10月31日
24:55
ボリュームのある宿題の撮影の予定だったのだけど
いったん中断して打ち合わせ。
迷子になりかけていたので、現在地確認。
残りのルートを確かめて、最終コーナーを回る態勢に入る。
10月30日
24:10
何を着たらいいか迷う季節の変わり目。
服選びに失敗して寒いよりは暑いほうがマシ。
薄着で出かけて帰りに寒い思いをするのは絶対にいやなので
季節先取り気味な格好で、ちょっと暑い思いをすることが多い。
もう堂々とニットにコート着てストール巻いて帽子かぶって安心して出かけたい。
10月29日
25:50
『猫と暮らす手作り帖』で監修をしていただいた獣医さんが
独立開業することになり、内覧会を開くというので
編集者と一緒にお祝いに出かけた。
これまた四半世紀ぶりくらいに降り立つ駅は
もちろん当時の面影など微塵もなく立派に発展していた。
道中、たわわに実をつけた果樹を複数見かけた。柚子、花梨、たぶん杏。
住宅街の中に現れた病院は、アットホームでいい感じの佇まい。
犬を連れて見学に来た人たちなどもいて賑わっていた。愛される病院になるんだろうな。
書籍の撮影時に術後服のモデルなどを務めて大活躍してくれた
先生の愛猫・花火ちゃんにも再会。鼻面を撫でさせてもらえた。
内覧会は30日にも開催予定、正式開業は11月1日。
お近くで動物病院を探しているかた、おすすめです→成増どうぶつ病院
10月28日
25:50
土地の縁みたいなものを感じることがときどきある。
いま暮らしてる場所もそうだけれど。
今日もちょっとそんなことを感じる出会いがあった。
そもそも縁のある場所に出かけたのだけれど、
それにしても思いがけない成り行きに、ちょっとふわふわしながら
帰路につこうとして、来た道と逆の方向に歩き出し
路地から表通りに出た場所で狐につままれたような感覚を味わった。
そうか、ここに出るのかこの道は。四半世紀のタイムスリップ。
自分の現在地を確認せよということか。
10月27日
24:40
急に本格的に寒くなっちゃって頭は痛いし
部屋の中はそこいらじゅうで破綻してるし、
とにかく疲れ切っていたので、
洗濯したり掃除したり毛糸の袋をかき回したりしながら
だらだら過ごしてしまった。そんな日も大事。
10月26日
25:55
水曜手芸倶楽部・青林檎組。
M.M部員は帽子のトップを編んでいる。靴下もまだ編んでいる途中。
その傍らで、パンツの裾上げをする仕込みも。
T.T部員は、試し織りで生まれた手織り布で、
がまぐち、数寄屋袋、足袋入れを作るために型紙を写す。
E.M部員は、革のバッグの続き。
ポケットのデザインが固まって、裏布と重ねる見返しの端に針穴をあける。
午後からは、苺組。
M.Y部員は、編み上げたセーターの仕上げ段階。
脇をとじ終えて、あとはそで下をとじて袖をつければ完成。
O.S部員は、ワンハンドルのドローストリングバッグの続き。
裏布にポケットをつけ、革持ち手の下ごしらえをする。
部長はじつはへろへろだったので、太糸でだらだらと長編みをしていただけ。
10月25日
24:20
朝から1日撮影だったのだけれど、
夜更けに終わって外へ出て、電車に乗ってから
からだがめちゃくちゃ冷えきっていたことに気づいた。
寒い1日だったとはいえ、ずっと屋内にいたのに。
スタジオの中で動き回ったら暑いだろうと思ってニットはやめておいたのに
こんなことならもっと厚着していくんだった。失敗した。
お風呂で温まったあと、ビールはやめてヴァンショー、シナモン多め。
これはほんとに効く。タイミングを逃さずに早く寝よう。
10月24日
24:40
大きな罠じゃなくて、自分のミスなのだけれど
包丁で手切っちゃった。
撮影を控えてるっちゅうのに。
でも大丈夫。かろうじて隠せる場所だからなんとかなるはず。
切り傷くらいは舐めときゃ治るって生きてきたけど
加齢とともに治りが遅くなるっちゅうのはいかんともしがたい。
10月22日
25:50
為せば成る。我ながらよくここまで漕ぎ着けた。
木曜日にはかなり青ざめていたのだけれど、
土日いっぱい使えばなんとか間に合うだろうという目算でまぁまぁがんばったら
大小取り混ぜて8点のうち、ラスト1個の作品の仕上げを残すのみ。
ここで大きな罠が待ち構えていたりしませんように。
10月21日
25:40
不足分の材料調達完了。
その道すがら、遅ればせながら金木犀にありつけた。
マスクを外してくんくんしながら行ったり来たり。
それで魔法にかけられたのか、不覚にもたっぷり昼寝してしまった。
緊張感を取り戻して、やや焦りながら型紙製作中。
10月20日
24:10
このところずっと編んでいた夏糸の宿題を仕上げて原稿をまとめ、
箱を探して梱包し、どうにか送り出して納期に間に合わせることができた。
しかし、間髪入れずに次の締切がやってくる。
ここからの3日間が今月最大のスリリングな綱渡りになりそう。
材料は全部揃ってるからあとは作るだけ、と思っていたら
夜になってから、足りないものが発覚しちゃったし。
ひさしぶりに小さい口唇ヘルペス出てきた。
10月19日
25:20
まだそんなつもりはなかったのに、引き出しをごそごそしてるうちに
ちょっとだけ冬物を引っ張り出してしまった。
中途半端に手をつけたものの、まったく収拾がついていない未完の状態。
昔ほど衣替えをきちんとしなくなって久しいけれど、
そりゃまぁ、増えた分は減らさないと収まらないよね。
10月18日
24:40
朝晩だいぶ寒くなってきて、編みものしたい気分も高まってきたところへ
動画付き決定版! の、素晴らしい基礎本が出ましたよ。
『よくわかる基礎 かぎ針編み』『よくわかる基礎 棒針編み』 (ともに朝日新聞出版)。
いわゆる基礎本というものは、ふと疑問がわいたときに引っ張り出して確かめるという
辞書のような使い方をすることが多いものだけれど、
本棚に何冊並んでいても、手をのばすのはいつも決まっていたりする。
知りたいことが見つけやすく、解説がわかりやすいのは当然のことながら
作品例が魅力的であることも、とても重要なポイント。
いかにも初心者向けの子ども騙しっぽいものじゃ、モチベーションは上がらないもんね。
そんなもろもろを満たした上で、さらに、この件ここまで詳しく解説してるのはじめて見たぞ
といういろんな役立つトピックがちりばめられていて、目からウロコが何枚も落ちそう。
編みもの初挑戦の人にも、そこそこ編んでる人にも、これは永久保存版のバイブルになると思う。
ずっしりボリュームのある本なので、持ち歩きには向いてなさそうだけどね。
私も編みたい作品がいくつかあるのだけれど、
先に目の前の宿題を片付けねばならないので、まだそれほど深入りできずにいる。
じっくり読んだら、きっともっといろんな発見があるんだろうな
と、2冊並べて表紙を眺めながらわくわくしている。じれったいけど幸せな、おあずけ状態。
10月17日
24:45
区の健康診断の総合結果が届き、一拍置いて
オプションで受けた各がん検診の結果がバラバラと五月雨式に届き、
さらに、健康診断を受けましょう、というハガキが届く。
既に受診した人にこういう無駄なハガキを出すのをやめるとか、
結果送付もバラバラ送らないでひとつにまとめるとか、
そういうのが先じゃないのか? とつくづく思う。
そういえば例のカード、早くに作った人はもう5年経過していて
更新のために出向いたら、本人確認書類の提示を求められて免許証を出すんだそうな。
なんだそれ? だいたいマイナってなんなんだその気持ちわるい略し方。
10月16日
25:25
ベランダのプランターでは、キュウリがまだ花を咲かせ続け、
気まぐれに埋めたサツマイモの葉っぱが茂っているけれど、
その傍らで、青紫蘇の穂がにょきにょき伸びている。
そうだ、佃煮にしよう。と思い立って収穫し、ただいまアク抜き中。
佃煮にしたら、ほんの一口にしかならないだろうけれど。
10月15日
24:20
寒暖差アレルギーなんて言葉を耳にするようになったのはいつの頃からか。
そんなふうに名づけられると、そういうものかと意識するけれど
昔は、寒くなってきたからってこんなに鼻かんでたっけ。
寒暖差なんて言ったら、日較差にしろ年較差にしろ
かなり激しい土地で生まれ育ったのにそんな記憶はない。
でもここ数年は確実に寒暖差アレルギー。自律神経が弱ってるのかな。
10月14日
25:55
案の定、この1週間分の疲れがどっと出てきたようで、
昨日の戦場を片付けながら、洗濯機回して、
荷物をいくつか受け取ってダンボール解体したら
あとはもう、ラジオを聴きながら
だらだらとかぎ針を動かしているうちに今日はおしまい。
最初からそのつもりだったからそれでいいんだけど。
10月13日
25:30
ボリュームのある宿題の撮影、第2幕の8回目。
前回の撮影以来じつに3週間ぶりなので、
記憶を辿って繋げるのにちょっと時間がかかる。
でも、残っていた山をどんどん崩していって、
けっこう遅い時間までがんばった結果、
ようやくゴール目前まで漕ぎ着けたかな。
あと半月ほどの間で、最後のピースを集めておかねば。
10月12日
24:20
水曜手芸倶楽部・青林檎組。
M.M部員は、輪針で帽子を編んでいる。シンプルなリブのキャップは
作り目の目数とトップの減らし方で決まるからね。二目ゴム編みは4の倍数でね。
午後からは苺組。
M.Y部員もこのところずっと編み物をしている。
トップダウンのセーターの後半部分を編んでいるところ。そろそろ重たそう。
O.S部員は、バッグの内ポケット2つを準備中。
片方につけるファスナーのサイズ調整で、ひさしぶりにムシを切る。
部長も自分用に作りたいものが山ほどあるんだけど、まだ我慢。
10月11日
25:25
ヴォーグ学園、火曜クラスも新学期。
午前も午後も、前方の席に新入生が少し加わったので
初日あるあるで後方の席の先輩たちはやや放置気味だったけど
放置しておいてもお互い刺激し合っている様子なのでたぶん大丈夫。
という新旧絶妙なバランスにてスタート。
午後なんて、後ろ半分はかぎ針編みでボール作ってたし。
革の裁断もしてたっけ。いずれにしろ、がまぐちは前方席だけだったな。
誰かが「体育会系手芸部」なんて言ってたけど、
その通り、ぜんぜんほっこりしてないけど、また半年間どうぞよろしくね。
10月10日
24:50
針仕事の中でもちょっと不慣れなジャンルに手を出したら
何度も指先を刺しては出血する羽目に。
舐めて、絆創膏を巻いて、ハサミのお尻で叩く。
指に針を刺したらハサミのお尻で叩くっていうおまじない、
誰に言ってもそんなの知らないと言われてしまうんだけど
これの由来はどこにあるんだろう。地域的なものなのかな。
10月9日
25:30
ベランダのプランターに給水用ペットボトルを挿しておいたら
生い茂った葉の陰に、極太きゅうりができあがっていた。
ズッキーニより大きい。掴んだら手首より太い。
どうやって食べようかな。
10月8日
24:50
ヴォーグ学園の新学期がスタート。
土曜クラスも新入生のみなさんを迎えたので、
口金の原型を取って、型紙作りを開始。
必須アイテムのカッティングエッジつき方眼定規は、
ほどよい幅と長さで、目盛が見やすいのがなかなかなくてね。
次回はおすすめの方眼定規を持って行こう。
10月7日
24:45
じつは1週間ほど北海道におりました。
雪虫が飛んで、大雪山が真っ白になって、
もちろん朝晩はストーブを焚いていたので
冬の服装で東京に戻ってきたのだけれど、そのまんまでちょうどよかった。
なんてったって、日中の最高気温13℃という
12月上旬並みの東京の寒さは、88年ぶりのことだそうな。
体調崩さないようにしないとね。
10月6日
24:55
いきなり寒くなってしまったけれど
このまま冬に突入するのだろうか。
春と秋がどんどん短くなっていく。
ウールのコートの前に、綿のコートも着たいんだけど。
10月5日
25:15
今日1日で16560歩も歩いてしまった。
いろいろと予定が狂ったせいもあったのだけど
色づいた街路樹を眺めつつ、気持ちのいい秋の空気を呼吸しながら
日頃の運動不足を少しは解消しようという魂胆もあるものだから、
わざと遠回りしたり寄り道したりして、むやみに歩き回ってしまった。
そんな歩き溜めじゃなくて毎日コツコツじゃないと意味なさそうだけど。
10月4日
24:20
あのアラートの音ってもうちょっとなんとかならないものか。
注意喚起の目的は果たしつつも
不快じゃなく心臓にマイルドな音はないものか。
そもそもあんなの鳴らされて、頑丈な建物か地下に入れと言われても
そんなの都合よく近くにあるわけないし。
10月3日
24:30
そろそろ衣替えをしないとね。
着ない服は捨てないとね。
もういちいちボタン外して取っておくのもやめないとね。
むやみに服作るのも、ちょっと考えないとね。
10月2日
24:50
夏糸は、手に優しくないものも多い。
いま編んでいるのも、そっちのタイプ。
それにしても、いつにも増して手が荒れている。
まさか、シュウメイギクを摘んだせい?
キンポウゲ科の植物には毒があるものが多いなんて知らなかった。
皮膚炎を引き起こす有毒成分が含まれてるんだそうな。
昔は、いろんな茎や実を咥えたり齧ったりしていたけど
いま思えばけっこう危険と隣り合わせだったんだろな。
オンコ(イチイ)の赤い実なんてよく食べてたもの。種まで齧らなくてよかった。
10月1日
24:10
もう10月だなんて思えない気温の高さ。
半袖の服を着て、夏糸を編む宿題に勤しんでいると
これから夏に向かうのではないかという錯覚に陥りそうになる。
でもいまもう一回夏をやるのはイヤだな。
四季があるのはいいことだ。ちゃんと寒くなってほしい。
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