9月30日
23:50
9月が終わり、10月がやってくる
というだけでなく、なんだかいろいろな変わり目の
このタイミングでの台風襲来って。
古い時代の腐った残滓が、きれいさっぱり洗い流され吹き飛ばされ
台風一過、清々しくピカピカな国に生まれ変わったらいいのに。
でもそんなことにはぜんぜんならなそうだから、
せめてモバイルバッテリーの充電でもしておこうかな。
9月29日
25:15
ひさしぶりに蔵前の角田商店へ。
10月1日は、恒例のセールの日だけれど
緊急事態宣言が解除になり、でも台風もやってきそうで、
おまけに、いろいろな商品の値上げラッシュが待っているらしい。
と聞いて、予定外だったものも少し買い込んできた。
口金も、ハンドルも、接着剤も、値上げだそうな。
輸入ものは非現実的な価格設定になってしまうケースも出てくるので
例えば木製持ち手の一部などは、やがて廃番になるかもしれないとのこと。
こんなにたくさん木がある国なのに。
間伐材で国内生産できないものなのか? と、私などは単純に考えてしまう。
豆腐作るための大豆を、どうしてよその国から輸入しなきゃいけないのか?
どうして十勝の大豆じゃダメなのか? 私には理解できない。
狭い国土に遊ばせてる休耕田が何よりもったいない。
インチキくさいSDGsキャンペーンやる前に、まずは食料自給率あげようよ。
   15:Life on Land・陸の豊かさも守ろう
「陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、
砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する」
9月28日
24:30
野暮用をまとめて抱えて近所へ出かけた。
郵便局で4つくらいの案件を片付けて帰ろうとしたら
年賀はがき、と印刷されたポケットティッシュをもらった。
え〜、もうそんなお話? そりゃそうか、10月だもんね。
気づけばカレンダーだの手帳だの言ってるし。
しかし、さぁもう自由に動いていいよ、って急に言われても
どこへ行ったらいいのやら。油断禁物だし。
9月27日
26:45
夏の疲れが一気に噴出してきたのか、
かぎ針を握ったまま昼寝ばかりしていて、さっぱり捗らない。
涼しくなって、よく眠れるのはいいことだけれど。
涼しくなって、やたらお腹が鳴るのはどうしたものか。
9月26日
25:40
ひさしぶりの日曜手芸倶楽部・桃組。
Y.M部員は、編みかけの棒針にキャップをはめて持ってきた。
すっかり季節が変わって、早く仕上げて着たい気候になってきたね。
躓いていたところを解決できたので、あとはコツコツ続きを編んでね。
部長も早く夏糸の宿題を終わらせて、暖かい素材を編みたいな。
9月25日
25:55
ようやく方針が定まって、そんなにほどかなくても済むようになる。
ところが、新しい糸玉の真ん中から糸を引き出して
さくさく編み始めようとした途端、結び目が現れて出鼻を挫かれる。
しかたないことだとわかってはいるけれど、初っ端に結び目はやめてほしい。
と、ここで、MacBookのくせに
「しょっぱな」を「初っ端」なんて変換できるんだ、とびっくりする。
9月24日
24:55
日がな一日、編んではほどき。
あっという間に日が暮れて、びっくりする。
もっとさくさくできないものかと思うけれど、しかたない。
9月23日
26:05
夏糸の山を崩し、編んでほどいてを繰り返しているうちに日が暮れた。
何度も編んでいる糸なのに、手加減が定まらない。
昔編んだ作品を引っ張り出してきて、ゲージを合わせる。
こういうふうにも役に立つんだな。
9月22日
25:10
水曜手芸倶楽部・青林檎組。
T.T部員は、手織り布の端ぎれで作った仕切りつきの袋に口金をはめる。
難しい三枚口の口金を上手にクリアして、素敵なポーチが仕上がった。
M.M部員は、プラコードのバッグを底から編み始めていたのだけれど
途中で間違いを発見し、ほどいて編み直し。あるあるだけど、最初にちゃんと読もうね〜。
午後からは、苺組。
O.S部員は、タイベック素材でお花を入れるバッグを作る。
長さ調節ができるように、ホックを使って工夫するのはいいアイディア。
M.Y部員は、既製のバスケットの内袋を複製するべく、採寸して型紙をおこす。
うまく収まるのができたら、布違いで何種類か作っておくと楽しいかもね。
部長は押し寄せてきた夏糸の山と格闘する日々が始まっちゃった。
9月21日
26:55
中秋の名月、そして、満月。
お天気次第だからどうかなと思っていたけれど、しっかり月見酒できた。
いつもより遅めに予約した健康診断で、
昨夜から禁酒&朝から絶食だったので、よけい沁みる。
体重とBMI値は最高記録更新しちゃったけれど、これはもう自業自得。
それにしても、血液検査とか尿検査とか大腸がん検診とかの検査キットの進化はすごい。
尿検査の笹舟みたいなペーパーカップは素晴らしい造形だと思う。
日夜いろいろ試行錯誤している人たちがいるのだなと、感謝する。
9月20日
25:25
そうか、世の中は連休なのか。
祝日マークのないカレンダーを見て生きているので気づかずにいた。
ゴールデンウィークとかシルバーウィークとか
なんとかマンデーとかフライデーとか名づけて
一斉行動を促すような愚策はやめて、分散すればいいのに。
と、渋滞だの行列だのというニュースを聞くと思うんだけど
なんだかんだ言って混んでる中で団体行動するのが好きなんかね、この国の人は。
9月19日
26:30
大掃除続行中。
端ぎれの引き出しを丸ごと捨ててしまおうかと思ったけれど
やっぱりそれはできなかった。
半島を切り捨てて広い陸地は残す、という往生際の悪い方法で
それでも少しだけスリム化することはできた。
それにしてもこの状態、明日には決着つけなければ。
9月18日
25:40
本が1冊できあがると、やがて掲載作品が返却されてくる。
それは非常にスペースを圧迫する出来事なので、なかなかの混乱を招く。
おまけに今回は1冊分じゃすまなくて、
じつは昨年の本の作品も、ずっと編集部に居候させてもらってたのが
まとめて戻ってきてしまったものだから、さあたいへん。
こんなに体積のある膨大な数量の物体を、いったいどこに収めればいいの?
もういっそのこと、捨てちゃう?(うそうそ)
そもそも、ろくに片付けずに放置していた数年分のツケが一気に押し寄せてきたのだ。
腹を括って、引き出し&カゴなどの中身を床に全部ぶちまけてみたら、
ただいまのところ、泥棒に入られた直後? あるいは引越し前夜? 
というくらいの修羅場と化している。今日はもうやめた。明日に持ち越し。
9月17日
24:45
そういえば、最近あんまり肩が凝らなくなった。
シャワーで済まさずマメにバスタブに浸かってるからかな。
冷たいお茶ばかりじゃなく温かいものを飲むようにしてるからかな。
いや、根詰めて仕事してないからか。
9月16日
24:20
ちょこっと掃除していたら、古いカレンダーが出てきた。
なんと、2013年。なぜか捨てそびれていたらしい。
パラパラめくってみたら、
打ち合わせやら撮影やら歯医者やらセールやらに混じって、
ランチだの打ち上げだの同窓会だのOB会だのと書いてある。
12月を見てみれば、Party、宴、忘年会という文字が踊る。
2013年当時だって、そこそこ出不精だったはずだけど
それでもこんなに楽しそうな日々だったのね。
9月15日
25:55
水曜手芸倶楽部・杏組。
N.A部員は、ファスナーポーチいろいろ製作中。
今回は、円形にチャレンジ。フラットなのと、まちつきと。
裏布もつけて、どんでん返し、続きは宿題でうまくいきますように。
午後からは、葡萄組。
M.T部員は、だいたい仕上げてきたL字型ファスナーのお財布に、
Dカンを通したタブをカシメでとめて、めでたく完成。
次は、かぎ針編みのバッグを作るために、まずはモチーフを編むリハビリ。
そんな最中に、九州で暮らすM.S部員から、
先日来、製作過程を知らせてくれていたカットワークのドイリーの完成写真が届く。
あいかわらずエネルギッシュにいろいろ作っているご様子に刺激を受ける。
部長は当面、同時進行3プロジェクトでかぎ針モード。
9月14日
24:45
ヴォーグ学園、今学期の締めくくり。
ということをすっかり忘れてご挨拶しそびれたけれど
みなさんまた来学期にも会えるってことね。
今日は持参したバッグを空っぽにしてひっくり返したり
いろいろ大公開しちゃったけれど、
あんなことで喜んでいただけるなら
また何か面白そうなもの持っていきます。
では1か月後に。って、あっという間なんだろうなぁ。。。
9月13日
25:05
早くも金木犀が咲いているという噂を聞きつけ、
最寄りの金木犀スポットに出かけてみた。
ほんとだ、やけにまばらで貧相だけれど、いちおう花がついてる。
でもぜんぜん匂いがしない。
マスク外してくんくん嗅ぎまわったけど、さっぱり。
私が嗅覚異常なわけじゃない。さっき普通にコーヒー飲んだばかりだし。
金木犀のほうが異常なのだ。種なしぶどう的な、匂いなし金木犀か?
そもそも、知らない道を歩いていたら不意打ちのようなタイミングで漂ってきて
はっと振り向かせられるのが金木犀の醍醐味という気がするのに
マスクしてると、その機会が奪われてしまうな。
なぜだか金木犀の場合は「香り」じゃなくて「匂い」と言いたくなる。
9月12日
26:20
あれから20年、というニュースを見聞きしながら
自分の20年間を振り返った人は多いことだろう。
あの瞬間、自分がどこにいて何をしていたか、
鮮明に覚えている大きな出来事のひとつだ。
自分にとってもある意味節目を迎えていたときだったから、なおさら。
まさか20年後にこんな世界が待っているとは想像もしてなかったけれど。
いまもまた節目ってことか。さて、これからどうしようか。
9月11日
25:55
ヴォーグ学園にて、午前中はひさびさの1Dayレッスン。
畳縁のがまぐちケースを作りました。
こんなご時世にもかかわらず、満員御礼で
ミシンのスペースがちょっと窮屈だったのが申し訳なかったです。
ご参加くださったみなさま、ありがとうございました。
2時間半の1Dayレッスンには、
このくらいのボリュームがちょうどいいなと再認識しました。
振り返ると昔はけっこう無茶なことやってたなぁ。。。
午後からの定期講座も、畳縁の余波を引きずりつつ
お喋りしてるうちに終わっちゃいましたね。
でもやっぱりこういう時間は大事よね。不要不急なんかじゃないよね。
この先も中断させられることなく続けられますように。
9月10日
24:25
ひさしぶりに残暑がぶり返してきた。
寒さの再来には「寒の戻り」っていう言葉があるのに
その反対語ってないよね。なんでだろ。ま、いいけど。
でも今日は、窓を開けたら風が抜けたのでエアコンはつけなかった。
換気のために扇風機を回しているのが癖になり、
部屋の空気が常に動いていないと気が済まなくなってしまった。
天井がもっと高かったらプロペラつけたいくらいだ。
9月9日
24:30
糸の宿題の提出期限がやってきたので
朝からノンストップの追い込みモードで仕上げ、
夕方ぎりぎりになんとか送り出す。
金曜日に締切って多いけど、なんとなくキリがいいからなのかな。
月曜日だと、土日で決着つければいいから気がらくなんだけどな。
9月8日
26:40
水曜手芸倶楽部・青林檎組。
M.M部員は、試験勉強追い込み中。数をこなせば上達するということを
短期間で証明して見せてくれている。あと10日、がんばってね。
T.T部員は、手織りの布で、がまぐちポーチを作る。
三枚口の口金をつけるので裏袋がややこしいけれど、間違えないように縫ってね。
午後からは苺組。
M.Y部員は、ダーニングマッシュルームにかぶせて、せっせと靴下の穴を繕う。
冬を前に、いい光景。楽しくなってハマる気持ちもなんとなくわかる。
O.S部員は、巾着にループエンドを作って仕上げ、
次は、タイベックでバッグを2種類作る計画。まずは製図の確認から。
部長も手持ちのタイベックを使い果たしたので、真似してネットで買おうかな、と画策中。
またみんなで日暮里ツアーに出かけたいねぇ。。。
9月7日
27:15
「お母さんはアラン・ドロンよりジャン・ポール・ベルモンドのほうが好きなんだよな」
と父が言って母が笑ったとき、私はまだ子どもだったので
「私もだよ」と賛同することはできなかった。
20代前半、はじめての無計画ひとり海外旅行でパリに行ったとき
サンジェルマン・デ・プレの裏通りの小さな映画館にほんの出来心で入ってみたら
上映していたのは『勝手にしやがれ』だった。
2度目だから字幕なしでも平気、と最後まで観た。
それから10年くらい経って何度目かのパリに仕事絡みで行ったとき
あてがわれたホテルは『勝手にしやがれ』の舞台になった場所だった。
あの有名なラストシーン、カンパーニュ・プルミエール通りで過ごした数日間には
忘れられない出来事がいろいろあって、いよいよあの映画は私にとって特別なものになった。
つい先週、『ファスナーポーチの型紙の本』のフランス版の見本が届いて
裏からめくったら実物大型紙に「Regle pour soufflet」と書いてあったので
soufflet? と、原題の『A bout de souffle(=息切れ)』を連想して
思わず辞書を引っ張り出したら「ふいご、蛇腹、まち」という意味があると知ったばかりだった。
今年は好きな俳優の訃報が続く。
9月6日
25:30
しまった、厚いほうの布団を出そうと思っていたのに、と思いながら
ちょっと寒いけど、めんどくさくてそのまま夏布団で寝ていたここ数日、
朝起きてくしゃみしていた。うっかり風邪引いたら厄介なことになるから
今日はちゃんと毛布を引っ張り出しておいた。
急に寒くなりすぎて、ついていけない。
ベランダの手すりに30羽くらいで固まってるヤツらも全員ふくら雀になっている。
9月5日
26:50
祭の大団円は斜めに流し見していたからよくわからなかったのだけど
終盤、あれはパリへの引き継ぎの一環?
黒い服着て車椅子に座った人たちが腕だけで行ったパフォーマンスに
目を奪われてしまった。ところが、いくら検索してもたいした情報が出てこない。
なんで? 前半のお遊戯会のアゲ記事ばっかりだ。やれやれ。
さて、これから祭の後始末が大変だね。
どさくさ紛れでうやむやにされそうだけど。
9月4日
25:45
降りしきる雨の中、日産スタジアムのセンターサークルにピアノ1台。
鳥肌立つ映像だった。
藤井風くんの無観客ライブ配信を見逃さずに済んだのは
すっかり虜になっている友人のおかげ。
コーヒーとかぎ針と糸を傍らに観始めたものの、かぎ針なんて早々に放棄して釘付けになった。
圧巻。
誰もいない客席のNISSANのマークに、どうしたって浮かぶあの顔がオーバーラップしてくる。
そういえば4日じゃないか。10年と1か月目だ。
風くんの歌声は、マツの魂にも届いただろうな。
アーカイブでまた観たい。
それにしてもすごい人だな。あの若さであのオーラ、何なんw
9月3日
26:15
一昨日あたりから激しさを増していた編集担当者との赤字の応酬も
本日怒涛のラストスパートを経て、泣いても笑ってもめでたく校了。
しかし、便利な時代になったよね。
赤字入れてスマホで撮ってpdfで送るだなんて。
昔だったらいちいちバイク便呼んでたのか? FAXで送ってたのか?
などと感慨に耽っていたら、別件のゲラが封筒に入って届いたりもするんだけど。
どっちみち、完全ペーパーレスは無理だもんね。
そもそも、型紙から始まってたりするし。
9月2日
24:40
9月2日だから靴の日だって。わかりやすすぎる。
靴ねぇ。。。昔はあんなに試着しまくってしつこく探していたのに
いつからネットで買うのが平気になっちゃったんだろう。
しかも、こんな引きこもり生活で、新しい靴なんて必要ないのにさ。
出かける回数が減ってるもんだから、履き慣れていたはずの靴も
ひさしぶりに履いて歩いたら靴擦れができたりして
それは、足の皮膚がヤワになっているということなんだろうな。
その下にある筋肉や血管も、ヤワになっているんだろな。
由々しき事態だ。
9月1日
25:55
水曜手芸倶楽部・午後の葡萄組。
M.T部員は、革の端ぎれで作っているお財布の続き。
何度も距離を確かめ、カーブに沿わせてファスナーを貼り、
内ポケットのつけ位置を確認。
あとはじっくり宿題で縫ってきてね。
部長もやっと作りかえたものの、もやもやしているお財布。
使い勝手を追求して、また作り直そうかな。
最新の『アトリエ便り』に戻る
l>