4月30日
26:20
ミケコに踏んづけられて目が覚めたらお昼前だった。
そうとう疲れが溜まっていたみたい。
今週頭に口絵撮影は終了したものの、
来週に控えしプロセス撮影の仕込みがなかなかハード。
口絵撮影分の作品の1/4量を再現するんだもんなー。
4月29日
25:55
日本ホビーショー行ってきました。まだのかた、明日が最終日ですよ〜。
まいどのことながらものすごい人出なので、用のあるところだけぐるっとまわって、
展示されている自分の作品たちの働きっぷりをチェックして
(日本ヴォーグ社のブースに『まる さんかく しかくのバッグ』の作品3点、
メルヘンアートのブースに『洗える帽子とバッグ』から帽子1点、バッグ3点が展示されてます)
隣のイベントでちょっとだけ試食して、
あとはもう外に出て、一緒に行った友人Kさんとひさしぶりにお喋り。
はたと気づけば外はすっかり夕暮れ。
有明は、息ができないくらいの強風が吹き荒れていたけれど、
それだけに空気が澄んでいて、ゆりかもめから眺める夕景は凄まじく美しく、
明日からまたがんばろう、と思った。
4月28日
25:50
九州新幹線が全線復旧しましたね。
あちこちで取り上げられているから、もうみなさん何度もご覧になっているでしょうけれど、
5年前にも泣いたあの素晴らしいCM、見たくなったらいつでも見られるように貼付けておきます。
180秒編
25分特別編
4月27日
26:50
水曜手芸倶楽部・青林檎組。
S.A部員は、フラットバッグに持ち手をつけて完成させ、
たくさん買ってきた革の端切れから、次に作るお財布用のものをチョイス。
内側は、できるところまで宿題で進めてきてね。
午後からは苺組。
M.S部員は、リネンのパンツの続き。縫い代の始末をきちんとしようと
あえて難しい方法を選択しているのだけれど、前あき部分はクリアした。
A.Y部員は、リネン帆布のフラットポーチの続き。
片方の縫い代は3辺ジグザグミシンだけど、片方は2辺を袋縫い。
M.Y部員は、シャツ3部作の続き。こちらも折り伏せ縫いや袋縫いを駆使して
縫い代を美しく仕上げようと、ひと手間かけている。
思えば今日はみんなテーマが縫い代だった。
最上級にきちんとしようと思うと、ロックやジグザグを使わなくなって
直線縫いだけで済むようになるのか? そういう進化のプロセスを見るのは面白い。
そして、アフター苺組は、1月に仕込んだ黒千石大豆味噌のメンテナンス。
白黒赤青、いろんなカビとご対面。残された宿題は笹の葉についての考察。
4月26日
24:20
撮影2日目も無事終了。
みなさま、おつかれさまでした。
おかげさまで、いい仕上がりになりそうで、楽しみです。
とはいえ、終わったのは前半分。まだまだこれから後半戦。
でも今日はもうへろへろなので、明日から再び仕切り直し。
4月25日
25:15
撮影初日終了。
できるところまでやって、残りは明日。
もう昔みたいに夜中まで無茶したりはしない。
小さな不備もいろいろあったけど、2日目があるとリカバーできるから助かる。
昨日のうちに寝ようと思っていたのにこんな時間になっちゃった。
けっこうくたくた。ビールがまわる。寝坊しないようにしないと。
4月24日
25:05
日曜手芸倶楽部・桃組。
O.S部員は、裁断を済ませてあったギャルソンウォレットに本格着手。
カードケース部分を縫って、まず内側の仕立てから。
Z.F部員は、ワンピースのリメイク。
ポケットなどの障害物を避けつつ、裾を切って短くする計画を開始。
部長は明日からの撮影に向けて荷造りしているうちに、
運搬不可能と判断して急遽送ったり、型紙の整理をしたり。
でももういいや。あとはなるようになる。もうビール飲んで寝るだけ。
4月23日
26:55
土曜手芸倶楽部・蜜柑組。
H.K部員は、前回裁断を済ませてあったワイヤーポーチを縫い始める。
ファスナーつけは、ドミット芯の罠にはまってちょっと苦労したけど、それなりに進んだね。
K.N部員は、前回裁断したゴールドの革で、まず手帳カバーから作り始めることに。
正裁ちして貼り合わせて針穴あけて、いよいよ手縫い初挑戦。片側は縫い終えた。
部長は正真正銘のラストスパートで、さっきゴールテープを切ったところ。
って、作品製作が終了したっていうだけで、
まだ原稿書いたりとかやることはいっぱいあるんだけど。
4月22日
26:40
プロセス撮影用の生地など買いに出かけてしまったら
寄り道ばかりで時間を取られ、
帰宅してからも、あんまり何もできなかった。
2個分の返し口をまつっただけで、ハンドルはまだついていない。やばい。
それなのに、別の仕込みをしていたせいで、手がペンキだらけ。
4月21日
26:55
もうひと息と言いながら、なかなかすっきり終わらないんだけど、
最終コーナーを立ち上がってゴールラインは見えた感じ。
作品はほぼできあがっていて、ちょっとだけ仕上げが残ってるのがあと4点。
返し口をまつるの2つ、ハンドルをつけるの1つ、引き手をつけるの1つ。
とか言いつつ、打ち合わせのときにカウントした数より3点増えてるな。。。
これでもなるべく増やさないように抑えたんだけど。
とはいえ、スタイリングの小道具製作とか、型紙や作り方原稿の整理とか、
材料カットやプロセスの準備とか、まだまだやることは山積み。
すっかり夜更かしモードにリバウンドしてしまった。
4月20日
25:25
水曜手芸倶楽部・杏組。
U.T部員は、革のバッグ(こちらは薄手の革でミシン縫い)の続き。
裏布につけるポケットの仕込みをして、残りの革を裁断して。
午後からは、葡萄組。
M.T部員は、革のバッグ(こちらは厚手の革で手縫い)2個目に着手。
1個目のサイズを少しアレンジして、各パーツを裁断。
3年半ぶりくらいに復帰のS.M部員は、記憶を辿りながら作りかけだったものを再開。
ファスナーポーチ、いいところまで漕ぎ着けた。
部長もだいぶいいところまで漕ぎ着けたけど、もうひと息。
4月19日
26:30
突然ですが、『重版出来!』見てる? 今夜が2話目だったけど。
ずっと出版業界の端っこで生きてきた者としては、
編集部とか書店とかが舞台のドラマは、つい気になって見てしまうのだけれど、
んなわけねーじゃん、と突っ込み入れたくなるようなリアリティを欠く設定が多い中で、これはいいね。
コミックの編集部は未知の世界だから、そっち畑の人からしてみれば
んなわけねーじゃんなこともあるのかもしれないけれど、私にとってはほどよい距離感。
出版業界あるあるネタがうまい感じにちりばめられてるし、実在の書店も登場したりするし。
編集部志望なのに営業部に配属されて腐ってる男子なんて、きっと世の中にいっぱいいるんだろうな。
それでも、あんなふうに営業がんばってもらえたら、著者は嬉しいもんです。
出版社の営業のみなさん、頼みますよ。
一生懸命いい本作っても、的確に届けてくれなきゃ売れないんだから。
景気悪い話ばかり聞こえてくる業界だけれど、あちこちで、「重版出来!」の声が飛び交うといいねぇ。
紙媒体もまだまだ捨てたもんじゃないぞと思いたい。
そういう意味では朝ドラもね、紙媒体が輝いていた時代のお話だから、これからの展開が楽しみだし。
4月18日
26:20
またまた共著ですが新しい本のお知らせ。
『まる さんかく しかくのバッグ』(日本ヴォーグ社)が 明後日発売になります。
タイトルの通り、丸いのと三角のと四角いのと、面白い形のバッグがたくさん登場します。
私は、各2個ずつ計6個作らせていただきました。
眺めるだけでも楽しめる本だけど、ぜひ、好きな布をあてはめて作ってみて。
それなりに手の込んだものも、あっという間に作れるものも
難易度レベルはさまざまですが、実物大型紙もついてるから大丈夫。
バッグって、ついつい実用性とか収納力とかばかりに目を向けがちだけど、
たとえA4は入らなくても、たまにはこんな面白い形のバッグはいかがでしょう。
・・・いや、ちゃんとA4入る作品も載ってるけどね。
この本の掲載作品のうちのいくつかも、今月末のホビーショーで展示される予定ですので、お楽しみに。
って、デジャヴュのようだけど、同じフレーズをこの間も書いたばかりなのよね。
4月17日
26:55
日中ずっと吹きまくっていたものすごい強風もすっかり静まった夜更け。
ラストスパートだっちゅうのに、いまだに新規の型紙をおこしている。
収まりきらなくなると怒られちゃうので、
むやみにアイテムを増やさないよう、必死に抑えてはいるのだけれど。
半端に増ページとか、奥付のあとに型紙足すとか、そういうことはもうしないもんね。
引き算することを学習したんだぞ。大人になったなぁ。。。
4月16日
27:05
友人からのランチの誘いを断って引き蘢り。
思えば5年と1か月前、
医者でも消防士でも自衛官でもない自分の無力さに打ちひしがれた日々があったけど
今度はちょっと違う気持ちでいる。
いまはミシンもアイロンも裁縫箱も失ってしまったかもしれない人たちが、
日常を取り戻せたときに楽しんでもらえるような本を作っておこう、と思う。
がんばろう、あと少し。
今日は工程表に斜線を3本引いたぜ。
4月15日
25:15
大詰め作業の過程で必要になってきた細々した材料を調達しに出かけ、
新宿南口のニュースポットなど横目で見るだけで素通りしつつ駆け回る。
最後には大きな紙を買わねばならなかったので、無駄な寄り道もできず。
紙を買うのは天気のいい日じゃないとね。
あ、そういえば、新宿オカダヤ21日からセールだってよ。
お会計のたびに、レシートと一緒にセールのお知らせを書いた紙片を渡される新システム、
なんかちょっとなぁ・・・がっかりするっていうか、萎えるよなぁ。
なぁんだ、そんなら来週まで待てばよかった、と思ってしまい、本日の購買意欲が削がれるよ。
4月14日
24:40
九州のみなさま、どうかこの夜を乗り越えてください。
緊急地震速報のあの音を聞くと心臓がバクバクする。
でもじつは、どさくさに紛れて東京も揺れてるよね。
こういうニュース一色のときって、あっという間に何時間も過ぎ去ってしまう。
今日中に仕上げるはずだったものがぜんぜん終わっていない。
4月13日
26:25
水曜手芸倶楽部・青林檎組。
S.A部員は、1作目のフラットバッグを縫いながら、
次に作りたいお財布についていろいろ相談。いい材料を見つけてきてね。
未調整のため、青林檎組は1名で午後の苺組は3名というアンバランスでごめんなさい。
A.Y部員は、茜染め(?)のオーガニックコットンでストールを作り始めた。
粗い織りの風合いを生かして、ざくざくと手縫いでつないで縁も縫ったらきっと素敵。
M.Y部員は、先日裁断しまくっていたシャツの続きを縫う。
先に完成した1枚目を着て、さらに生地の柄をかたどった手製のブローチまでつけていた。さすが。
F.F部員は、前回からはじめた銘仙の着物を解体する作業の続き。
きれいにほどき終えて、洗って整えたら、バッグも作るし、丸ぐけも作る予定。
いいなぁ、部長もストールとかシャツとか作りたいなぁ。
4月12日
25:45
今日は朝から撮影隊がやってきた。
以前アトリエ取材を受けたことがある某雑誌の連載記事が
総集編として一冊にまとめられることになったので、追加取材を。
という話だったのだけれど、私は前回の取材時から引っ越ししているので、
追加では済まなくて、新たに撮り直すことになった。
だからカット数はけっこうたくさんあったものの、
お天気にも恵まれて無事に終了。みなさまおつかれさまでした。
ライターさん、カメラマンさんと一緒に遅めのランチに繰り出そうとしたら、
なんと、超ご近所でも撮影が行われていたらしく、もっと大規模な撮影隊がいてびっくり。
何の撮影だか謎だけど、みんな働いているねぇ。
帰宅後は追い込み作業の続き。追加召集した生地が届いたので、さっそく料理にかかる。
高級特殊素材なのだけれど、ハサミを入れるたびにものすごく散らかってたいへん。
4月11日
25:10
共著ですが、新しい本のお知らせを。
『マニラヘンプヤーンで編む 洗える帽子とバッグ』(成美堂出版)
が、発売になっています。
って、Amazonに載っけてる情報、やる気なさすぎるな。。。
紙糸みたいに見えて実は麻100%のマニラヘンプヤーンと、
もっと細いマニラヘンプレースを使った夏の手編み小物の作品集です。
この糸、編みやすい上に、水洗いできてしまうところが魅力。
そこで、思い切って白い糸で中折れハットを編んだのですが、
これがめでたく表紙に採用されました。赤い半円クラッチバッグも私の作品です。
6名の作家の作品が掲載されていますが、それぞれ個性的で、難易度もさまざま。
作ってみたいと思う作品がきっといくつかは見つかるはずなので、
ぜひ、書店で手に取って中身をご覧くださいね。
いまから編めば、夏までに間に合いますよ〜。
これらの掲載作品は、今月末のホビーショーで展示される予定ですので、お楽しみに。
4月10日
25:55
日曜手芸倶楽部・梨組。
Y.A部員は、新たに作り始めた大きめグラニーバッグの裁断。
まずは接着芯に製図して、アイロンで貼って。
T.C部員は、前回から考え始めた通しまちのバッグの続き。こちらも接着芯に製図。
これから3種類の生地に貼り分けるんだけど、とりあえず今日は1種類まで。
午後の桃組では、K.N部員が、先日の日暮里ツアーの戦利品であるゴールドの革の料理開始。
手帳カバーの型紙を作り、さらにカードケースとパスケースの見積もりをして、粗裁ち完了。
その向かい側で、部長は革のハンドルをハンドステッチでつける作業を完了。
もう1個同じ作業が残っているので、これからやろうかな、明日にしようかな・・・。
4月9日
26:15
土曜手芸倶楽部・蜜柑組。
M.S部員は、針穴をあけている途中だった革のツールケースの続き。
目打ちカバーと糸切りばさみカバーを手縫いで仕上げた。
H.K部員は、ワイヤーポーチを作るための、ドミット芯や生地の裁断をしつつ、
ラミネート地のフラットポーチを作るための、ファスナーの仕込み。
部長もただいま、眠いいね!押しながら、ワイヤーポーチ製作中。
4月8日
26:30
ベランダに出ると、眼下に広がる桜並木の足下の
アスファルトがピンク色に染まっている。
散り落ちた夥しい量の花弁で埋まっているのだ。
あの花弁は何かに利用できないのかな。あんなにたくさん、もったいないなぁ。
貧乏性はすぐそういうことばかり考える。
バラの花びらはジャムにするけど、桜の花は専ら塩漬けなのかな。
4月7日
25:25
じつは、ここ半年ほど(もっとか?)、右手親指第一関節が痛い。
『手縫いの革小物』の作品を作っていた頃に自覚したのだけれど
たぶんその前からの蓄積なのだろうと思う。
口金をはめるとき紙紐を押し込むのに右手親指の爪がいちばんいい
などと豪語してたけど、135mの大巻きの紙紐が底をつきそうになってるくらいだからなぁ。。。
右手親指は働き者。だましだまし酷使していた。
そうしたら、思わぬところで救済が。
一昨日、冷凍庫の霜取りをしたとき、右手親指第一関節を擦りむいて出血した。
動かさずにいられない場所だから治りが悪そうで、化膿体質ではないけれど、
念のためにと思ってティーツリーオイルを直塗りしてみたら、
なんと、ついでに関節痛も緩和しているではないか。ティーツリーおそるべし。
4月6日
26:45
水曜手芸倶楽部・杏組。
Y.N部員は、フラットバッグの残り布で、巾着を仕上げたあと、
さらに小さな端ぎれも生かして、ミニがまぐちリップケースを作った。
これから作る予定の革小物についても検討して、いろいろ計画。
午前中ひとりだったのに対して、午後は4人で、バランス悪くてごめんなさい。
午後の苺組では、先日の日暮里ツアーで手に入れた材料をさっそく料理し始めた。
M.T部員は、革のパスケースを作るために、型紙作り。
型押しだから見積もるのにちょっと頭を使う。長財布も作ろうね。
O.S部員は、いい革を入手したので、ギャルソンウォレットに着手。
とはいえ、まずは内布の準備。パーツが多いタイプなのでなかなかたいへん。
M.S部員は、裁断してきたリネンの生地でパンツを縫い始める。
今回ははじめてのフロントジッパーに挑戦。上前下前、右左の区別がややこしい。
F.F部員は、古い銘仙をほどき始めた。いきなり古着物にハマったなんて。
きれいにほどいて洗ってきたら、いろいろ作って完食しましょう。
そう、手に入れた材料は上手に使い切ること。めざせ完食、ですね。
ところでみなさん、昨夏スワニーで買った生地は、どうしたかな?
4月5日
26:55
月末の撮影に向けて、カメラマン&デザイナーさんと打ち合わせ。
完成した先発隊の作品十数点を背負って編集部まで出かけた。
作らなきゃいけないものがまだまだたくさん残っているし、
撮影日が近づいてきたらスタイリングの準備もしなくちゃいけないし、
あと半月ちょっとだっていうのに、今回ばかりは間に合わないんじゃないかと、
4月に入ってからは、ほんとに焦って青くなっていた。
でも、今日の打ち合わせですっきりシンプルにまとまったので、一気に気が楽になった。
ひとりでずっと作業に没頭してると、視野も狭くなるし煮詰まる一方だけど
客観的な視点を得て、ふっと、力を抜いてズームアウトしてみたら、
なぁんだ、それでいいんだな、ってことがよくある。
それで晴れ晴れと帰宅したら、冷凍庫の一番上の引き出しが開かなくなっていた。
質実剛健なゲルマン民族の冷蔵庫は、霜取り機能など備えていないのだ。
いくらなんでもそろそろやらなきゃな、と思っていた矢先。
しかたないので中身を保冷バッグに避難させて、スイッチオフ。それから何時間たったかな?
ただいま、霜の塊が落下するときの断末魔の音がしているので、そろそろ終わるはず。
4月4日
24:50
非常用常備食コーナーは、ときどきチェックしないと
うっかり賞味期限オーバーになっていたりする。
ま、だからといってそんなに気にしないで食べちゃうんだけど。
ただいま絶賛製作中で、ものすごくテンパっているので、
省略できるところはなるべく省略したい。
と思って、非常用常備食コーナーを漁ってみたら、
賞味期限欄に本日の日付が刻印されたレトルトカレーを発見。
呼ばれた。おいしくいただきました。でももうおなかすいた。
4月3日
25:25
ウルグアイ前大統領のムヒカさんが来日するというニュースと
あの有名な国連会議での演説を聞き終えてチャンネルを替えたら
稲垣えみ子さんが同じことを喋っていた。
深く共感しつつもそこまで至れぬ中途半端な我が身を振り返る。
まだまだだけどそっちに向かいたいな、私も。
向かう、じゃなくて、戻る、か。出発点はそんな感じだから。
ものを持たなくても満ち足りていること。自由であること。
世の中は真逆の方向に邁進しているようにしか見えないけれど。
ともあれ、まずは目の前の宿題から自由にならなければ。
4月2日
27:20
夕食後ミケコに催眠術をかけられて数時間気絶してしまったものだから
そのロスタイムを取り戻そうとしていたら、こんな時間になってしまった。
種火がくすぶってただけだったのが、やっと本当にお尻に火がついた気がする。
迷ってる暇はない。焦る気持ちに比例して、決断力は早くなる。
4月1日
25:20
あっという間に桜が満開。
だけど、まだコートを脱ぐ勇気が出ない。首の巻物もはずせない。
街中は、ダウン着てる人もいれば、すでに半袖の人もいて、変な光景。
慌ただしく材料探しに出かけた道すがら、ささやかな寄り道をしてみる。
いつもは上の道を歩くところを、あえて地下街に潜ってみたり、
エレベーターがなかなか来そうにないので、エスカレーターで下りてみたり。
そうすると、物質的なのではない、思わぬ収穫があったりする。
地下街とか駅ビルとかって、ネタの宝庫なんだよね。
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