思い出せたね。
午後からは、苺組。
O.S部員は、手織りの帯地の端ぎれで作る小物について検討中。
古い本や、大昔の作品を引っぱり出してきて、あれこれアイディア出しをする。
こうやって考えているときが楽しいのよね。何ができるかな。
さて、部長もそろそろ次のミッションに移らねば。
2月22日
25:30
スーパー猫の日に、近所でたまに見かける黒猫さんと遭遇。
しばらく見つめ合ったけれど、距離を詰めることはできず。
地球上のすべての猫の幸せを願いつつ
ウクライナの国旗を眺めていたら、エアドゥに似てると気づいた。
遠いようだけれど、じつは隣の隣の国。
そういえば、北海道弟子屈出身の横綱・大鵬の父親はウクライナ人だっけ。
ウクライナの人々と猫たちの幸せを願う。
2月21日
24:30
爆弾低気圧で大雪にやられてる地域のみなさま、お見舞い申し上げます。
来る日も来る日も、朝から何時間も雪かきに費やして
せっかくきれいにあけたのに、また半日もしたら積もっちゃって
夕方また雪かきして・・・って、ほんとに北国の冬の暮らしはたいへんよね。
猛吹雪の学校帰り、歩いていたらどんどん雪が深くなって膝くらいまで埋もれ、
はっと気づいて顔を上げたら田んぼの真ん中にいて360度真っ白
脱出するにはどっちに向かえばいいんだ? ってこと何度かあったっけな。
あの頃はまだホワイトアウトなんて言葉は知らなかった。
歩いてたって途方に暮れるのに、車で走っててホワイトアウトは怖すぎる。
みなさま、どうぞご安全に。それにしてもJR北海道の赤字が心配だ。
2月20日
25:25
カーリング漬けの幸せな10日間が終わってしまった。
おめでとう&ありがとうロコ・ソラーレ。
予選から11試合全部観たよ。スウェーデン対スイスの3位決定戦も
男子の試合もいくつか、昨日のスウェーデン対イギリスの決勝も観た。
男子はパワーがあるから、またちょっと別の面白さもある。
日本男子チームもがんばってほしいなぁ。
ってか、やってみたいよね、やっぱり。一度ストーンを投げてみたい。
その前に、スキー行きたいな。もう冬終わっちゃうか。
明日から確実にカーリング・ロスだ。
2月19日
25:20
編み針が刺さっているカゴの中をちょっとだけ整理する。
いろんなところから集まってきた無秩序な棒針は、
2本玉付き、4本、5本、長いの、短いの、竹製、プラスチック製とバラバラ。
どこで買ったんだか、誰かにもらったんだか、もはや由来も不明。
それでもなんとか間に合ってるし、いちおうざっくり分類してはあるものの
たまに使いたい号数の針が行方不明になったりすると
カゴの中身をぶちまけて捜索する羽目になる。
このたびようやく、ちゃんと番号札をつけてみた。
さらに太さも長さもバラバラな輪針もあるんだけど、こっちはとりあえず見ないふり。
2月18日
24:40
ロコ・ソラーレの快進撃にいまだ興奮冷めやらず。
本日の知那美さん語録(ちょっと端折るけど)。
「4位上がりの私たちの最大のアドバンテージは
他の3チームよりもたくさんのミス、たくさんの劣勢を経験して
3点取られることも4点取られることも既に経験していたので
3点取られたって驚くことなく、1点アップなんだっていう気持ちで
冷静に展開できたのが大きかった」と。まいど名言を繰り出してくれる。
ほんとそれ。思い通りにいくことばかりじゃなくて、ミスはするもの。
それをいかにリカバリーして理想の形に近づけていくか。
その知恵と工夫と、偶然が引き起こすドラマが最高に面白いんだな。
決勝ものびのび楽しく戦ってほしい。
2月17日
25:25
他力本願上等。諦めなければ道は開ける。
ということを体現してくれたロコ・ソラーレをあと2回観られるのは嬉しい。
こうして一喜一憂している間に、2月が終わってしまいそう。
今日はとりわけ一喜一憂がたくさんあった。
北海道の右側は各地で盛り上がってることだろうな。
私は来月になってバタバタ慌てないように
今月のうちに仕込まなければいけないことが山積みだというのに。
いい位置に布石を打って、心のアドバンテージつくっておかねば。
明日はもうちょっと仕事しよう。
2月16日
25:05
水曜手芸倶楽部・杏組。
N.A部員は、キルティング地でミシンカバー製作中。
ステッチがほつれないようにジグザグミシンをかけながら裁断。
水玉の生地で作ったバイアステープで、把手の穴をくるむのが難所かな。
I.M部員は、前回から作り始めた日傘の続き。
ミシン縫いの部分は宿題で済ませてきたので、留め具用のボタンをつけたり
骨に縫いとめたりと手作業の部分を仕上げ、季節先取りでめでたく完成。
午後からは、葡萄組。
T.T部員は、できたてほやほやのボストンバッグを早速持ってやってきた。
大作を完成させたあとは、ちょっと休憩モードでかぎ針編み。
編み玉をたくさん作りためる。
本日から正式入部のK.N部員は、フラットバッグを作り始める。
サイズを決め、接着芯に製図をして裁断し、布に貼る。
次回はじゃかすか縫いましょう。
2月15日
24:30
書いた気になっていたけど、うっかり、まだでした。
私の故郷といっても過言ではない旭山動物園の、コロナ禍による窮地を救うべく
母校の後輩たちが立ち上げた 旭山動物園応援プロジェクト
最初の目標は達成したのですが、
ネクストゴールに向かって引き続きがんばっています。
よろしかったら応援していただけると嬉しいです。
左側の「活動報告」のところから、北海道新聞の記事や、動画もぜひ見てください。
そして、いつか実際に旭山を訪れてもらえると、さらに嬉しいです。
今年生まれたホッキョクグマの赤ちゃんが大人になりすぎる前に
私も里帰りしたいなと思っています。
ついでに旭山動物園公式HPも見て、和んでくださいな。
2月14日
25:15
いいときもあれば、悪いときもある。
と、今日もロコ・ソラーレに学ぶ。
過去の失敗の経験がいまに生きているから、
無駄な経験なんてひとつもない、と。
ほんとにそのとおり。
今日の失敗も未来に生かせばいいのだ。
2月13日
25:05
日曜手芸倶楽部・桃組。
O.N部員は、引き続きファスナーポーチの特訓中。
今日はベーシックなフラットポーチを帆布で作る。
続きは宿題で、オーバーホールから戻ってくるミシンで仕上げてね。
部長は急に冬の毛糸をいろいろ引っ張り出している。
何シーズンも持ち越し続けている糸を編んで片づけてしまおうかと。
どうせあっという間に秋がやってくるんだし。
2月12日
25:45
固唾を飲んで見守ったデンマーク戦の大逆転勝利に快哉を叫んだ直後
ヴォーグ学園に滑り込み、製図型紙の講座。
型紙を作るのって、繊細で難しい作業よね。
試行錯誤を繰り返しながら、理想の形に近づけてね。
何度やってもうまくいかないこともあれば、
いくつもの偶然に助けられて一発で決まることもあるし、
途中で柔軟に方針転換したことが功を奏すこともある。
でも、そのすべての工程を楽しまなくちゃね。
と、ロコ・ソラーレは教えてくれる。
1日2試合はヘビーだけれど、2連勝は嬉しい。
2月11日
24:30
雑事がさっぱり片付かない。
トリプルコーク1440やらダブルテイクアウトやらに
うつつを抜かしているうちに、あっという間に日が暮れた。
そうだった、作り目して、編みかけのものをたくさん
仕込んでおかないといけないんだった。
2月10日
24:20
雪はほんとに降ったけれど、ぜんぜん積もっていないし
この調子だとたいして積もりそうにないな。
どっちみち、この連休は、
もろもろ溜まっている雑事を片付けながら
おとなしく過ごすつもりだから、雪でも雨でもなんでもいいけど。
2月9日
24:15
水曜手芸倶楽部・青林檎組。
M.M部員は、『バッグ作りの教科書』掲載のボストンバッグの製作開始。
まずは、裏布に接着芯を貼って裁断。パーツが多いから混乱しないよう慎重にね。
一方、同じボストンバッグをいち早く作り始めていたT.T部員は、最終局面を迎えている。
ファスナーやポケットを仕込んだまちに切り込みを入れ、胴と合体。もう完成目前。
午後からは、苺組。
M.Y部員は、棒針編みでポンチョを作るためのゲージをとる。
レシピと同じ糸じゃないので当然誤差は出るけれど、うまく調整できますように。
明日はほんとに雪降るのかな。みなさま、靴選びとタイヤ選びを間違えないようにね。
2月8日
24:20
朝、ヴォーグ学園に到着して、講師控え室に入って行ったら
昨日のジャンプ団体の話題で盛り上がっていたので
存じ上げない先生たちの会話に思わず乱入してしまった。
教室でも、終わりのころにひと盛り上がり。
おかしいことはおかしいと、黙っていないで声をあげ続けよう、なにごとも。
役立たずのガーゼの布きれ配るのに国民の金を無駄遣いすんじゃねぇよ、とかも。
我らはもっと素敵な布を使って素敵なものを作るのだ。
今日も、午前クラス午後クラスとも盛りだくさんで、
ちょっとぐったりしつつも血流がめちゃくちゃよくなっている気がする。
おかげさまで私も元気でいられるんだな。来月も、みんな元気で会いましょう。
2月7日
25:20
まだ具体化もしていないし、実現するのかどうかすら不確定ながら
新規プロジェクトについての打ち合わせ。
何も決まっていないからこそ勝手な妄想を膨らませることもできるし、
いろいろ喋っているうちに、重要な発見をすることもある。
それがきっと、いつかどこかに生きるのだ。
・・・なんて、昼間は前向きになっていたのに、
夜になって、なぜこんな理不尽なもやもやを抱えねばならんのだ。
どこの国の誰がどうやってジャッジした結果なんだか
そのレギュレーションがどの程度合理的なことなのか
ちゃんと出てきて説明してくれよ、と思う。
サッカーの審判なんて自身を晒して笛を吹いてるのにさ。
ランダムで抜き打ちチェックって、なにそのアンフェア。
赤い人たちの黒い企み? という妄想が膨らんじゃって、しらける。
そもそも国として出場資格を持ってないところがなぜ団体競技にしれっと出てる?
2月6日
25:05
日曜手芸倶楽部・蜜柑組。
Y.M部員は、長丁場になっているセーターの続き。
ついに脇をとじ、袖ぐりの目を拾って袖に突入。
今度こそほんとうにゴールが見えてきた、はず。
編みかけのものはそろそろ仕上げないといけない季節になってきた。
部長もひとつ片付けてしまおうと思って、いま編んでいるところ。
2月5日
25:20
さすがに立春を過ぎたら、
風は冷たくても、日差しが春めいてきてちょっと嬉しくなる。
植物は、先端を見るともう準備万端な感じだし
鳥たちの動きもなんとなく違ってきた気がする。
早くあったかくなってほしいな。
2月4日
25:45
撮影前の打ち合わせに、95%くらい出来上がった作品を抱えて
ひさびさにメトロに乗って出かけた。
ここまで漕ぎ着けたらもうまな板の上の鯉。
残り5%を埋めたら、あとは糸始末をきちんと確認しておくくらいかな。
一区切りついたら夜になってどっと疲れが出て、睡魔と戦いながら入場行進眺めたけれど
イギリスがダントツ素敵だったな。あとトータルでバランスいいなと思ったのは
フィンランド、ノルウェー、ラトビア、トリニダード・トバゴ。
東チモールの羽根つき帽子が気になった。ナイジェリアの帽子の展開図も知りたい。
コロンビアのニットのポンチョみたいなのも異彩を放っていて印象的だった。
あとはカザフスタンの旗手とニュージーランドの旗手。
国旗をうまく取り入れている国は多いけど
(取り入れりゃいいってもんじゃないだろ、って国もいくつかあったけど)
我が日本はどうしてそうしないんだろう、といつも思う。
せっかくいいデザインの国旗を持っているのに。
赤いポンポンつけた白いニット帽とかかわいいのにな。白地に赤の水玉柄とかさ。
なんでいつもあんな冴えない感じなの? 昭和のおっさんのセンスなんだろうか。
2月3日
24:25
恵方巻っていつ出現したんだっけ? 20年前くらいかな。
買いに出るのもめんどくさいから今年はあるもので作ることにして
ひさしぶりに巻き簾を引っぱり出した。
ほうれん草の茹でたのがあったので採用することにし、
あとは椎茸と人参を煮て、卵を焼き、きゅうりを縦割りにし、
炊いたごはんに酢と砂糖と柚子とゴマを混ぜ、海苔の上に広げて、真ん中に具を並べる。
えいやっと一気に巻き簾を持ち上げた瞬間、
しまった中身が多すぎると思ったけれど、なんとか閉じた。
左右からちょっと具がはみ出したけれど。
巻き簾って、すごい発明だなとあらためて思う。
それと、太巻ってごはん1合くらい軽く平らげちゃうので危険な食べ物だと思う。
2月2日
24:30
水曜手芸倶楽部・杏組。
N.A部員は、ミシンカバーを作ろうと用意してきたキルティング地の
裁ち端にほつれ止めのジグザグミシンをかけ、型紙をチェック。
縁の仕上げには、別布でバイアステープを作ることに。
I.M部員は、日傘を作り始める。
各パーツをロータリーカッターで、ひたすら裁断。
気が早いようだけれど、いまから作り始めれば余裕で初夏を迎えられるね。
午後からは、葡萄組。
体験レッスンに来てくださったKさんは、かぎ針編みのコサージュを作る。
そして、葡萄組に正式入部決定。
高人口密度でわちゃわちゃできる日が戻ってくるといいんだけどね。
2月1日
24:40
ただいま発売中の『すてきにハンドメイド』2月号にて
「110×50cmの布2枚を使いきり! バッグ・巾着・ファスナーポーチ」
というテーマを担当させていただきました。
タイトルの通り、2種類の布を、なるべく余りを出さずに使い切って
バッグと巾着とファスナーポーチの3点セットを作りました。
誌面を春らしく、と思いながら、
店頭でさんざん迷って、黄色×白のストライプの布を選んだとき、
この号が出るころには心置きなくお出かけできるようになっているといいな
と思っていたもんでした。それから数か月後、現実はこんな有様ですが。
せめて、心置きなくお出かけできる日を夢見つつ、作ってもらえると嬉しいです。
裁断のときには、脳トレパズルを堪能してね。
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