12月31日
23:30
例年にも増して現実感の薄い大晦日。
まぁいいや。じたばたしてもしょうがないので、
ニュートラルにフラットにシームレスに
つるっと2021年に滑り込もう。
やたらと、ご自愛くださいね、と言っていた気がするけれど
本当に、自分を愛して甘やかして、自画自賛して、自己満足に浸って
免疫力を上げて、生き延びましょう。
来年は違う世界が開けることを祈って。
12月30日
25:15
年明け早々に提出期限という宿題がひとつあるので
間際に慌てないように、ぼちぼち作り始める。
本当は素材探しに行きたかったけれど
迷ってうろうろして余計な拾いものをするのも嫌なので
手元にあるもので最善を尽くすことにしようと腹をくくった。
積み上がった生地を引っ張り出したりしているうちに
倉庫は大掃除のシーズンとは逆行の様相を呈して来たぞ。
12月29日
25:45
もう外には出かけないで済むように
昨日のうちに野菜などの買い物を済ませておいたのだけれど
いざ黒豆を煮ようとしたら、砂糖の残量が微妙なことに気づいた。
迂闊だった。。。いやでもどうにかしよう。
きび砂糖に黒糖に氷砂糖に角砂糖、総動員してブレンドしたら、なんとか足りた。
どんな複雑な味に仕上がるか楽しみ。
12月28日
24:15
都内某ギャラリーでの作品展最終日に滑り込み、
恩師と十数年振りの再会を果たす。
ぐるぐると会場を何周もしながら、
展示作品について貴重なお話を聞かせていただいているうちに
あっという間に何時間も経ってしまった。
夕方の電車が混む前に退散しようと思っていたのに申し訳ない。
先生が無事に帰宅されていますように。
そしてまたいつかお互い元気で再会できますように。
12月27日
27:05
油断すると夜更かししてしまう時期だな。
ネガティブなニュースは横目でうっすら流し見して
引きこもって楽しいことをして心身を守ろう。
頭のイカれた爺さんたちに腹を立ててばかりいると免疫力が下がる。
高齢ドライバーの自動車免許よりも
先に国会議員の免許返納制度を確立してもらいたいね。
反射神経の鈍い爺さんたちにいつまでハンドル握らせておくんだよ。
12月26日
25:25
朝から溜まっていた洗濯物をたくさん片付けた。
室内干しでもすぐ乾くから嬉しい。
このカラカラな空気は、東京の冬の好きなところ。
こんなご時世だから加湿器が必要か? とちょっと考えたけれど
乾燥してるの好きだからやっぱりやめた。
せっせとお茶を飲めばいいや。
ただいま室内の湿度30%。ちょうどいいな。
12月25日
26:10
来春に行う予定の新規プロジェクトの打ち合わせに出かけた。
はじめての試みなので、なにもかもが手探りのテストだけれど
学ぶことはいろいろありそう。
帰りには寄り道してきたいような場所だったけれど
そんな気にもなれず、まっすぐ帰宅。
地下鉄ももうすっかりガラガラ。
私もいちおうこれで仕事納めかな。
原稿書いたりとか、冬休みの宿題はたくさんあるけれど。
12月24日
26:45
先週のロケの写真をチェックしながらの打ち合わせのあと、
このプロジェクトを締めくくる最後の撮影へ。
難関だったカットも、クレバーなモデルさんのおかげで無事クリア。
あとは原稿を書かねば。
みなさま、ひとまずおつかれさまでした。
12月23日
25:45
水曜手芸倶楽部・青林檎組。
T.T部員は、サコッシュの続き。ファスナーをつけて、脇を縫って。
あとは、裾のフリンジがうまいこといくといいなぁ。
I.M部員は、ネックウォーマーを編む予定で、すごくいい糸を買ってきたのだけれど
まずは別の糸で基礎編みの復習を。冬休みにじっくり本番の糸で編んでね。
午後からは、苺組。
M.Y部員は、最近すっかりダーニングにハマっている様子。
今日はデニムの膝の白くなったところに四角いアクセントを加えていた。
O.S部員は、1号棒針でミニミニセーターを編み始める。
昨年作ったあみぐるみのお人形用の服だそうな。小さいものはなんでもかわいい。
M.M部員は、アランのセーターの仕上げ段階で、袖下をとじる。
聞けばステイホーム期間中に編んだという。今年の集大成だね。
手芸部も今日が今年最後。
中断期間もあったけれど、再開してからは
みんなマスクして、窓を開けながら、なんとかやってきました。
来年はもっとのびのびできるようになるといいな。
12月22日
25:55
英国が心配だけれど、他国のことを心配している余裕はない。
ドーバー海峡は封鎖されたというのに、成田は開いてるという。
飲食の場にリスクがあるとこれだけ言われているのに会食を続け、
芸者やらコンパニオンやらと宴会したがるおっさんたちの
正常性バイアスに呆れている間に、国が沈んでゆく。
医師会の悲鳴にも似た訴えが聞こえないほど耳が遠いのか
それとも認知機能が低下しているのか。
頑固になるのは認知症の症状のひとつらしいが。
もうさぁ、若返らせようよ。この非常時の舵取りは高齢者には無理だってば。
12月21日
24:45
天空では、木星と土星が大接近中。
日没直後の南西の空に、ひときわ明るい2つの光は見つけた。
双眼鏡じゃ土星の輪までは確認できなかったけれど。
実に397年ぶりのことだそうで。
397年前といえば、徳川家2代秀忠から3代家光に代わるころだそうな。
うんざりする地上から、しばし夜空に逃避するのもいいかもね。
しばらくの間見られるらしい。望遠鏡用意しとけばよかったな。
12月20日
26:10
日曜手芸倶楽部・蜜柑組。
Y.M部員は、左右同時進行で編みかけの五本指手袋の続きを。
増し目する段で目数が増えすぎていたところもリカバーしたし、
模様編みのリズムも掴んだので、お正月休みに仕上げられるといいな。
部長も触発されて、リストウォーマーでいっか、と思いながら
筒状にリブ編みしていた先に指を編み始めた。五本指手袋は楽しい。
12月19日
25:30
昨日までの反動で、脱力の1日。
洗濯したくらいで、
な〜んにもしなかったな。
たまには、そんな日もあっていいよね。
12月18日
26:30
今年ラストの大仕事、1泊2日の撮影旅行から戻って来ました。
出かけた先は千葉県館山。
県境を跨いだのはとてもひさしぶりのこと。
これを無事に成し遂げるまでは年を越せないと思っていたので
今月に入ってからは、ただの風邪すら絶対ひかないように
最新の注意を払って過ごしていたけれど、
向こうでよからぬものを撒いてこないようにも気をつけつつ
予定のカットを撮り終えました。
スタッフのみなさま、そしてモデルをつとめてくれた愛しきみなさま
本当におつかれさまでした。ありがとうごさいました。
いやもう、浮世のあれやこれやが吹き飛ぶ、夢のような1泊2日でした。
出発前日までしつこく作り込んでいたものたちも日の目を見れたし
きっといいものができあがるはず。
もう少ししたら詳細をお知らせしますのでお楽しみに。
それにしても、館山から眺める富士山があんなにきれいだなんて知らなかったなぁ。
12月16日
24:35
水曜日だけれど手芸部は来週にまとまってもらって
撮影準備に明け暮れる。
なんだかんだでぎりぎりまで細かい作品の追加製作をして
ようやく、気が済んだ。
あとはもう現場次第だな。がんばろう。
12月15日
26:20
急転直下での徹夜作業はほんとにご苦労さまと思うけれど
そんなにみんな手のひら返しで雪崩を打ってキャンセルしちゃうんだね。
いっそのこと、割引とかポイントとかクーポンとかをやめて
いつも正当な対価を支払うことが当たり前な世の中になったら
こんなバカバカしいことがなくなるんじゃないのかと、ふと思ったりする。
二度手間とか無駄足とか最初からもう一回やり直しとか
いままでの苦労が水の泡とかが、本当に嫌い。
とはいえ、それでも変更を余儀なくされる場合はある。
だからこそ、被害を小さくするためにプランBとかプランCを用意しておくんだよね。
12月14日
24:30
夕方、GoTo停止という速報を聞いたとき、
重い腰を上げてようやく医療現場に視察に出かけたら
頑固爺もさすがにそういう気になったか、と、一瞬思ってしまった自分を呪う。
よくよく聞いてみれば28日からという、またもや寝ぼけた話だった。
なんだよ、支持率が下がったから慌てて「やってる感」を出してみただけかよ。
やっぱり永田町に討ち入りに行かねばならんか。
それにしても、どうして入国緩和については報道されないのだろう?
空港検疫で毎日そこそこの陽性者が出てるのに。
でもあんまり全国のことを広く考えている余裕がないので
私はとにかく北海道がピークアウトすることをひたすら祈る。
12月13日
26:30
連日映し出される雪景色の故郷の風景を、ただただ心配しながら眺めている。
いままでは、初雪が降っただの、最低気温を記録しただの
旭山動物園で動物の赤ちゃんが誕生しただの
全国区のニュースに登場するネタはそんなことくらいだったのに。
ここは道北一の歓楽街、サンロク街ですが、人通りもなく閑散としています
などと薄暗い街並みを映すのは、恥ずかしくなるからやめてほしい。
そこはコロナと関係なく、もとから閑散としてるんだから。
この先、もっとさびれてしまうんだろうな。
とにかく医療が踏みとどまって、一日も早く復活することを祈りつつ
遠くからできることは、自分が患者にならないようにすることだよね。
12月12日
26:10
ヴォーグ学園、午後のがまぐち製図クラスも今年最後。
去年は台風で休講になり、今年はコロナで休講になり、
波乱に満ちたクラスだったけど、来年は予定通りにできますように。
みなさん、1月も元気に会いましょうね。
放課後、急いで電車に乗って京橋にあるギャラリーへ。
友人の娘さんが出展している作品展の最終日に駆け込んだ。
作者は北海道在住なので、絵だけの参加でご本人は来られず。残念。
こんな時代でも、真摯に創作活動をしている若い人たちがたくさんいるんだなと思い
それぞれの作品からエネルギーをいただいてちょっと元気になり、
ギャラリーを出て銀座方面へ歩けば、街並みに12月っぽい風情も感じられて、
とはいえ人出の多さに不安も募り、そそくさと帰ってきてしまった。
心置きなくショッピングって気分にはなれないもんね。
12月11日
26:15
毎度のことながら、メルケル首相の必死の呼びかけは心に響くものがあった。
ドイツ国民じゃなくても、背筋が伸びる思いだった。
一方、我が国の首相ときたらどうだ。
ニコ動の生放送に出演して、ヘラヘラ笑いながら
「こんにちは。ガースーです」ときたもんだ。
私が前線で働く医療従事者だったら殺意を覚えるだろう。
こんな人が国のトップだなんて情けない。レベルが低すぎて恥ずかしい。
分科会も、各地の医師会も、日本病院会も、いまや経済学者ですら
GoTo中止を提言しているのに、この頑迷さはなんなんだ?
もしや認知症の症状なのではないかと疑ってしまう。
どうしたらあの頑固爺を変えられるんだ? 討ち入りか? 一揆か?
12月10日
26:10
昨日アトリエから送り出した巨大段ボール4個口を
都内某所で受け取って開け、中身を出して撮影する傍らで
一部の作品を仕上げながらその工程も撮影するという
ひさしぶりにハードな一日だった。
プロセス撮影、うまくいくかと心配だったのだけど、なんとかなったかな。
みなさま、おつかれさまでした。
でもメインの撮影は来週。これはもう、ただただひたすら楽しみ。
12月9日
25:55
水曜手芸倶楽部・青林檎組。
すっかり編み物沼にはまってしまったM.M部員、次はビーズ編みを始めた。
細いレース糸に小さなビーズを通してかぎ針で丸く編む。これも楽しくなっちゃいそうだね。
帽子2つを編み終えたT.T部員は、自分で染めた布をどう料理しようか悩み、
サコッシュに仕立てようということになって、まずはファスナーの長さ調節。
午後は、苺組。
M.Y部員は、『大人のためのかぎ針編みの帽子』に載っているベレーを編み始めた。
編み図に何か発見したら報告してね。
O.S部員は、『冬に編みたいバッグの本』の中のサコッシュを完成させて
次は二つ折り財布を作ろうと、材料とデザインの検討。
お財布のダウンサイジング問題は、部長もいまだにぐずぐずと悩んでいる問題。
ところで今日は、作品が詰まった巨大な段ボールを4つも送り出すのに
バタバタしちゃってごめんなさいね。ようやく部屋がちょっと広くなったぞ。
12月8日
26:30
1か月ぶりのヴォーグ学園。
感染者が増えてきたから出席率が下がってくるかと思っていたら
予想に反して、午前中のクラスは机が足りなくなるという事態に。
いまは1人1卓で間隔を開けて座っている状態だからね。
でも幸い角部屋なので、窓を開けて賑やかにやりました。
午後は少しゆったりと、と思っていたら
突然、かぎ針編み基礎講座が始まってしまうという予想外の展開に。
というわけで、今日も盛りだくさんな一日でした。
締めくくりは早くも、よいお年を、また来年ね〜、というご挨拶。
ほんとに、1月も無事にみなさんに会えますように。
12月7日
24:50
やれやれやっとかよ。それにしても
自衛隊を出動させておいて、GoToもいまだにウェルカムなん?
まさか雪まつりとか冬まつりとか普通にやる気じゃないだろうな?
と、ボンクラ市長が喋るのを見ていて、ふと思う。
旭川市のマークって、あんなベタな五芒星だったっけ?
一方で、
政府は来春にも海外からのツアーを受け入れる検討に入ったそうで。
オリパラとその後に向けた「実証実験」だそうで。
おいおい、日本国民は実験台かよ。
そしてさらにまた驚いたことに、我らが政府ときたら、
長崎県・対馬など、国が「特定有人国境離島地域」に指定している
15地域・71島を目的地とした旅行商品について、
1泊5000円の支援策を検討しているそうだよ。
え? 離島にGoTo? 
まだ感染者を出していない地域の隅々にまでウイルスを蔓延させようと?
もはや狂気の沙汰だ。ホラーだ。
それでも支持率50%超えって、いやもう私この国無理かも。
12月6日
25:45
この1年を、きみはどんなふうに空から眺めていただろう?
人間たち大変そうだにゃ。あんなとこさっさとお暇してきてよかったにゃ。
と思っていたか? ねぇミケコ、大変だったよ今年は。
いや〜、でも、去年は去年で大変だったよねぇ。。。
早いもので、1年たちました。
このところ、宿題の都合上とはいえ、よその猫のことばかり考えていたけれど
今日はミケコのことを考えながら、ミケコのものを作っていた。
ちょっとお色直し、ね。
12月5日
25:15
ついに旭川厚生病院の感染者数が記録更新して日本一になってしまった。
現地の友人とのやりとりを振り返ってみれば
北海道で100人、旭川で9人と聞いて、
軽症者用の宿泊療養施設をちゃんと準備してるのかな? と
私が心配していたのが、ちょうど1か月前だよ。
時を戻そう。と言って戻せるものなら戻したいよ。
結局まだ自衛隊に救助要請してないのか?
まったく、あっちを向いてもこっちを向いても、
「バカな大将、敵より怖い」とはよく言ったものだ。
死んだ目をした小柄なおじいさんは連日会食三昧してるようだけど
さらに明日はお誕生日会なんだそうで。そりゃめでたいっすね。
おまけにみなさんボーナス満額もらって冬休みっすか。別の国の話みたいっすね。
12月4日
25:30
夕方、死んだ目をした小柄なおじいさんがぼそぼそと下を向いて原稿を読んでいたけれど
私にはさっぱり意味がわからなかった。
あれは日本語だったのか? 彼はどこの国の人なのだ?
ここはどこ? いまはいつ? 半年くらい時が戻っちゃったのか?
もはや呆れたり怒ったりじゃ済まなくなって、呪詛の感情が湧く。
藁人形でも作ったろかな。
12月3日
26:40
呆れたり怒ったりすることが多すぎる日々の中、
打ち合わせに出かけた先で、ひさしぶりに猫をモフる。
ふかふかのカラメル色した耳、ぽってりした黒い肉球、ふさふさの長いしっぽ・・・。
ああ、やっぱり猫はいいにゃぁ。
いろんなことが全部もうどうでもよくなるにゃ。
・・・いやいや、打ち合わせの結果を踏まえて、作らねば。
12月2日
25:20
頭おかしくなりそうなんだけど、GoTo延長するって? 
そんで国会は閉じるんだって?
そしてよくもまぁ、どさくさに紛れて次から次へと。
違うんだよ、シャインマスカットが他国に盗まれるのを防げるようになったとか
そういう上っ面だけ見て喜んでる場合じゃないんだよ。
もう日本語がぶっ壊れちゃってるから話が通じないのか?
サスティナブルだのSDGsだのオーガニック食材だの有機野菜だの言うてますけど、
ほんとうに、この先何食べて生きて行くつもりだよ。子孫に何食べさせるつもりだよ。
その前にもう、どうせ沈んじゃうからいいのかこの国は。
ボヤを消しに行かないどころかそこへ出かけて焚き火しろって煽ってんだから
消火できるわけなんかありゃしない。あっという間に焼け野原だよ。
DMATのヘリが飛び交っているという旭川はもう戦場と化している。
#自民党に殺される
12月1日
26:20
恐ろしいことに、12月になってしまった。
なんとか無事に生き延びてはいるけれど
あまりにも信じられない政策ばかりが飛び出すもんだから
呆れたり怒ったりして免疫力が低下しそう。
引きこもって現実逃避しているのがいちばん健康的かもね。
こういうとき、やっぱり編み物はいいと思うよ。
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