4月30日
23:30
午前中に締切の原稿を仕上げて、
午後からは友人と会ってお茶をして、
夜は編み散らかしていたアンダリヤのまとめ。
糸のままだとかさばるけれど、帽子やバッグに仕上げると
少し片付いた気がして気持ちいい。
アンダリヤは2本引き揃えて編むのが楽しいと思う今日このごろ。
4月29日
23:55
ひさしぶりに引っぱり出した真珠のピアスとチョーカー。
友の大切な人が急に旅立ってしまったので、慰めに行ったけれど慰めきれなかった。
6年前の私たちを思い出す。もっと昔、あの川を挟んで対岸にいた頃の私たちのことも思い出す。
そんなことをきっかけにみんなに会えた今日のことを、またいつか思い出すんだろうか。
人生っていったいなんなんだろうね。
時をほぼ同じくして、故郷のほうでも旅立ってしまった人がいて、昨日電報を打った。
ちょっと遠めの血縁なのだけれど、小さい頃にかわいがってもらった人。
後生大事に、私はあなたの作った何年モノかのトマトジュースを取ってあったので
この機を逃すと開けそびれそうだし、供養と思って開栓しました。
めっちゃくちゃおいしいですよ、F子さん。10年以上経ってるはずだけど。
北海道上川郡某町のヴィンテージ・トマトジュース。甘くてまるい味。
4月28日
23:45
日曜手芸倶楽部・桃組。
S.M部員は、夏のパンツを作ろうと型紙を準備してきたのだけど、
生地の水通ししてから裁断することにして、急遽かぎ針編み入門で、エコタワシ完成。
K.M部員は、母の日にプレゼントするバッグとポーチのセットを完成させてきたので、
新たにクロワッサンバッグに着手。いろいろやりくりしながら裁断。
U.K部員は、グラニーバッグの脇あきを縫って、口布をつける途中まで。
そろそろゴールが見えてきたので、次の計画も考えてきてね。
4月27日
24:40
土曜手芸倶楽部・蜜柑組。
T.M部員は、畳むまちをつけたリネンの巾着袋を即日縫い上げた。
お家で紐を通したら、おいしいお弁当作って入れてあげてね。
T.N部員は、作りかけのバッグを小休止して、共布のはぎれで
いきなりがまぐちを作り始めた。次回は口金はめようね。
ひさしぶりに体験レッスンのかたも交えての蜜柑組でした。
近頃は、みなさんサンプルより上手にコサージュを仕上げるので参っちゃう。
4月26日
23:40
たいていは昼食後なのだけど、最近ときどきミケコが家の中で行方不明になる。
捜索の結果、寝室の、背の高い本棚の上に載せた、カゴの中で寝ていることが判明。
私が編んだマフラーやショールなどの毛糸小物が詰まっているカゴである。
そりゃあ寝心地のいいベッドだろうよ。
しかし、なんで突然、あんな天井に近い場所を見つけ、そこに通うようになったのか。
辿り着くまでは、けっこうたいへんな道のりなんである。
まずベッドに上って、ヘッドボードに上がって、大嫌いなパンダのぬいぐるみを蹴散らしたりしてから
中くらいの本棚にジャンプして、それから高い本棚にジャンプ。
途中、本を無造作に積み上げてある、足場の悪い場所も通過しなければならない。
たまに定位置をチェンジする習性があるとはいえ、いままで高いところにはあんまり上らなかったのに。
・・・と、カゴから覗いている耳の先っちょを見上げていて、はたと気づいた。
そっか! ちょっと体重が減ったからだ! 
だからあそこまで行けるようになったんだ。いままでは行きたくても行けなかったんだ。
たとえ100gや200gといえども侮れないもんだね。ダイエット万歳だにゃ。
4月25日
23:30
まいどおなじみオカダヤのセールに行って、カット台からレジの最後尾に並んだら
前にいたおばちゃんが、くるっと振り返って、
「それ、何作るの? 袋?」
「い、いや、袋じゃないですけど・・・。」
説明するのがちょっとややこしいものだったので、困って口ごもってしまった。
「そうそう、袋作るんですよ」って答えときゃいいのにね。
で、おばちゃん、まだ何か言いたそうな顔してるから、花柄プリント満載のカゴを見ながら
「そちらは何をお作りになるんですか?」と聞いたら、「私は袋」だって。なんじゃい!
そういえば、最近、生地売場や糸売場のレジに並んでて、
前の人や後ろの人(もちろん知らない人)から、唐突に
「何作るの?」って、よく聞かれる気がするんだけど、なんで???
もしかして、おばちゃんが大阪化してる?
4月24日
24:20
水曜手芸倶楽部。今日は青林檎組を吸収合併して午後の苺組だけ。
M.S部員は、長い時間をかけて作っているリネンの刺繍巾着の仕上げ。
裏をつけたらクオリティがアップした。紐通しを縫えば完成だけど数たくさんあるもんね。
A.Y部員は、茜染めのストールの端を縫って、かぎ針で縁編みする準備をしたあとで、
茜染めのファスナーつきポーチに裏をまつりつけていた。
M.Y部員は、リュックの肩紐の補修を済ませたあと、
ある特殊な任務を帯びたサマーバカンス用のトートバッグの仕上げ。
苺組に編入して、私にのんびりした朝の時間をくれたW.M部員は
ブック型カードケースのカバーを、革で何種類も作っていた。
今日は、外が雨で暗かったから撮影しなかったけど、完成品は次回持って来てね。
4月23日
23:40
外に出るとツツジがやたらと目につくのだけど、花盛りの時期が早くなってない?
それに、なんだか花がやたらと大きくなってない? 気のせいかな。。。
ツツジって漢字、書けないよね。「躑躅」なんて難しい字。
「髑髏」に似てると前から思ってたけど、
検索したら似たようなこと考えてる人がいっぱいいた。
でもよーく見たら、じつはぜんぜん似てないの。「蜀」だけじゃん。
「躑躅」は「てきちょく」とも読み、立ち止まること、ちゅうちょすること。
ならば「躊躇」は意味的にも関連するけど、字面も似てる気がしたらこれまた「足」だけだった。
由来は、花の美しさに思わず立ち止まるから、とかなんとか。
羊が躑躅の花を食べたら毒に当たって云々・・・っちゅう俗説ぽいのもあるけど。
なんでこんな字を当てられたんだか。「躑躅」って字からあの花は浮かばないよね。
難しい漢字としてよく引き合いに出される「薔薇」よりずっと難しいよ、「躑躅」。
旭川の花だったよね、確か。
4月22日
24:10
発売中の『天然生活』6月号のP.72
「手仕事の素材工房」と題したページにちょこっと登場しとります。
八ヶ岳のほうにある「工房のら」さんという自然素材を扱うお店に
連れていっていただいたときの模様が載っております。
紡いだり染めたりした糸、さらにその糸で織ったり編んだりした布や服、
木に漆をかけたボタン、木を削ったバッグのハンドルなどなど、
いろんな自家製天然素材がたっぷりの素敵な工房兼ショップでした。
ああいう環境で染めたり織ったりっていいなぁ。。。
あ、いけない、ここでいただいてきた「タッサーシルクと麻のツイスト糸」も編まねばだし、
「カンタ」の端切れもパッチワークしなければ。
4月21日
23:30
寒い。なんなんだこの真冬のような寒さは。
もうとっくに冬物は全部しまっちゃったってのに。
どっちみち、いまさらウールのニットなんか着たくない。後戻りは嫌いだ。
しかたがないので、綿ネルのシャツの上に、ウールガーゼのポンチョをかぶって
同じくウールガーゼのストールを巻き、さらにカシミア糸で編んだネックウォーマー
という、ユーラシア大陸のどこか奥のほうの遊牧民みたいな格好で
ゲラのチェックと原稿書きと、ときどきかぎ針編み(胡座にミケコを挟んで)。
そして一日中、温かいお茶ばかりたくさん飲んでいた。
いまほんとに4月だよね? 私が半年間眠っててじつはいま10月ってことはないよね?
4月20日
23:50
ちょっと暇になった気がして油断してたらいろんなものが出てきた。
ゲラとか、レイアウトとか、要確認なものたち。
でもかぎ針が手から離れない。バッグもうすぐ完成するんだけどな。
・・・ゲラが先だよね、原稿もね。はいはい、やりますやります。
異様に寒いし。この週末は遊びに行かないで仕事します。
4月19日
24:30
腰据えて大掃除しようと思っていたのに
うっかりアンダリヤに手を出して、そのまま没頭してしまった。
バッグと帽子と同時進行で編み散らかしている。
帽子なんて編み出したら、変なところで中断するとわかんなくなっちゃうし
キリのいいところまでもうちょっと・・・ってやってるうちに日が暮れてしまう。
編み物って、やめられないとまらないになりがちだけど
とりわけアンダリヤは中毒性が高い気がするのは私だけ?
4月18日
23:20
ベランダの空の植木鉢にいくつか種を蒔き、
洗濯機を何度も回し、夏物を全部出して冬物を撤収し・・・と、
家事に勤しんでいた昼下がり、洗濯機の上の棚が凄まじい音を立てて崩落した。
壁の左右にブラケットをネジ止めして、ペイントした板を載せただけの
簡易な自作の棚だったのだけど。簡易な自作の棚にしては荷が重かったんだろうなー。
洗剤のストックやら、ミケコのごはんのストックやら。
そもそも、洗剤のストックこんなにいらないよね。雑巾もこんなにいらないよね。
ミケコのごはんは、ここに載せておく必要ないよね・・・と、いろいろ反省。
だいぶ軽くして、棚の復旧工事はどうにか済んだ。
ほんとに今度こそ、腰据えて大掃除しよう。
4月17日
24:30
水曜手芸倶楽部・杏組。
今日は完成品がいっぱいあって、アップするのに時間がかかってしまった。
まずは、H.J部員の浴衣地の日傘がついに完成。
袋を作るためにまだ置いてあるので、ほかの部員のみなさま、見てね。
U.T部員の、がまぐちポーチ&ミニバッグも期間限定展示中。
雨コート地とフェイクスエードの組合せで、通しまちのパターン。素敵な仕上がりです。
A.H部員の印鑑ケースも完成。あれ? 最初に作った自分用の印鑑ケース撮影しそびれてるね。
今度持ってきてくださいな。・・・以上、「和モノ班」でした。
そしてM.M部員は、リネンのバッグにDカンタブをつけるべく、ひとりミシンを踏んでいた。
いいなー、大きな麻袋。使いやすいのができそう。
カレー部も健在ながら、今日は先月のリピート。
新店開拓のためには、今度は気合入れて早めに出発しないとね。
4月16日
23:20
★お詫びと訂正★
『がまぐちの本』P.41 Type B 1
「表布2枚、裏布2枚」→「表布1枚、裏布1枚」。

思いっきり間違えたままスルーしてましたっ! 
心優しい読者諸氏なら、写真を見てご判断いただけるものと思いますが
ほんとにごめんなさい。<(_ _)>
もう、、、これだけは絶対にやりたくないことだったのに。
しかもよりによって基本のプロセスの肝心なところでやらかしてしまった。
いくつもの目と脳味噌とを通過したはずなのに・・・。
今日の昼頃、この事実が判明して以来、
この世から消えてなくなりたいくらいの勢いで、ぺっしゃんこに凹んでおりました。
夜も更けてから、やっと少々立ち直りました。
本をお買い上げくださったみなさま、ほんとにありがとうございます。
そして、この間違いを見つけて知らせてくださったかた、ありがとうございました。
またミスが見つかるかもしれませんし、作り方ページには至らぬ点も多々あると思います。
何かご不明なところがありましたら、メールでもくださいね。
あー、もう〜、どっかでゼロからリベンジしたい。。。
4月15日
23:45
今日は、『がまぐちの本』とは別の
某雑誌のために作りおろした、がまぐちの撮影。
お天気もよく陽射しもたっぷりで、最高の撮影日和。
でも何度やっても難しいプロセス、今日は私が迂闊でした。
なんであんなこともっと早く気がつかなかったんだろう、まったく。。。
と、反省することもたくさんありながら、おかげさまで無事に終わりました。
スタッフのみなさま、おつかれさまでした。
本とは別の口金を使った作品も登場するので、
発売日が近くなったらまたお知らせします。お楽しみに〜。
4月14日
23:20
日曜手芸倶楽部・桃組。
Y.M部員は、リバティのキルティングバッグを作った残り布で
裏地つきのあずま袋を完成させた。さっそく明日はお弁当入れて出勤かな。
S.M部員は、おそろいの足袋入れと数寄屋袋のセットを2組完成させた。
和の袋物もおもしろかったでしょ。縫うところ少ないし。
あずま袋と数寄屋袋って、よく考えたら似てるよね。
どちらも、四角い布を斜めに見て、対角線を「わ」にして使うという発想。
アンダリヤのバッグもそのパターンでいこうかな。こま編みぐるぐるは飽きてきた。
4月13日
24:15
午前中のうちに、近場の書店数軒を巡回。
入荷したてほやほやな感じで10冊平積みされているのを見ると
嬉し恥ずかし、いたたまれない気持ちになってしまう。
がんばれよ、と、ちょっと撫でて、同じ棚に並んでいるご本たちにも
よろしくお願いしますね、と心の中で挨拶して、そそくさと立ち去る。
ほんとは書店員のみなさん全員に、よろしくお願いしますね、と言って回りたい気分。
でもそんなことしてたら午後からの手芸倶楽部に間に合わなくなるので、急ぎ足で帰宅。
今日は、F.K部員とT.M部員のバッグが相次いで完成した。
どちらも春らしいプリントで、いまの季節にぴったり。
できたてのバッグにさっそく荷物を移し替えて持って帰るときって
うきうきするんだろうなー。いいなー。
U.K部員もバッグの続き。今日は内ポケットが2つついた。もう一息かな。
部長もせめてアンダリヤのバッグでも編もうと手をつけたのだけど、
3案のうち、どのパターンで編もうか決めかねていて、試し編みばかり。
4月12日
23:50
『がまぐちの本』、アマゾンではまだ予約受付中になってるけど
都内の書店での目撃情報が寄せられているので、
フライングゲットしてくれた人もいるのかな?("多崎つくる"のついでにでも)
この本で使用した口金の提供元のひとつである蔵前・角田商店でも
じつは昨日から並べてくださっているとのことです。
でもまだ私は遠巻きに眺めるだけで、あんまり触れずにいます。
もうひとつのがまぐち撮影が無事に終わってからかな。
そちら用の仕込みは、今日ばっちり済んだけど。
本の撮影前には、やたらとペンキ塗りをしてたけど、今回はレディメード。
あとは、お天気がいいことを祈るのみ。
4月11日
23:55
満を持して、やっと発表〜!
ひさしぶりに本が出ます。
『いちばん簡単、きれいに作れる がまぐちの本
首都圏では明後日あたり、北海道は来週かな? くらいの感じで店頭に並ぶはずです。
がまぐちは、何年間も温め続けてきたテーマで、
いままでにも小さく雑誌で発表したりはしていたのですが、
このたび念願叶って、1冊にまとめる機会を得ました。
昨日、手もとに見本が届いたのですが、酒でも飲みながらじっくり眺めて悦に入る
なんていう余裕はまったくなく、ちらっと眺めただけ。。。
いまは、また別の宿題で、あいかわらずがまぐちを作っております。
語りたいことはたくさんあるけど、とりあえず本をご覧になってみてくださいまし。
手芸部員のみなさまは、アトリエの特設コーナーに掲載作品全点展示しているので、
現物を見て、自分で作るときの参考にしてね。
私も週末のどこかで書店巡回に出かけなければ。
4月10日
24:15
水曜手芸倶楽部・青林檎組。
W.M部員は、ブック型のカードホルダーに被せるエナメル革のカバー作り。
ホックを打って、ハンドステッチを入れて、すごくグレードアップしそう。
T.A部員は、初めての革漉き。へり返し合わせで縫うために、両サイドを斜め漉き。
がまぐちペンケースに仕上がるまでは、まだいくつかハードルが残ってるね。
午後からは、久しぶりにオリジナルメンバーでの苺組。
M.S部員は、お揃いのがまぐちを作るために、まずバッグを作る算段を。
サイズを決めて、裁断の見積もり。そういえば、バッグ作るのすごく久しぶりだわね。
A.Y部員は、ポーチの続き。表布にファスナーをつけて袋に仕立て、裏袋をまつるときに、
革の指サックをはめてみる。そっか、指貫が苦手な人は、これで慣らせばいいのね。
M.Y部員は、夏服の準備を抜かりなく。ワンピースのあきに糸ループを作ったり、裾あげしたり
デニムの膝の繕いをしたりと、ひとり被服科状態。いいなぁ、夏服作りたいよ〜。
その前に冬物しまいたいけど。。。
4月9日
24:45
仕入れ、って言ったって、小売店やってるわけじゃないから
所詮材料を買いに行くだけのこと。
だけど、今日は本気で仕入れっぽかった。
同一品目を大量に買い込んだので。
すっかり有り金はたいてしまって、帰りの電車に乗ったときには
財布の中に10円玉と5円玉と1円玉しか入っていなかった。
ちょっとスリリングだった。
昨日すべて忘れて帰ってきちゃったのは、今日になって思えば大正解だったのだ。
これで一気にピースが埋まってきたぞ。
4月8日
24:40
いろいろな案件にちょっとずつ足りないものがあって、
頭の隅に引っかかっている。
今日は打合せで出かけるから帰りに探そうと思ってお買物メモも持っていたのに
すっかりすっ飛ばして帰ってきてしまった。
以前は、出かけたついでにと欲張って
あれもこれもと用を足しながら、ぐるっと回っていたのに。
このごろほんとに1回1つのことしかできないなぁ。。。
あのあたりには探し物はないぞ、ってことだったのかもしれないし、
時間もお金もエネルギーも無駄遣いしなくていいっちゃいいんだけど。
最後のピースが埋まっていないパズルだらけ。
4月7日
23:15
この春何度目のグリンピースごはんだろう。
このところ、3日に一度くらいのペースでグリンピースごはんばかり炊いている。
今年は鞘入りのグリンピースが安い気がするのは、気のせい?
さらに、この1か月半くらい、ほぼ毎朝、苺を食べている。
今年は苺も安い気がするのは、やっぱり気のせい?
しかも、小粒でちゃんと尖った円錐形の苺が(でかくて四角い苺は好きじゃないので)。
最近の私の身体はグリンピースと苺でできているよ。あ、パセリ率も高いかも。
4月6日
23:50
ほんとに大嵐だーーー。雨音が激しくなってきた。
こんだけ大荒れだと、気持ちよく引き蘢れるってもんだ。
そのわりには優柔不断病が始まって、あんまり進まなかった。
どの生地使うか決めらんない。。。
いい生地がいっぱいありすぎるんだな〜。なんちゃって。
4月5日
23:45
週末は大嵐と聞き、今日のうちに回ってしまおうと、
材料探しに出かけた先は、目黒。
改札を抜けて駅前に立ち、4月5日か・・・と感慨深く思う。
きっかり◯年前の今日、確実にこのあたりをうろうろしていた。
たぶん今日じゃないかな、いまも続く友人たちに出会ったのは。
2か月後にまた会えるんだな、ここで。
と思いながら、滞留時間1時間未満で原宿に移動。
ここらへんもその時代に繋がってるなぁと思いつつ、また急ぎ足で移動。
実質的な収穫は少なかったけど、ちょっとタイムトラベルできたし
これでどうにか製作態勢に入れそう。
4月4日
24:10
打合せ2本立て。その合間に仕入れ。
打合せはどちらもいろいろクリアになって、すっきりした。
仕入れはいくつか当てがはずれてしまう。よくあることだけど。
また出直さなくちゃ。どっちみち、そのうちまた用ができてくるからいいんだけど。
用件をいくつも抱えて、何軒もハシゴしようとすると
どうも1個くらい忘れ物をしてしまう。
今日も、もういいや帰ろう、と思って電車に乗った途端に気づいた。
ほら、こうして、また出直す用がすぐできてしまう。
4月3日
23:30
窓外を春の嵐が吹き荒れる中、水曜手芸倶楽部・杏組。
U.T部員は、通しまちのポーチの型紙作り、
T.A部員は、フラットな縦長ペンケースの型紙作り、
A.H部員は、前回作った印鑑ケースを仕上げたあと、お友だちの分に着手。
・・・と、ふと気づけば、3人ががまぐちを作っていた。
M.M部員だけは、ビッグサイズのバッグの続き。持ち手の仕組みを考えないとね。
今日はカレー部には合流できなかった。。。残念。
4月2日
23:10
少し前に手に入れた珍しい糸。
まだ何を作るかまったく決めてはいないのだけれど、
カセのままではどうにもできないので、せめて玉に巻いておこうと思って
かせくり器と玉巻き器を引っぱり出してきた。
そしたら、これがえらいたいへんな作業になってしまった。
珍しい糸っていうのは、つまり、均一な繊維ではないので、
撚りはバラけてくるし、ネップは引っかかるし、不意に結び目は出てくるし、
かせくり器の下には、いろんな繊維ゴミがバラバラと落ちるし。
酒で言えば「どぶろく」みたいな糸だった。
精錬されすぎなものは面白味に欠けるとはいえ、雑味ありすぎもしんどいな。
天然素材もほどほどがよろしいようで。さて、これでいったい何を作るべき? 
4月1日
24:30
新年度の初日にふさわしく、いろんなことが起きた一日。
別な選択をする可能性もおおいにあった中で、
今日の行動ルートを決めたのには、偶然ではない何かがあったんだろうな。
点と点が繋がっていくような出来事に最近よく遭遇する気がするのだけれど
思ってもみなかったところで、10年近く前の点と繋げられてさすがに驚く。
振り返ると、私はいろんな意味で最低にダメダメだった頃で
現実逃避の一環で飛び込んだような場所で、あてもなくふわふわうろうろしていた。
そのうろうろっぷりをまさか覚えていてくださるとは思わなかったかたからお褒めの言葉まで頂戴し、
恐縮しつつも嬉しくて、あの時代も無駄ではなかったのだと思えた。
そしてまた、今日のこの出来事が近い未来の点に繋がっていくのだ。
だから人生は続けていけるのか。何ひとつ無意味なことはないんだな、きっと。
友人宅で大事なお守り危機一髪のところを救出できたのも、きっと何か意味があるんだろうな。
・・・がんばろう。がんばろうねー。
あ、いけない! せっかくのエイプリルフールに嘘つくの忘れちゃった。
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