9月30日
23:55
午前中は月に一度のミケコの通院日。
この残暑の中、約5kgを運搬するのはけっこう重労働なのだ。
午後からは、明後日から始まる作品展のディスプレイに出かけ
地下室(=Basement)に引きこもって、ひと働き。
帰ってきたら、ぐったり疲れてしまった。
でもうっかり寝落ちして日付をまたぐわけにはいかなかったので
睡魔と闘いながら、今日中に買うべきものをポチッと遂行。
8%の世界よ、さようなら。なんだか大晦日みたいだな。
9月29日
25:50
ワークショップのサンプルを仕上げて撮影し、画像を送り、
うっかりしてたらもうすぐ始まる作品展の展示物の準備をし、
月末らしく請求書などの書類を書いて封筒に入れ、
その合間を縫って、宿題の糸をせっせと編む。
作業台を空っぽにして、そろそろ冬物の生地を裁断しまくりたいんだけど、
それはまだ実現できず。
9月28日
24:30
昨日、生地を買いに行こうとしていたのを
すんでのところで思いとどまったのには、もうひとつ理由があった。
とあるクリエイターさんがアトリエの断捨離中で、
処分する予定の素材が放出されているのだけれど
もったいないから見に行かないかというお誘いをいただいていたのだ。
今日、初対面だというのに図々しくお邪魔してしまった。
布も糸も革も使ってらっしゃるそのクリエイターさんが
どんな風に材料をストックしてらっしゃるのか興味があったし、
単純にアトリエを覗いてみたいという好奇心もあった。
思いがけず、ミシンを踏んでアップリケする現場も目撃。
そして、一山は抱え、一山は送り状を書いて託してきてしまった。
うひゃー、うちのアトリエの断捨離はどうなる!?
9月27日
25:40
各方面から届く増税前のセールの誘惑にのっかって
生地を買いに行こうと思っていたのだけれど、
ちょっと頭を冷やして考えて、やめた。
そして端ぎれ整理の続きをしていたら、宿題の糸が詰まった箱が届く。
そうだ、これ編まねば。
9月26日
26:20
NHK文化センターの講座の日。
半年間のひと区切りでした。
今日たまたま持参したサンプル作品がきっかけで
長く受講してくださっているかたの
意外な一面を発見することができたりして面白かったです。
今日残念ながらお休みだったかたにも、またどこかでお目にかかれますように。
9月25日
25:55
水曜手芸倶楽部・青林檎組。
M.M部員は、久留米絣パッチワークのMacbookケースの続き。
パイピングテープを挟んで、胴と街を縫い合わせる。
本日入部のK.M部員は、フラットバッグの裁断をしつつ、
ミャンマーの美しい刺繍や織りの布を生かして何を作ろうかと先々の計画も立てる。
午後からは苺組。
A.Y部員は、前回編み上げたニット帽に、ポンポンを作ってつけたあと、
リネンのテーブルクロスの裁ち目を整えるのに四苦八苦。ざっくり三つ折りして手縫いしておこう。
M.Y部員は、いま抱えているミッションに合わせたがまぐちの型紙を作る。
一発勝負のプレッシャーを跳ね除けて、素敵な作品が仕上がりますように。
O.S部員は、作りかけのバッグの続きで、織り地の胴と底革のドッキング。
底まちつまんで立体にしてから手縫いするのは難儀そうだけど、宿題でがんばって。
部長は、いまやらなくていいことなんだけど、
いまのうちにやっておかないと次はいつできるかわからないようなこと
ばかりやってる今日このごろ。
9月24日
25:40
猫まみれ撮影の第2弾で、先週とはまた別な方角への遠出。
先週の撮れ高が素晴らしかったので、今日はもうほんの補足程度で十分だった。
撮影終了後には、いつだってできあがりが楽しみになるものだけれど
今回の期待感はまた格別。
年末には、この本を肴に美味しいお酒が飲めるに違いない。
もちろん完成したらここでもご報告するのでお楽しみに。
9月23日
25:10
それ、いまやらなくていいことだよね?
と、頭の隅で誰かが囁き続けているのを無視して
端ぎれ整理に没頭してしまった。
ほんとうに、今日やらなくてもいいことだったんだけど。
こんなの、一生かかっても終わらないな。
それをライフワークというのか。やだやだ、端ぎれ整理で人生終えるなんて。
月末のオカダヤのセール、今度こそ高級生地を大人買いしてやる。
9月22日
26:30
ここ数か月、崩壊気味の日曜手芸倶楽部。
体験レッスンに来てくださったHさんは
ヒッコリーのコサージュを作る。最近はヒッコリーが人気のような。
そして、Hさんは来月から入部してくださることに。
休部中の日曜手芸倶楽部メンバーも、復活待ってますよ。
9月21日
25:05
来月前半にみっちり詰まっているワークショップのことが
急に現実感を伴って迫り来るように感じて、
このところの「かぎ針編みモード」から、
ちょっと忘れていた「がまぐち型紙モード」へ戻す。
紙を切り分けて、線を引いて、二つに折って。
来月はこれを合計何回やることになるんだろ。
9月20日
26:10
見逃さないようにと金木犀の様子を見張っていたら
不意を突かれて、スーパーマーケットの店頭に生筋子が並んでいた。
ほかのもの買うのを中止して、カゴに入れる。
やった、小さい秋だ。
酒と醤油だけで漬けるから、いろいろ余計なものが入ってる
添付のタレはいらないんだけど。別売にすればいいのに。
ともあれ、明日はいくら丼♪
9月19日
25:45
今年もまたこの季節がやってきました
と言いたくなってしまう、そして来年も言いたいなと思ってしまう。
猫まみれの楽しい撮影第1弾のために、はじめての街までちょっぴり遠出。
昨年よりもさらに多くの猫にまみれての撮影は、
想像していたよりずっとスムーズに進んだ。
というか、幸せな時間はあっという間なのよね。
そして、ちょうど1年ぶりに再会した茶トラの大ちゃんは、
その名の通りすっかり大きくなっていて、貫禄すら漂わせていた。
スタッフのみなさま、猫のみなさま、お疲れさまでした。
来週の撮影第2弾もどうぞよろしく〜。
9月18日
25:45
水曜手芸倶楽部、今日は午前と午後それぞれひとりずつの貸切day。
I.I部員は、革×ナイロンで製作中の、天まちファスナーのバッグの続き。
キャリーバッグにセットするためのベルトを挟みつつ、脇を縫い合わせてまちをつける。
あとは、持ち手用の金具、いいのが見つかりますように。
O.S部員は、革×マニラヘンプヤーンの手織り布で製作中のバッグの続き。
縫い代の余分をカットして底まちを縫う。次は胴と底を縫い合わせられるかな。
おふたりとも、革もナイロンもマニラヘンプ布も全部黒だったから、
今日みたいなお天気の日には目に厳しかったけれど、
異素材ミックスで素敵なバッグができあがりそう。楽しみ。
9月17日
25:55
野暮用で出かけるのに
2駅ほどの距離だから歩こうかと迷ったけれど
暑さに負けてメトロの駅へ向かってしまった。
近所でも、出かければ必ず小さな発見はあるもので。
小さい秋はまだ見つけられなかったけれど。
9月16日
25:30
ぱんぱんでぎゅうぎゅうで、とっても探しづらいのだけれど
見て見ぬふりしていた型紙のファイルをひさしぶりに直視してみたら、
また作るかもしれないと思われるものは、ほんの1割あるかないかで
ほとんど丸ごと捨ててもいいくらいだった。
でも現段階ではまだ丸ごと捨てる勇気はないので、その、ほんの1割だけを抜き出す。
残り9割を捨てないと、減らないんだけどねぇ。。。
型紙って、一度作ったら永遠に繰り返し使えてお得そうなイメージがあるけど、それは錯覚。
用済みの型紙はただの紙。それも、不定形でたたみにくいったらありゃしない。
あ、洋服の型紙の話ね。洋服の場合は流行り廃りもあれば、体型や心境の変化もあるからね。
がまぐちの型紙は、一度作ったら永遠に繰り返し使えてお得なんじゃない? なんちゃって。
9月15日
24:45
連休明け、各方面に提出しなければいけないものがけっこうあるので
ひたすらその準備に勤しむ。
スワッチ編んだり、編み図を描いたり、原稿書いたり、書類を作ったり。
そんなことしてるとあっという間に日が暮れる。
日が暮れるの早くなってきたし。
9月14日
25:55
中秋の名月は昨日だったけれど、満月は今日だそうで。
それにしても、連日こんなに澄んだ夜空でお月見ができるなんて。
油断すると風邪をひきそうなので、
そろそろちゃんとした布団を出さないと。
冬糸を編んだり、冬生地を縫ったりしても嫌じゃない涼しさになってきた。
秋冬の製作計画を立てなきゃね。
9月13日
26:55
日本ヴォーグ社で今日と明日開催のイベント、イトマ!へ行ってきました。
編集部数か所での野暮用を片付けついでに
軽く覗いてみようと足を踏み入れてはみたものの、
なんだかんだでまた、昨年の「毛糸だ!まつり」同様、
バックナンバー&参考書籍コーナーでお尻に根っこを生やしてしまった。
昭和40年代の手芸本ってめちゃくちゃ面白いんだもの。
いまよりずっと幅広いアイテムラインナップに、豊かなテクニック、
いまでは考えられないような、斬新なデザイン、ぶっ飛んだカラーリング。
和装洋装入り乱れ、かぎ針編みも棒針編みもアフガン編みも機械編みも手織りも
1冊の本の中に、しれっと混在している時代。いいなぁ、この頃って楽しそうだなぁ。。。
そうして座り込んで読み込んでいるうちに、旧知のカメラマンH氏に遭遇してしまう。
ほらほら、こりゃまた先週の続きだよ。空の上でIさんが操ってるぞ。
Iさんのおかげでいまここにいられるんだよね、と、2人で話していたのですよ。
と、空を見上げれば満月。虫の音をBGMに、しばし月光浴。
うっかり高級毛糸1かせ買ってきちゃったから、巻かなくちゃ。
9月12日
25:55
ようやく風が涼しくなってきた。
この夏を生きのびたベランダのハーブたちを労いながら水をやる。
まだ花を咲かせているきゅうり、どこまでいけるかな。
明日は中秋の名月だそうな。天気はどうだろうね。
9月11日
26:05
水曜手芸倶楽部・青林檎組。
M.M部員は、ラウンドファスナーのMacbookケースの続き。
表側には久留米絣パッチワーク。この周囲の長さに合わせてまちを作っている途中。
体験レッスンにいらっしゃったKさんは、ヒッコリーのコサージュを作った。
美しいミャンマーの布を携えて、再来週から青林檎組に参加決定。みなさんよろしくね。
午後からは、苺組。
ベトナム帰りで久しぶりのA.Y部員は、記憶を辿りながら輪針を手に
編みかけだった帽子の続きを編み、なんとか減らし目を終えて頭頂部を絞るに至る。
M.Y部員は、以前アンティーク着物屋さんで見つけたビーズバッグに持ち手をつけるために
レース糸にビーズを通し、レース針で螺旋状に編むという繊細な作業。根詰めないようにね。
T.T部員は、革バッグのリメイクで作っている、とある特殊なツールケースの続き。
コバを磨き、かぶせを貼り合わせて針穴を開け、ボタンも抜いて、もう一息。
S.K部員は、マニラヘンプヤーン2色で2点同時進行中の、かぎ針編みの円形ポーチの続き。
どちらもファスナーをつけ、引き手飾りもつけて、めでたく完成。
ベトナムおやつもいただきつつ、今日はアジア各地の香りを感じながらの一日でした。
9月10日
26:05
ヴォーグ学園の講座、今期ラストの日。
お昼過ぎに帰れるのも今日までと思えば
どこか寄り道したい気持ちにもなったけれど、暑すぎて挫けた。
来月からは午後に新講座が始まる。
台風の影響で今日は来られないかたもいらっしゃったけれど
また来月どっちかで会えるはずよね。
どうなることやら手探りの新講座、楽しくできるように準備しなくちゃ。
9月9日
25:45
台風一過。空気がぴっかぴかに澄んでいる。
外に出たら笑っちゃうほど暑い。でもなんだか嫌じゃない。
カラッと乾いているわけじゃないのに、そこそこ湿度があっても
これだけ透明度が高い空気だと、まとわりつかれても不快じゃないんだな。
あちこちの隅っこに、水溜まりや葉っぱ溜まりができている中を
まだダイヤ乱れ気味のメトロに乗って打ち合わせに出かける。
ちょうどほぼ1年前、同じメンバーで集まった同じ場所で、その続編的な新企画の打ち合わせ。
あのときも、台風だったのだ。
昨年は台風が近づいてくる中だったから、長靴を履いて出かけたことや
喋っている間に窓の外がどんどん騒がしくなっていったことを覚えている。
まずは来週からの撮影、つつがなく楽しくできますように。
1年ぶりのあの子との再会も楽しみだなー。
9月8日
25:55
台風接近中。空気が蒸しっと重たい。
二重窓なので静かとはいえ、ときおりバラバラっと雨粒が当たる音。
窓外では、真っ黒な木のシルエットがぐわんぐわん揺れてる。
朝になったらベランダの床がすっかりきれいになっていますように。
9月7日
26:45
月に一度のワークショップ@蔵前Basement。
本日の演目は、『布で作ろう、革で作ろう わたしのお財布』掲載の
革のトライアングルパース。
ご参加くださったみなさま、ありがとうございました。
革の裁断や縫製も、さほど案じずともみなさんこなしてくださるので
革の演目、今後も増やしていこうと思っています。
そんな今後の打ち合わせを角田商店の店頭でしていたら、
恐らく十数年ぶりに見る懐かしい人の顔が現れたので、一瞬息が止まった。
大昔に、最初の会社で机を並べていた同僚がそこにいたのである。
びっくりしすぎて話しそびれちゃったけれど、この奇遇に驚いたのは
つい先週、某雑誌でアトリエ取材を受けたときに、駆け出し編集者時代のことを質問され
その大昔に作ったログキャビンのコースターなど発掘したりして
当時を思い出していたところだったのでなおさら、だったのだ。
あのころから繋がって、いまがあることを再認識させられることが多い今日このごろ。
長く生きてると面白いね。がんばろう。
9月6日
25:45
行かねばと思いながらずるずる延期していた健康診断へ、やっと行ってきた。
例年は8月中に済ますことが多いのだけれど、今年は9月にずれ込んでしまった。
誕生日が7月末なので、その後にと決めているのもあるけれど、
薄着の季節のほうが、いろんな検査に際して脱ぎ着が楽なのだ。
薄くて軽い服を着ておけば、服のままの体重測定で定量引かれるにもお得だし。
とか姑息なことを考えてる割には、ピアスとかブレスレットとか外し忘れてしまった。
でも、体重も腹囲も減っていた。まぁ、そんな微量の増減はどうでもいいんだけれど。
大腸癌検診の提出物を2日連続できちんと採取できるかどうかが
じつは一番緊張するミッションだったけれど、それはちゃんとクリアできた。
あとは、午前中は混むからと、今年は午後にしてみたら、
朝食抜きより昼食抜きのほうが何倍もつらいということを体感した。
びっくりするくらいお腹が鳴り続けていた。断食道場には行けそうにないな。
9月5日
25:20
朝イチで秋のワークショップ用サンプルの撮影をして
写真のセレクトだけは済ませておいてから、別件の打ち合わせ。
こちらは夏糸の試作品の経過報告会。
修正箇所を確認して、一部の仕様を変更し、再び試作へ。
そのあと、やっぱり午後の光のほうがいいので冬糸のサンプルを再撮。
撮りすぎてわけわかんなくなりながら、結局最初から選び直す。
わかっていながらよくやってしまう無駄骨。。。
これを送って落ち着いたところで、
次はシーズンレスな、いちばん目前に締切が迫っている宿題の作品を編む。
その先にはもうひとつ夏糸の宿題が控えている。
えーっと、どれが何号針だっけ? な状態。
9月4日
24:35
水曜日なんだけど、今日のカレンダーは静かで、午前中の杏組に新入部員1名のお名前だけ。
新入部員といっても、編入生というか転校生というか・・・なので
I.I部員、作りかけのナイロン×革バッグの続きを。
部長、まずは、ずっと漉きたいと思って歯がゆく思っていたところを漉く作業に勤しむ。
これで無理なく仕立てられるはず。宿題で続きを縫ってきてね。
打って変わって来週水曜はなにやら混んできたぞ。
何人かお返事保留してるけど、調整するからちょっと待っててね。
9月3日
25:45
エアコンつけっぱなしにしてると寒くなってくるし、
止めると蒸すしで落ち着かない。
もう、さっさと涼しくなってくれ。
と思いながら、夏糸と冬糸を交互に編む。
9月2日
26:20
少し先の案件のための、素材探し&打ち合わせに出かける。
少し先だなんて思って油断してると、あっという間に迫ってくるんだろうな。
スムーズに素材が決まるといいのだけれど・・・。
エリアは違えどメトロで1本だったので、そのまま私の針仕事展へ。
刺し子・こぎん刺しがいちばん印象的だったかな。
毎度のことながら、なんかちょっと展示会タイトルと内容に齟齬を感じてしまう。
結局はキルトと刺繍なのよね。「針仕事」って、もっと多岐にわたるものなのにな。
とか言いつつ私もチケット配っちゃったけど、明後日までだよ。
9月1日
26:15
恐ろしいことに、9月になってしまった。。。
やらねばならない宿題は、かぎ針編みばかりなのだけれど
ちょっと現実逃避して今日はミシンを踏み続けた。
残り少ない大巻のシャッペスパンを使い切って、
空の糸巻を捨てるとすっきりする。
でも明日からまたかぎ針編みに戻ろう。
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