2012年。って書いてみると、なんかものすごい未来に来ちゃった気分。

1月31日
23:30
早稲田にある穴八幡宮へ「一陽来復」のお守りをいただきに出かけた。
自営業の友人たちに誘ってもらってここのことを知った私は、もちろん初めての参拝。
冬至、大晦日、節分のいずれかの24時に、
恵方に向けて、つまり恵方と反対側の壁面に貼付ける、というもので
金銀融通のご利益があるのだとか。
冬至から節分までの間にいただけるという期間限定のもので、
あと数日のチャンスだからか、こんなご時世だからか、
参道にはけっこう長い行列ができていた。
みんなで商売繁盛を祈願したあとは、高田馬場でミャンマー・ランチ。
さらに別の用件で渋谷に出て、本屋や生地屋や雑貨屋をうろうろしながら目の保養。
懐かしのカフェでお茶もして、いろいろ妄想を膨らませながら帰宅。
方位磁石を引っぱり出して、壬子の方角を確かめ(お、『北北西に進路を取れ』だな←古っ!)
お札を貼付けるリハーサルも無事に終了。24時って・・・緊張しちゃうなぁ。
1月30日
23:15
毎年冬になると、手が荒れるとぼやいているんだけど、
今年はハンドクリーム使用率が低め。
なんでだろう? と考えてみたら、思い当たることがあった。
布や糸を触りながら、合間にキッチンに立つことも多いので
しょっちゅう手を洗うことになるのだけれど、それが手荒れの原因だったのは明白。
ただ、節電を意識するようになってからは、水が冷たいからといって
やたらとお湯に頼るのを控えるようになったことが、まずひとつ。
そして、もうひとつ、最近ハンドソープを希釈して使っていること。
キッチンで使っているハンドソープがなくなって、
うっかり買い置きも切れていたけど今日は買いに行ってる暇がない! というときに
貧乏臭いけど、ボトルの底に残ってるのを水で薄めて凌いだことがあった。
そしたら、それでじゅうぶん洗えるし、なんかちょっとマイルド? と思って
以来、薄めるのが癖になった。たぶん、そのおかげ。それしか考えられない。
ってーことは、もともとが濃すぎるんじゃないの?
1月29日
24:10
あぶないあぶない。
今日の日曜手芸倶楽部で撮影した完成作品をアップしたら
それで満足して、ここ書くの忘れるとこだった。
近頃わりとハードな作業が多い日曜日、今日もトンカチの音が響き渡っていた。
T.M部員は、革のバッグに持ち手とポケットをつける途中まで済ませ、残りは宿題に。
F.K部員は、革のペンケースにファスナーをつけた。ふたりとも手縫い。
そして、Y.M部員はウールのミニバッグの型紙作りを開始し、
S.M部員は革の持ち手をつけたトートバッグを完成させた。
このくらいだと道具の争奪戦もなくて、なかなかほどよいバランスだったね。
1月28日
24:55
今朝はちょっと朝寝坊しようと思って目覚まし時計をセットしないで寝たのに
地震で叩き起こされてしまった。
1回目のときは、ベッドの中で、あー揺れてるなー、と思いながらも
起き上がらずにうとうとしていたのだけど
2回目のときに、びりびりっという変な振動音がして跳ね起きた。
寝ぼけたままアトリエに走り、咄嗟にミシンをつかまえていた。
昨年の3月11日に転がり落ちたほうのやつを。
喉元過ぎて緩んでいたところを締められた感じ。富士山、何事も起きませんように。
1月27日
24:40
午前中に宿題の材料調達に出かけ、午後からさっそく取りかかった。
いつもなら、買ってきたものを並べてみて、畳んだり広げたりしながら
とりあえず明日からがんばろう、となっていたところだけど
今日は早めにエンジンをかけ、じゃきじゃき裁断してがんがんミシンを踏んだ。
がんがん踏まないと終わらない宿題なのだ。
ラジオから聞こえる呑気なトークじゃ調子が出ず、CDを何枚か引っぱり出した。
ロングドライブにはBGMも重要なんである。
そういえば、手芸倶楽部をやっていて気づいたことだけど、
ミシンを踏む、というアクションは、車の運転と無関係ではないらしい。
まだ慣れないうち、ペダルを踏み込む力加減がスムーズにいかない部員は、
運転免許を持っていない率が高い、という法則を発見したのだ。
と言っても部長はペーパードライバーだけどね。いちおうマニュアルではあるけど。
1月26日
23:45
年頭にコートを縫ったのはいいけど、ぴったり合う帽子がない、マフラーがない
というのが気になっていたので、帽子を編み始めた。もう編み終わるけど。
アランとか、縄入れるとか、ちょっと捻ろうかと思ったんだけど、
結局いつものゴム編み+メリヤス編みのベレーになってしまった。
コートの生地がフラノやメルトンみたいなフラットな素材ならいいんだけど
ネップ入りヘリンボーンという、けっこうこってりした生地なので。
うっかりアランの帽子なんか編んでしまったら、
今度はそれに合うシンプルなコートを作りたくなってしまう。きりがない。
と言いつつ手袋も編みたいなー。また毛糸買いに行きたくなってきた。
いまある毛糸を片付けてからにしよう、とは思うのだけど・・・。
1月25日
23:40
今月は後半にかためてしまったので、2週続けての水曜手芸倶楽部。
午前の部では、M.M部員のリネンのワンピースがめでたく完成。夏を待てずに着てしまいそう?
T.A部員のシャツも難関の衿つけが済んで、袖もついたので、あとひと息。
午後の部は、アクシデントで午前中に来られなかったH.J部員が参加。
第1作目のジャンボサイズのフラットバッグが完成したので、次はがまぐちに挑戦。
午前中から1日コースでがんばったW.M部員のスエードのミニバッグも、夕方無事に完成した。
M.Y部員は前回から引き続きヒッコリーのパッチワークバッグの仕込み中。
そして、ついに洋服にチャレンジを開始したM.S部員は、シャツの型紙づくり。
今日は完成作品が相次いだので、このページたくさん更新したよ。
1月24日
23:55
うちの近所の道はもうほとんど溶けてたけれど
新しい宿題の打合せに出かけたら、日陰などではけっこう雪が残っているところがあった。
北国育ちは、そういう場所を見つけると、わざと雪を踏んで歩きたくなる。
たった4cmで大騒ぎする東京のみなさん、そろそろ学習しようよ。
こういうときのために、1足でいいから底がギザギザの靴を用意しておこうよ。
それと、手袋嵌めようよ。
万が一滑って転んで手をついたとき、少なくとも手にはケガしなくて済むよ。
と、周りのよちよち歩きの人々を見ながら思った。大きなお世話かもしれないけど。
1月23日
25:15
けっこう積もってきたな、と思っていたのに
ちょっと長電話してる間に溶けてきてる。つまんないの。
テレビの天気予報では、転ばないように小股で歩くようにとか言ってたけど
そうじゃなくて、踵からおろしてちゃんと地面を踏みしめて歩けば転ばないってば。
そんなことより靴の底を張り替えたほうがいいって。
と、突っ込みを入れたくなる。
私はこのあいだ帰省する前にブーツの底をギザギザのやつに張り替えたから平気。
でもこの調子じゃ朝になったらなくなってそうだな。
1月22日
22:55
天気が悪いとやる気が出ない。
自然光のもとじゃないと、がっつり裁ったり縫ったりする気が起きないのだ。
というわけで、今日も自らすすんでミケコの座布団と化し、
編みかけのモヘアの続きをひたすら編んで、仕上げた。
出来上がったものは、三角ストール(水曜手芸部M.M部員に触発されちゃった)。
どういう編み地にするかは、ちょっと悩んだ。
糸の量がたっぷりあるわけじゃなかったので、底辺から始めた場合
途中で足りなくなって、台形で終わってしまう危険があった。
それだけは避けたい(昨秋、カーディガンで痛い目に遭ってるし)。
とにかく頂点から編み始めようと決め、そしたらやっぱりネット編みだな、と。
でも、ただのネット編みじゃつまんないので、4マスおきに玉編みを入れることにしてみた。
頂点から始めると、一段がどんどん長距離になっていくけど、なかなか楽しかった三角ストール。
マフラーやスヌードなどの長方形モノに飽きたら、二等辺三角形、おすすめよ。
次は、たっぷり余裕のある糸で、底辺から攻める編み地でやってみようかな。
1月21日
23:20
友人宅の近所のイタリアンでランチ。
昼間からスプマンテ。最近はこのくらいがちょうどいいな。
そしてたまにはよその猫と遊ぶのもいいな。
でも帰ってきたらミケコに座布団扱いされている。
膝の上に載るのは暖かいからいいけど、そこで毛繕いするなよ。
1月20日
23:50
案の定、雪はたいしたことなかったな。つまんないの。
昨夜から、うっかりモヘア糸でかぎ針編みを始めてしまったのだけど
きちんとプランを立てずに始めちゃったもんだから、3歩進んで5歩戻る羽目に。
モヘアはほどくのが大変なんだから、間違わないように一発で決めないと。
って、わかってるのに、何度痛い目に遭っても懲りてない。
でも何度も痛い目に遭ったから、モヘアをほどくときのコツも体得した。
やたらと引っぱっちゃダメなんだよね。ちょっと戻しながら引っぱる、というか。
あと、目打ちを使うのがポイントね。
周りの繊維が絡んじゃってるのを目打ちでほぐしてやると、芯の糸を傷めなくてすむ。
そんなこと覚えるより間違えないようにすりゃいいんだけど。
1月19日
23:15
久しぶりの雨の音。予報通り雪になるかなぁ。
真冬の雨の日って出かけるときの服装に困る。
濡らすのイヤだな、と躊躇してしまうコートとかブーツとかを避けて
でもきちんと暖かいものっていうと限られてしまう。
このところ、お正月に縫ったヘリンボーンのコートばっかり着ているけれど
もちろん、これはまだ出来たてなんだから濡らしたくなんかない。
冬は、お気に入りのコートが1枚あれば、楽しく外を歩けるね。
出先で脱ぐ予定がなかったら、コートの下なんか適当でいいもんね。
なんて油断してたら、そんなときに限って・・・ってこともあるけど。
1月18日
24:50
今年最初の水曜手芸倶楽部。
午前の部では、T.A部員はシャツの衿をつけ、
M.M部員はワンピースの袖をつけ、
どちらもだいぶ服らしい形になってきた。
W.M部員はスエードのミニバッグにハンドステッチで持ち手をつけ、
H.J部員は第1作目のフラットバッグが完成目前まで漕ぎ着けた。
午後の部では、M.S部員はファスナーつきポーチを作りながら次回作の構想を練り、
A.Y部員は手帳カバーと名刺入れの続きを縫い、
M.Y部員はヒッコリーのパッチワークバッグ(『旅のはじまりは このバッグで』の#06)
の、仕込みを始めた。しましまの正方形をひたすら繋ごうね。
そして今日のアフター5は、宮崎みやげのお菓子いろいろ。
なかでもゴボウチップスの「ゴボチ」は最高でした。さすが宮崎空港人気No.1。
でも検索してもまだ殆ど出てこない。。。
1月17日
23:40
そんなに遠出はできなかったので、近場の大型書店を3軒ばかり巡回してみた。
あー、ほんとにある、平積みされてるー、と思いながら。
流通って、すごいな。
私のあずかり知らないところで、いろんな人たちが
それぞれの持ち場で働いてくださった結果として
今日、全国各地の書店の平台にあの本が再び積んでもらえたのね。
朝荷物を解いてそうやって平台に並べてくれた人、そこまで運んでくれた人、
製本してくれた人、印刷してくれた人、まだまだその途中にも
いっぱいいるはずの、みなさんほんとにありがとう。
って想像を巡らせると、入稿したあと、いや、下版したあとからでいいかな
本が書店に並ぶまでの一部始終を尾行して見てみたい気がする。
1月16日
23:30
私のところにもamazonからおすすめ本の案内メールが来たくらいだから
過去にamazonで手芸本を購入したことがある人のもとにも、すでに届いているかも?
ほぼ絶版状態だった『旅のはじまりは このバッグで』が、
このたび、河出書房新社から、めでたく再販されることになりました。
見返しの紙の色など、少しだけ変わったところもありますが、
内容についてはそのまんま、価格はちょっぴりお求め安くなりました。
昨年秋に、ほんとうにひょんなことから話が進み、あっという間のことでした。
この機に作者もあらためて本全体を見直してみましたが、
初版から6年たっているので、いまだともうちょっと違う作り方するかもなぁ
というようなものも中にはあるけど、どれもいまでも愛すべき作品たちです。
手芸倶楽部でも、部員たちがこれを参考にして姉妹を増やしてくれているしね。
最近になって私のことを知ってくれて、この本をお持ちでないかたはもちろん、
旧版をお持ちのかたは、どこが変わったか探しながら見比べていただいても。
そして、周りのお友だちにもおすすめしていただけたら嬉しいです。
ご尽力いただいた河出書房新社のTさん、TさんとつないでくれたMさん、
旧版の雰囲気を保ちながらデザインのアレンジをしてくださったAさん、
そもそもの生みの親である主婦と生活社のNさんをはじめ、みなさまに感謝します。
明日はひさしぶりに書店巡回だなー。
1月15日
23:35
今年最初の日曜手芸倶楽部。
気づいたら今日はみんなファスナーつきポーチをやってたね。
T.M部員は、前回裁断した革にハンドステッチでファスナーをつけたあと
初めての革ミシンで脇と底まちを縫って、ブリティッシュなペンケース完成。
F.K部員は、革のペンケースとポーチの裁断をしたあと、
部長が漉きに手間取っている間に、残り革を丸く抜くのにハマっていた。
Y.M部員はファスナーつけに難儀しながらも、コーティングシリーズ5作目のポーチ完成。
残り布を全部使い切るために、ポケットつけたり引き手をつけたり工夫を凝らした。
そしてアフター5は、みたらしだんごとgalette des Roisと玄米茶。
galette des Roisの中から登場したのはちょっと不思議なフェーヴだったな。
当たったのは、持ってきてくれたY.M部員。きっといいことあるよ。
1月14日
23:15
留守番ミケコは昨夜はべったり甘えていたくせに、一夜明けたらけろっと別猫。
ごはんもらえて部屋が暖かかったらそれでいいのよね。わかりやすいヤツだぜ。
遊んでもらえないので、飼い主は洗濯物を片付け、空っぽだった冷蔵庫を埋め、
留守中に届いていた見本誌やゲラの山を整理。
けっこう大きな山を一気にひとつやっつけたのですっきり。ビールでも飲もっと。
なぜか田舎ではやたら寿司とケーキばっかり食べていてほとんど飲まなかった。
そういえば、スキー場のロッジに缶ビールの自販機があったな。
ゲレンデで飲むビールっておいしそうだけど、飲みながらのスキーは危険だよねぇ。
1月13日
23:10
遅めの帰省から戻ってきました。
ここ数日全国ニュースになっていたけれど、
グッドタイミングなことに(?)、とっても寒いときに当たったらしく。
さすがに氷点下20℃超えは私も久しぶり。でも正直なところちょっと嬉しかった。
だって、せっかく冬の北海道なんだから、そこそこ寒くないとつまんない。
そして、せっかく冬の北海道なんだから、と、出かけたところは懐かしのスキー場。
それも高校のとき体育の授業で毎週通ってたところに、ン十年ぶりに行って
滑ってきました(おっと失礼、この時期には使っちゃいけない言葉よね)。
友人からは、若いときみたいに身体は動かないんだから骨折するなよと心配されていたし、
さすがに1本目のリフトの上ではちょっとドキドキだったんだけど、
一度も転ぶことなく華麗なシュプールを描いてきたわよ。めちゃめちゃ楽しかったー。
翌日は筋肉痛だろうと覚悟してたら、拍子抜けするほど平気だったし。
「雀百まで踊り忘れず」とはよく言ったものです。
頬と鼻が冷たくなるから、かっこいい目出し帽でも編んで、来冬はナイターだな。
1月9日
24:15
その安っぽい千代紙みたいな(安っぽくない千代紙もあるからね)
色や柄のものが「和」ではないのだよ。
あなたたちのひいおばあちゃんの時代は、もっとずっとお洒落だったのよ。
と、言いたくなるような光景だったな、あいかわらず。
なんであんな下品な振り袖作っちゃうんだろね。
素材は化繊だから安っぽいわ、色は派手なだけで薄っぺらいわ、柄はダサいわ。
着ている彼女たちが悪いのではない。素敵な「和」を知らないんだからしょうがない。
つっても、彼女たちの母もきっと知らないんだろな。
ていうか、もうあれは別ジャンルなんだろね。振り袖と浴衣はいまやコスプレなんだな。
と、私がぼやいていてもしょうがないんだけど。
そんなことはさておき、ちょっと数日間消えるかもしれないけど心配しないでね。
うまくいったら普通に現れるかもしれないけど。
1月8日
23:55
道産子は重ね着が嫌いで、特に家の中で厚着するなんてもってのほか。
なんだけど、さすがに節電モードが慣習となってきたいまとなっては
むやみに暖房に頼りっぱなしというわけにもいかず。
今年の冬は、手編みの靴下やらマーガレットやらが大活躍。
ひと玉しかなかった細いモヘアの毛糸などで
昔やたらと編んだミニマフラーも急に脚光を浴びている。
いままでは、あんまり使いみちがなくてしまい込んであったのだけど。
首もとが温かければけっこう凌げるもんね。
1月7日
23:45
七草粥を食べて、朝から型紙作って裁断して、
今日はニットジャージーのシャツワンピースを1枚と
ヘリンボーンワッシャーのミニスカートを1枚縫い上げた。
どちらも残布整理の一環として。
ヘリンボーンワッシャーは残量がとても少なかったので
ウエストに幅広のリブニットをつけただけの簡単仕上げなんだけど
パンツの上にオーバースカートとして履けば、腹巻き代わりになって、温かくて最高。
ニットジャージーも不定形で残ってたやつで、型紙を詰めて差し込んでやりくりし、
どうにか衿つき八分袖で膝上丈のができた。けど、前開きにつけるボタンが決まらない。
ボタンなんて腐るほどあるのに、いざというときにぴったりくるのがなかったりする。
そういうときは、共布でくるみボタンという手を使って逃げるんだけど、どうしようかなぁ。
明日、明るいところで見て決めよう。これまた黒っぽいから目がつらいし。
1月6日
23:50
乾燥した日が続くねぇ。東京の冬って昔からこんなに乾燥したっけ?
と言いつつ、加湿器というものを持っていない。持ったこともない。
ジメジメよりもカラカラのほうが断然好きだし、
どうやら乾燥に強い体質みたいで湿度35%くらいでもへっちゃらなんである。
風邪もひかないしインフルエンザとも無縁だし。お肌には悪いんだろうけど。
そういえば、昔は静電気体質でしょっちゅうビリビリパチパチやってたけど
最近はぜんぜんだな。歳とって電気が減ったのか?
化繊を身につけなくなったせいもあるのかな。
今日はウールガーゼのシャツを1枚縫った。ちょっと失敗したけど何食わぬ顔でリカバー。
軽くて温かくて着心地抜群なんだけど、洗濯を繰り返すうちに縮まないか心配。
1月5日
23:30
年跨ぎの宿題をひとつクリアして、すっきりした。
締切の逆算がちょっと甘くて最後はスリリングに追い込んだけど。
狭い範囲ばかり見つめていたから脳と目が疲れちゃった。
ズームアウトして遠くの山の稜線でも眺めたい気分。
1月4日
23:40
そろそろ宿題にも取りかからなくちゃいけないので、
とっととボタンをつけてしまってコートを完成させようと思ったら
ボタンホール開けとボタンつけだけでもけっこうな労働だった。
打合せをダブルにしちゃったし、力ボタンもつけなきゃだし。
でもなんとか着て出かけられる状態に漕ぎ着けた。
衿つけが下手っぴだけど、まぁまぁ満足の出来あがり。この冬の残りはヘビロテ確定。
とっちらかってた作業台周辺を掃除してたら、床に落ちてたシルクピンを7本も拾った。
この調子じゃ完成したコートにも1本くらい刺さってそうだな。
1月3日
24:30
復路を見ながら昨日の続き。圧勝だったなぁ東洋大。
あんなに気持ちよくゴールテープを切れていない私。
結局またセンターベンツで手間取っちゃった。
それに、細部まで詰めずに作り始めてるもんだから、無駄に手間取ることが多い。
袖つけがすっかり済んでから袖口にベルトをつけたくなって、
すでに筒状の袖口に無理矢理ベルト通しをつけたりして。
平らなうちにやっとけば苦労しないのにね。
でもどうにか、だいたい1つにまとまった。
バックルとボタンを調達しに行かないとゴールはできないんだけど。
1月2日
23:15
箱根路を見ながら、昨日の続きをゆるゆると。
大物を縫うときって、何十もあったバラバラのパーツが
どんどん繋がって大きな塊になっていって、
8つになり、4つになり、最後はひとつにまとまるというこの感じがたまらない。
現時点では、表の塊と裏の塊がそれぞれだいたいまとまって
まだくっついてないのは、衿とベルトのパーツのみ。
とはいえ細かい作業はいっぱい残ってるけど、明日完成するかなぁ。
裏地が黒いので、夜なべはしないでおく。
1月1日
23:40
あけましておめでとさんでございます。
新年早々震度4の洗礼にびびりつつ、今日は裁ち初め。
コートを作ろうと思いながら何年も寝かせてしまったヘリンボーンを広げ
型紙を並べてさんざん悩んだ挙げ句、
日が傾き始めた頃にやっと思い切ってハサミを入れた。
とりあえず今日のところは表地の裁断をし、接着芯を貼って終了。
厚地なので、久しぶりに切りじつけしようと思ったら
ぜんぜんうまくできなくてちょっとショック。しつけ糸は苦手だよ。
明日は裏地を裁って、ちょっとずつゆっくり縫う予定。
腰据えて自分のもの作るにはお正月って最高。
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