10月31日
25:20
昨夜ここを閉じて寝ようとしたら、速報が飛び込んできたのだった。
燃え落ちる首里城の姿を見つめる沖縄のみなさまの心痛、いかばかりかと。
私は一度しか訪ねたことはないけれど、いつかまた、と思っていた場所だった。
昨年サントリー美術館で観た琉球王国の美術品コレクションの記憶が蘇る。
一日も早く復元されることを祈ります。
最近の日本は、どうしてこうもつらいニュースばかりなんだろう。
その日本を動かしているらしい人々がもたらすものは、呆れるニュースばかりだし。
呆れる奴らが呆れるようなことばかりしてる間に、この国はぼろぼろになってしまう。
くだらないところで無駄遣いしてないで、ちゃんと直そうよ。
10月30日
27:05
今日こそは1時台に寝ようと思いながら3時過ぎてしまう
という毎日がいったいどのくらい続いているんだろう。
その代わり、昔は寝つきが悪くて本を読まないと眠れなかったのに
いまは、ベッドに入ったら即眠れる。
そして読書量は激減している。どっちがいいんだか。
でももう続けて8時間とか眠れないだろうなぁ。
こんなこと書いてないでさっさと寝ればいいのにね。
10月29日
25:45
編み物シーズン到来ですね。
今日は、オカダヤ新宿本店にて、
編みつける口金のがまぐちポーチのワークショップを開催しました。
昨年同時期のワークショップに参加してくださっていたかたが
今年もいらしてくださったりして、そういうのも嬉しいものです。
昨年は、ミニサイズの縫い付ける口金で作ったのだけど、
それに比べたら、今回のほうが楽に作れて実用的かな? と思うので、
忘れないうちに、また違う糸でも編んでもらいたいものです。
来週は、調布店と北千住店にも参りますので、どうぞよろしく。
10月28日
26:30
昨日作ったサンプルを撮影して、選んで、ちょっと加工して、送る。
というのをやりながら、その合間に雑事を片付ける。
雑事が多すぎてまったく減らない。
それはさておき、『布で作ろう、革で作ろう わたしのお財布・新装版』
ってやつが出たことを、まだお知らせしていなかったような・・・。
初版は4年前ですが、見づらかったなぁと反省していた(そして年々見づらくなっていく)
プロセスページをカラーにして(カラーで撮っていたのに2色でデザインしていたという・・・)、
巻末のページ数を増やして、高密度だった実物大型紙たちをゆったり風通しよく配置し直し、
あとはまぁ、ちょこちょことあった訂正箇所を直して
そして、カバーの背景は黄色にリフレッシュした姿で再登場しております。
今週末のBasementのワークショップは、この本に掲載したアイテムで
ずっとやりたかったんだけど諸般の事情によりなかなか実現しなかったのを
ここにきてようやく、という演目です。
本革で作るアコーディオンパース、革の裁断と、カシメやホックを打つ練習ができますよ。
午前は満席になっちゃったけど、午後はまだちょっとだけお席があるようなので、
ご参加お待ちしております。
10月27日
26:40
来月のワークショップ用のサンプルを作る。
紙紐の仕込みなんてひさしぶり。
と思ったら、もう乾燥の季節が始まっているのね。
おまけに、いま指がちょっと不自由なのだ。
ミケコへの経口投薬で負った傷で、バンドエイドだらけなもんで。
毎回、流血の大乱闘になってしまうので、錠剤のまま飲ませるのは諦め、
粉砕してごはんに混ぜるようにしたから、もう大丈夫だけど。
そんなことしたら昔はバレたのに、いろいろ鈍くなっているんだろうね、
いまじゃもう気づかずに平らげてくれるようになっちゃった。ちょっと切ない。
10月26日
27:05
ミケコの病院通いのおかげで、今年の秋は金木犀の香りをたくさん浴びてる。
今日は朝連れて行って検査して、いったん連れ帰り、
夕方再び連れて行く、というスケジュールだった。
その合間の数時間に、残り物の帆布でミケコ運搬用トートバッグを作る
ということにチャレンジしてみた。
長年使い続けているボロいケージをなんとかしたくて、
ちゃんとしたバッグを作りたいという気持ちはありながら行動が追いつかずに数か月。
そんなにちゃんとしたのじゃなくてもいいや、という状況になってきたので
じゃじゃーっと裁って、だだーっと縫ってみることにした。
お題はシンプルなトートバッグ、A4クリアファイルの入るポケット2つと着脱可能な底板をつけ、
夕方の診察時間に間に合うように仕上げること。という、ひとりソーイング・ビー。
なかなかスリリングで楽しかった。
袋口の両サイドにつけたかぶせの留め具がまだ仮の状態なんだけど、試し運搬はひとまず成功。
10月25日
26:10
来年の仕込みも当然ながらもう始まっているのだけれど
今日はニット系の本の打ち合わせ。
デザインが決まり、糸はどうしようかという段になって
過去の作品や見本帳を広げ、あ〜、もうこの糸廃番になっちゃったんだっけ
何か合う糸ないかな・・・と探していたら、
一仕事終わったばかりでそこらへんに転がっていた別案件の残り糸が目にとまる。
残り糸とはいえ、まだ世に出ていない来シーズンの新作糸なのだ。
こんな風に、前の仕事の残り素材が思いがけず次の作品にぴたっとはまる、
ということが最近多い気がする。続けていることって大事だな。
10月24日
26:50
メーカーさんに材料の発注をして、しばらくした頃
クロネコさんから、荷物のお届けのお知らせが。
近頃はLINEのトーク画面で日時変更とかもできちゃうんだ、すごいね
と感心しながら確認していたら、
あれ? 午前中でお願いしたのに時間指定されてないぞ
と気づいて、変更依頼をする。でもなかなか話が通じない。
「話しかけてみてください」というから話しかけてみても
「申し訳ありません、別の言葉でもう一度お願いいたします」
としか返ってこない。結局入力することで時間変更はできたけど
「詳細はこちら」というリンク先を見ても、発送元の情報が出てこない。
「ところで送り主は誰ですか?」と聞いたら、サービスセンターに問い合わせろという。
仕方なく電話をして確認したら、材料を発注したメーカーさんとは別件だったということが判明。
なんだ、だから最初から話が噛み合わなかったのか。
発送元情報もきちんとわかるようにしてくれないと中途半端なサービスだな。
便利なんだか不便なんだか。
10月23日
26:30
水曜手芸倶楽部・青林檎組。
M.Y部員は、黒いナイロンでビッグサイズのトートバッグを作り始める。
M.M部員は、帽子を編む。アランに初挑戦。交差編みの仕組み、縄編み針の使い方を覚える。
I.M部員は、ミャンマーの刺繍の生地で、巾着を作る。柄を生かすように考えながら裁断。
午後からは、苺組。
O.S部員は、織り地×革のバッグの仕上げ。底鋲をつけて、持ち手つけの途中まで。
S.Y部員は、フラットバッグの続き。最後の袋口を縫う手前まで漕ぎ着けた。
本日入部だけど編入生のS.S部員は、以前作ったがまぐちの修正や、口金の原型おこし。
部長はちょっと気持ちがざわざわしているけれど、
マネージャーはよろよろ歩きながらも、ごはんをもりもり食べとります。
10月22日
25:40
お祝いの礼砲の振動を感じたので、21発中後半の何発かは窓を開けて聞いた。
雨が上がって日が差して、虹までかかるとは、素晴らしい。
と、ときどき横目で眺めながら、雑事に追われまくって、日が暮れた。
あんまりかまってやってないから、糠床の機嫌が悪い。
レモンの木の剪定も放ったらかしなんだけど、実はうっすら黄色くなってきた。
うかうかしてると冬がやってきてしまう。
10月21日
26:20
自分の病院やらミケコの病院やらで、くたくた。
自分の病院は、年に一度の恒例行事だし、何ごともなかったからいいのだけれど。
ミケコはねぇ・・・まぁ歳を考えればしょうがないのだけれど
ちょっとバランスが崩れているのでたいへん。
でも、理不尽なことに振り回された結果、今日の予定がひとつすっ飛び、
そのおかげで空いた時間に対処できたんだから、
人生も猫生も何が幸いするかわからないもんだ。
10月20日
25:30
世の中で起きていることも、自分の身の回りで起きていることも
何をいまさら? なことが多すぎて、リアリティが薄らいでくる。
パラレルワールドの反対側にくるんと落っこちちゃったのか?
いつの間にか言語も常識も通用しない世界に変容してしまったのか?
じつは私の頭がおかしくなっているのに自分だけ気づいていないのか?
理不尽なことに振り回されて時間を奪われるのはもう嫌だなぁ。
10月19日
25:45
急に寒くなってきたので、冬物をごそごそ引っ張り出す。
ショールとか、毛布とか、スリッパとか、フランネルのパジャマとか。
いったん毛布にくるまり出すと、もう手放せなくなる。
暖房っていつから入れてたっけ? 去年のことが思い出せない。
10月18日
26:30
午前中は洗濯しながら校正を1件片付けて、買い物に行き、
午後からは、おかずを作って冷蔵庫に収めながら
とっちらかっていた家の中をいろいろ整えていたら、あっさり一日が終わった。
考えてみればこのところ忙しかったのね。
買い物に行ったのも久しぶり。家にあるもので適当に食いつないでいたのだけど
ここ数日ずっと空腹気味だった気がする。
私もミケコと一緒に低血糖起こすところだったよ。
10月17日
26:50
『がまぐちの型紙の本』出版記念の作品展示@角田商店B1F・Basementも最終日。
型紙作りの特別ワークショップは、3日目、つまり午前と午後で5回目と6回目。
私自身もようやく慣れてきたかな、という感じで、
まぁでもだいたいのものごとは、そんな頃におしまいになるもので。
製図型紙講座は、またそのうち別な形でできたらいいなと思っています。
みなさんが、忘れないうちにお家で続きを進めて
最後まで無事に完成させられることを祈ります。
ご参加くださったみなさま、ありがとうございました。
本読んで、ほかもいろいろ作ってみてくださいね。
10月16日
25:20
水曜手芸倶楽部・杏組。
T.T部員は、革のお道具ケース一式を仕上げ、ご依頼主に納品できそうなところまでこぎつけた。
S.K部員は、革のバネぐちポーチを作る。袋口部分にはプリント地を貼ってアクセントに。
I.I部員は、革×ナイロンのバッグの続き。持ち手の革の両端を縫い、角カンを通す。
Iさんは体験レッスンでヒッコリーのコサージュ作り。来月から正式入部しますので、よろしくね。
午後からは、葡萄組。
O.S部員は、革×手織り布のバッグに裏袋を重ねて袋口の始末。次回は持ち手をつけられそう。
M.T部員は、かぎ針編みのボトルホルダー。間違えていたところを編み直し、もう大丈夫かな。
S.K部員は、帆布の端ぎれのファスナーポーチを仕上げる。そして、スクエアパッチにチャレンジ。
急に涼しくなってきたから、アトリエも冬仕様に変更しないとね。
っていってもスリッパとカーテンくらいだけど。
10月15日
26:45
昨夜乗り越えたのはミケコの低血糖という非常事態だった。
咄嗟に緊急用のブドウ糖アンプルを大急ぎで口に突っ込んで飲ませ、
間一髪でことなきを得たのだった。
聞いてはいたけどあんな風になるなんて。ほんの数秒、飼い主は大パニックだった。
一夜明け、ミケコは、けろっとしてごはんをがっついている。
いろいろ訳あって、飼い主だけが病院まで大急ぎで一往復。
復路、ふと後ろから呼び止められた気がして立ち止まり、振り向くと金木犀の大木が。
往路には気づかなかった金木犀スポット、復路には4か所も発見した。
禍転じて福ってやつだ。ミケコは丸くなって寝ている。
10月14日
26:40
編みものの宿題の追い込み中、
ああ、また私はつらい映像を見ながら帽子を編んでいるな
前にもこういうの何度かあったっけな、と思う。
なぜかいつもかぎ針編みの帽子なんだけれど、
目がきつくならないように気をつけなければならない。
ほんとうは原稿まで到達したかったけど、 夜になって大アクシデントが発生し、
それどころじゃなくなってしまい、叶わず。
そっちのピンチは乗り越えたものの・・・眠れるかな。
10月13日
27:30
台風一過の爽やかな青空。
ベランダを掃除して室内に避難させていた植木鉢を戻し、洗濯物を干し、
そんなことをしながら、ニュース映像で各地の被害の大きさを知る。
近年、あまりにも頻繁に大きな水害が起きているものだから、
こういう映像に慣れてしまい、麻痺している気がして怖くなる。
治山治水。それは、政(まつりごと)の基本。
どこかにこんなことが書いてあった。
政の文字は、主権者が臣民を支配するという強制的な意が含まれる「おさめる」である。
治の文字の本義は治水、すなわち水を流れに沿って自然に「おさめる」ことである。
政治とは、周囲の矛盾撞着を一掃し、
水を治めるように、然るべき方向へと矯正していくことである。
ゆえに、政治を私してみだりに行えば、水の流れに逆らうような強制支配に過ぎず、
その帰結は堤防の決壊するがごとく国は廃乱の憂き目をみることになり、
逆に矯正するところが正なれば、それは自然のあるべき姿に帰せしむるのであるから、
流れに沿って和順するに至る。とな。
人類のビオトープについて本気で反省して考えてくれる人に
まつりごとを託さないと、早々に滅びるよね、私たち。
10月12日
25:15
さっき窓を開けてみたら、やけに静かだ。
空気が澄んでいて、夜景がぴかぴか。
深い森の中のような湿った濃い緑の匂いがする。
みなさまご無事でしょうか? 私は無事です。
一時は窓ガラスが割れるんじゃないかと思うほどの暴風雨で、
締め切った窓やドアの隙間から、風圧の高い風が
ときどき、ぴゅう〜っと部屋の中を吹き抜けていったけど。
川の氾濫があちこちで起きているようだけど、
とりわけ、心のふるさとである多摩堤通りが心配。
どこも被害が少なくて済みますように。
10月11日
26:10
ヴォーグ学園の製図型紙講座・土曜日増設クラスの初回は、台風の影響で休講に。
どこかで振替日を設けるので、とりあえず11月から仕切り直しましょう。
さて、台風対策か。と、ベランダを眺め、
枯れた葉っぱやキュウリの蔓を片付け、植木鉢を室内に避難させた。
こうして風の通り道を作っておけば、台風に掃除してもらえるはず。
あんまり暴れないで通り過ぎてくれますように。みなさまもどうぞご無事で。
10月10日
25:40
型紙作りの特別ワークショップ@角田商店B1F・Basement、
先週に続いて、本日が2回目。
午前の部も午後の部も、あっという間の濃い2時間半でした。
すでに『がまぐちの型紙の本』を見ながらいくつか作ってみた上での
質問を持って臨んでくださったかたもいらっしゃって、とても嬉しくなりました。
数か月後、みなさんがもっといろいろ作ってみて
新たな疑問が生まれたころに、再度開催したいですね。
ワークショップではいつも、教えているようで実は教わっていると思っていますが
今回は、いつにも増して学ぶことが多いと感じています。
やっぱり、直接みなさんと接する機会って大切だなとあらためて思います。
さて、Basementでのワークショップはまた来週。ご参加予定のみなさま、お待ちしています。
10月9日
26:45
水曜手芸倶楽部・青林檎組。
M.M部員は、久留米絣のパッチワークバッグの仕上げで、ファスナー周りの難所を縫う。
続いて、輪針初挑戦で一目ゴム編みしたニット帽のてっぺんの減らし目。これも完成したね。
I.M部員は、フラットバッグの続き。前回裁断を済ませたので、一気に縫う。
あとは口周りを一周縫えば完成、というところまで漕ぎ着けた。
本日入部のS.Y部員は、フラットバッグを作り始める。
サイズを決めて、接着芯に製図して、表布を裁断。裏布の裁断は宿題に。
午後からは、苺組。
M.Y部員は、かぎ針編みの丸モチーフを編む。いまさら聞けない理屈とか、
本には書いていないことってたくさんあるよね。昔の本には書いてあったりするんだけど。
Y.M部員は、三角ストールの続きを編む。前回からだいぶ進歩してリズミカルに編めるように。
次回作る予定のクッションカバーやティーコゼーの計画も練る。材料集めてきてね。
部長はちょっとスタミナ切れ起こしかけてます。。。
10月8日
24:10
ヴォーグ学園の新学期がスタート。
午前中は、いろんな著書をテキストにして作りたいものを自由に作る従来の講座、
そして午後からは、『がまぐちの型紙の本』をテキストにした、新設の製図&型紙講座。
初回の今日は、角田商店と一緒に作った練習用の特製キットを使ってのウォーミングアップ。
まだまだ手探りで、覚束なくてすみません。
でも、思い起こせば午前の講座も最初のうちは手探りだったっけな。
みなさんのこれが作りたい、ここが知りたい、という熱意によって
ちょっとずつ、進むべき方向が定まってくるはずなので、気長によろしくね。
しかし一日通しで内容の異なる2講座って体力がいるなぁ。。。身体鍛えなきゃ。
10月7日
25:15
冬糸を編むのにおすすめの本ができましたよ。
『リピートしたくなる棒針編みの冬小物 私が編みたいニット』(朝日新聞出版)
私は、「ポンポン帽&ハンドウォーマー」と「ベレー帽」を編ませていただきました。
輪針でぐるぐる編んでるうちにできてしまう簡単なアイテムばかりです。
棒針編みデビューしたい人や、ブランクを埋めて再デビューしたい人にもおすすめ。
でも、ほかのかたの作品は、編み込みとかアランとかの
編みごたえのあるものも載っていますよ。
小さくて簡単なものから、少しずつステップアップしていくこともできそうな1冊です。
私も編みたいものいくつか見つけちゃいました。
共著のニット本は、ほかのかたの作品を拝見するのも楽しみなのです。
早くもっと涼しくならないかな。
10月6日
25:20
日曜手芸倶楽部・蜜柑組。
本日入部のY.M部員は編入生で、すでにフラットバッグは製作済み。
がまぐちの続きを考えたりもしつつ、
長年放置してあったストールの続きを編みたいと、取り出したのは
私も持っている15年くらい前の懐かしいニット本。編み図、手描きだ〜。
作りかけのものがいろいろあるようなので、ひとつずつ完成させましょう。
ようやく冬糸を編みたい季節になってきたけれど
部長はまだまだ夏糸の宿題が終わらない。
10月5日
26:55
蔵前の角田商店B1F・Basementにて
『がまぐちの型紙の本』出版記念作品展 開催中です。
型紙作りの特別ワークショップは、本日が初日でした。
みなさん、いつものワークショップとは違う緊張感と集中力でしたね。
かくいう私も、できたてほやほやの 口金つき製図キットを使っての
はじめての回だったので、どこまでできるか手探り状態だったのですが、
予想通り、製図して、型紙を作って、接着芯に写してシーチングに貼る
くらいまでで、精一杯でした。
縫うところまで到達できたかたも数名いらっしゃいましたが。
続きは本を見ながらお家で、慣れたミシンで縫って、慌てずゆっくりはめてください
という感じに、今後もなると思います。
いつもは口金をはめるのがメインイベントなんだけど、今回はそれは二の次。
あくまでも製図・型紙作りが目的のワークショップです。
あとは、Basementでは、10日(木)と作品展最終日の17日(木)、
そして、ヴォーグ学園では、8日(火)、12日(土)と
同じキットから始める講座がスタートします(もう全部満席なのでご案内はしませんが)。
ご参加予定のみなさん、『がまぐちの型紙の本』の「step1」、いや、P.8〜18だけでも、
さらっと素読みするだけでいいから、予習してきてくれると嬉しいです。
あとね、カッターの刃は、切れ味が落ちてたら折ってから持って来てね。
10月4日
24:40
どういうわけか今年はどこからも招待券も割引券も届かなかったので
手芸部でもまったく話題にしなかったばかりか
私自身も日程すらすっかり忘れていたところ、
昨日ひょんなことから気づいて、どさくさでチケットもゲットして
慌てて駆け込んだ東京キルト&ステッチショー2019
キルト系のイベントではいちばん楽しみなのにさ。
記憶に残ったのは、海外作品と日本刺繍と明治時代の巾着とヴィクトリア時代のシャトレーン。
と、あまり混んでいないところで、ゆっくり釘付けになることができました。
目玉の大行列には加わらず(あ、だから違う方面にチケット撒かれたのか?)。
なんというか、海外作品と比べるといつも感じるんだけど
日本人って型に嵌まった不自由さを好むのかね?
見る側も、全体を退いて見ないで寄って眺めてるし、ディテールの細かさに感心してるしね。
確かに、神は細部に宿るけれども、でもそういう細部じゃなくて
もっと自由な表現が増えたらいいのに、と思うんだけどな。
手芸部のみなさま、アナウンスしそびれてごめんね。池袋サンシャインシティにて、明日までです。
10月3日
25:55
それがないと仕上がらないので、
朝からずっと家の中で探し続けていた些細な材料が
夜更けてからようやく、ぽろっと見つかった。
あと1回探して見つからなかったら、諦めて寝ようと思っていたのに。
終わらせないと次に行けないので、しかたなく夜更かし。
10月2日
26:15
水曜手芸倶楽部・杏組。
T.T部員は、革のバッグのリメイクによるツールケースの仕上げ。
共革でボタンを作り、かぶせにつける。あとはここに巻く革紐、いいのを見つけてね。
I.I部員は、革×ナイロンのバッグの続き。集めてきた中から金具を選びつつ、
持ち手を貼り合わせたり、底板に底鋲用の穴をあけたり。
午後からは、葡萄組。
S.K部員は、レトワールデュソレイユの端ぎれでファスナーポーチを2個作る。
2個めはファスナーの長さ調節が必要になり、この作業は宿題に。慣れれば大丈夫。
部長はあいかわらず編み物の宿題に追われつつ、ときどき宿題をサボって
新しい鍋つかみセットを作ったり、リュックの内装をカスタマイズしたりしている。
10月1日
24:10
いやいやいや、そんなバカみたいな話は悪い冗談だろうから
そのうち誰か賢い人がストップかけるだろうと思ってたら、
誰も止めないまま10月1日になっちゃった。もはや悪夢だ。
永田町とか霞ヶ関には何か変なガスでも充満していて、どこかが麻痺するのか?
地方在住の高齢者の暮らしなんて、カケラも想像できないんだろうな。
複雑怪奇な仕組みのせいで、国民は本来の仕事に向けるはずのエネルギーを奪われ、
地方経済は瀕死の状態に陥り、国力はますます低下する。
こんなめんどくさい仕組みを考えて国民を疲弊させて、誰が得する?
でも誰か悪い奴が得するようにできているんだろうな。
お人好しの国民はバカ国家に搾取され、バカ国家は狡い他国にカモられる。
あーあ。まともな国に亡命したい。。。と、溜息をつきながら歩いていたら、
JICAの前を通りかかり、何かで見かけた企画展のことを思い出したので、寄ってみた。
「みんなで考えよう! ゴミと地球の未来展」(来年1月までやってるみたい)
見たかったのは、これ。 世界のレジ袋・エコバッグの展示。
これは単純に面白かった。面白がってるだけじゃいかんのだが。
その隣には、「世界のプラスチック製レジ袋規制マップ」という世界地図が。
規制の度合いによって、国や地域が色分けされている。
アフリカやアジアの各国や、カリブの小国あたりでも思っていた以上に進んでいるのに対して、
情けないことに、日本は無色だよ。後進国家だよ。
あーあ。サステイナブルでエシカルでオーガニックな江戸時代に亡命したい。
最新の『アトリエ便り』に戻る
l>