アトリエ便り


今月中に一度は浴衣着るぞ。


7月31日
25:10
今年は頻度が高すぎると思われるshirokuma通信、vol.いくつめ?
1週間ぶりにまたもや行ってきました。
こんなに毎週らーめん食べてたら、ヤバい気がするんだけど。
さて、shirokuma発・旭川リノベーション・プロジェクト、
なぜに私たちは毎週、広尾の地下で酒を飲みながら
そんなことを語っているのだろうか。
ここから遠隔操作で何かできるのか?
「どげんかせんといかん」を旭川弁で言ったら何て言うんだべ?
地元のみなさま、なんとかしてちょうだいよっ。
で、結局「トンシャ(注:taxi)」の「トン」って何さ?
7月30日
23:30
紫色と水色を探して半日くらい潰してしまった。
材料倉庫にはこんなにいっぱいモノが詰まってるのに。
今回の目的には該当者なし、という目に遭うことがしょっちゅうある。
そうしてまたモノが増えていくことになる。
7月29日
23:45
ひさしぶりに、ぽろっと衝動買いしてしまった。
まだ2か月以上寝かせとかないと着られない服なのに。あーあ。
なんだかここ数年コート・フェチ。
それも、肩章つきで、袖口にも腰にもベルトつき、
胸にも脇にもフラップまたは箱ポケット、
合わせはダブルでボタンがずらり、みたいな、くどいやつが好き。
早く涼しくならないかなぁ。
7月28日
23:30
今年の夏は、自作の日傘がそんなに活躍していない気がする。
夕方になってから出かけることが多いせいもあるかもしれないけど。
晴れたり曇ったり降ったり止んだり
こんなに目まぐるしく変わる空模様だと
折り畳みの晴雨兼用傘っていうのがいちばん役に立つんだろうな。
あまりにも潔くなさすぎるところが好きじゃないから
そんなの1本も持ってないんだけど。
7月27日
23:50
心を入れ替えて宿題の試作に励んでみた。
次はスモールワールドなので、目が疲れる。
少し年上の先輩たちが、ご自身の老眼体験談を語ってくれるとき
あなた目いいわよね、そろそろ来るわよ〜
と、一様にみんな嬉しそうなのは、いったいなぜ?
そのたびに、まだ大丈夫ですってば、と答えているものの
最近ブルーベリーを見かけるとつい買ってしまうのは、なぜ?
いっそのこと苗木買って育てようかな。
7月26日
23:45
軽い二日酔いが二日続くと軽い二日酔いじゃなくなるのね。
あたりまえか。
二日酔いでぐだぐだする日の相棒は、機嫌のいい三毛猫に限るなぁ
と、機嫌のいい三毛猫に言ったら、ごろにゃっ、と返事して半回転。
先週はちょっと遊び過ぎちゃったな。まいっか、7月だし。
7月25日
24:30
軽い二日酔いのまま、土曜手芸倶楽部。
そしたら部長、やらかしちゃいましたね。
この間の水曜日にこういう失敗しちゃった人がいたんだけどねー
って、話しながら、同じことやっちまいました。
f部員、失礼しました。速攻でリカバーしたけれど。
そして、手芸倶楽部が終わったあとは、隅田川花火@友人宅ベランダ。
風が心地よくて、とても気持ちのいい夜でした。
もう、食べ過ぎでおなかぱんぱん。
まいど炭水化物摂取過多です、oさま、ごちそうさま。
たこ焼きパーティーも楽しみにしとります。
7月24日
25:15
銀座まで宿題の納品に行き、
思いがけないバースデープレゼントをいただき
さらにその足でshirokumaへ。
今夜は旭川ナイト@shirokumaでした。
北高7人、東高2人、南高1人。総勢10人の旭川出身者しかも同級生
って、なんだか意外なところで意外なつながりが見つかったりして
めちゃおもしろいね。またやろうぜ旭川ナイト〜♪
次は誰か西高のやつも呼べっ。
7月23日
23:45
ようやくウールと毛糸の山にサヨナラできるときが来た。
とっとと原稿書いて、がーっと片付けたら視界が涼しくなった。
で、間髪入れずに今度はボタンの山、っていうより海だなこの眺めは。
うちにはなんでこんなにたくさんボタンがあるんだろう?
と、ボタンの箱を開けるたびに思う。溺れそうだよ。
7月22日
23:30
何を隠そう、日蝕メガネを持っている。
ちょうど10年前、1999年の8月にフランスで日蝕騒動があって
その少し前に行ってたんだな、どうやら。すっかり忘れてたけど。
向こうで買った日蝕本の付録についてたやつ、取ってあったのだ。
それと、いちおうサングラスもいくつか用意して、窓辺で待機。
東京で最大の午前11時10分過ぎ、曇の切れ間に三日月形の太陽をしかと見たぞ。
ふと窓の下に目をやると、配達途中の運転手さんが車を停めて空を見上げていた。
薄雲越しだったから、サングラスでも平気だった。っていうか、
子どものころって、黒い下敷きとか、煤を塗ったガラスで見てたよなー。
50%の部分日蝕でじゅうぶん満足して、午後からは水曜手芸倶楽部。
素敵なバッグの完成を2つも見られて嬉しいな。
たっぷり時間延長した甲斐があった。さ、私もがんばろ。
7月21日
24:40
やっと繋がった。。。ネット環境がなんだかおかしい。
うちのボロいibookと、よれよれのワイヤレスネットワークが
原因なんだとばかり思って、あちこちいじくって
ものすごく無駄な時間を取られたのだけど
どうもボロいせいだけじゃなさそうな。
なにか妙なものに干渉されてるような。
やだなぁ、パソコンの設定云々にかまけさせられる時間って
まったく精神衛生上よろしくないっつーのに。
7月20日
24:30
今夜、ある年齢以上の旭川市民のみなさんは寂しい気持ちでいることだろうと思う。
そのニュースはずいぶん前から知っていたけれど、とうとうその日が来てしまった。
東京の家のパソコンで、フロアマップをいちいちクリックしながら
私はその懐かしい場所のことを思い浮かべている。
と言っても思い出すのは昔の店舗。
不釣り合いなブランドのテナントなんか入ってなかったころの。
木の床の四角いモザイクの模様をいまでもはっきり覚えている。
どこの地方都市にでもある郊外の大型店にみんなが車で押し掛けるようになる前の
あの街の駅前のメインストリートが活気に溢れていた時代。
当時のほうが、街を歩く人はもっとずっとおしゃれだったと思う。
その中心的存在だった場所(先端的ではなく正統派だった)。
ある意味私も育てていただいたと言ってもいい。
もう会えないいろんな人の思い出が詰まっている場所でもある。
だからほんとうにじわじわと寂しさが募る。けっこう泣けてくる。
ありがとう、まるいさん。
7月19日
24:45
帯を解いて晒も解いてシャワーを浴びて
ハーゲンダッツのフランボワーズ・ソルベを一気食いし
ようやく人心地ついて、ビール開けたところです(まだ飲むか)。
最高気温33度の曇天の下、七月大歌舞伎に行って参りました。
せっかくいいお席だからと、がんばって紗のキモノで出かけました。
夏キモノでも麻はときどき着てるけど、薄物はひさしぶり。
しかも紗紬の袋帯で二重太鼓。いい修行になりました。
夏のキモノはかなり効果的なデトックスになると思うんだけどな。
脱いだときのこの爽快感は、スキーのあとで背中のタオル抜いた瞬間に匹敵すると思う。
(って、雪国の人にしかわからんたとえですんません)
舞台の中身について書いてたらキリがないので省きますが
衣装のディテールに目を凝らしているうちに、うっかり話の筋を逃すなどという
たまにやらかす失敗をすることもなく、しっかり楽しめました。
しばらくそっち方面にハマってみてもいいかも、という気分です。
hさま、tさま、ありがとう。よかったらまたご一緒しましょう。来月でもいいよー。
7月18日
24:40
ちょっとだけ心配なことがあったので、昨日ミケコを病院に連れていった。
退院してから約2か月ぶり。
リバウンドせず体重を維持していることをホメられた。
注射1本打たれ、薬を少々いただいてきたのだけれど、
まぁ、ヤツにしてみれば思いがけない小さな事件だったわけで。
そのせいかどうか知らないけど、今日はなんだか居場所が落ち着かず、
夕方からはずーっと、廊下に置きっぱなしにしてあった空の段ボール箱に入って
なにやらぶつぶつつぶやいたり叫んだりしている。
たまに変な音が聞こえるので近寄ってみると、中で丸くなってゴロゴロ言ってる。
もしかして、ひさしぶりに病院行ったのが嬉しかったんか?
7月17日
24:20
子どもたちはランドセルのほかに袋を2つくらい抱えて家路を急ぐ。
明日から夏休みかい、いいねぇ。
私は毛糸にまみれている。あっちでは輪針で2目ゴム編み、
こっちではウール地にストレートヤーンでチェーンステッチ。
早く毛糸を手放して、麻糸かアンダリヤを編みたいぞ。
そういえば、小学校何年生の夏休みだったか忘れたけど
アンダリヤで、のれん作ったっけな。
7月16日
23:50
昨日までのらくらしていたのに、いきなり追い込みモード。
締切までの日数と、残っている仕事量を考えると
今日の捗り具合ならまぁ大丈夫だろう、という計算はたつのだけれど
まぁ大丈夫だろうから本読んじゃおうっと、とならないように
自分を厳しく律しないといけない。
途中に遊ぶ予定が入ってると、その分を引き算しないといけないし。
心置きなく遊びたいので、精一杯の前倒し中。
7月15日
23:55
暑い暑いと言っていてもしょうがないんだけど、それにしても暑い。
炎天下を歩き、食料を買い込んで帰宅したら
キッチンで、まずグレープフルーツジュースを一気飲みし、
野菜室で冷えていたプラムを齧った。
さて、夕食のしたく。しばし考え、予定を大変更。
こんな日こそ、冷や汁だ。
そんなつもりじゃなかったけど、きゅうりも大葉も茗荷も豆腐も買ってきたし。
先月、宮崎で買ってきた麦味噌もあるし(ものすごくおいしいんだこれが)。
現地で食べた味の記憶もまだ薄れていない。
結果は大成功(って失敗するようなもんじゃないけど)。
身体に溜まっていた熱がすーっと退いていく気がした。
ほんとうに、これは理にかなった食べ物であるなと感心する。
そして、としをとるにつれて
季節によって身体が欲するものがはっきりしてくるなと感じる。
7月14日
23:40
パリは220回目のquatorze juillet。
東京は去年より5日早い梅雨明け。
そして私は現在進行中4本目の宿題の打合せ。
梅雨明け→猛暑→思考停止。
先の3本終わらせないと4本目に手がつけられないってことだよなー。
暑すぎてあんまり深く考えられないからピンときてないんだけど
ちょっとは慌てたほうがいいような気がしてきたぞ、なんとなく。
7月13日
24:55
今年も来たねぇ、この暑さ。
そんな中、作業台のウールの山に味付けするための
これまた暑苦しい材料を調達しに、しぶしぶ日傘をさして外へ。
あんまり急いで動けないし、頭も素早く回らないし
だんだんどうでもよくなってきて、もういいやこんなところで
と、ざっくり切り上げて帰ってきた。
エアコンでよーく冷やした部屋で、ひと息ついてから
調達してきたものを並べて検討した結果
なんか的外れな仕入れをしてきたような気がして、大シャッフル。
ダメだ、暑いとまともな知恵が働かない。
そして結局ファーストインプレッションが勝つんだな、やっぱり。
7月12日
23:50
今年もまた作業台の上に冬物の生地が並ぶ季節だよ。
フラノにツイードにシャギーだよ。
ちょっとかさっとした感触が気持ちいいリネンウール、
やわらかなシルク混のネップツイード、
密な織りのヘリンボーンなんて、大好きさほんとは。
でもいま見ると嫌いになりそうだよ暑くて。
3か月後に会いたかったよ。
7月11日
23:45
本日の土曜手芸倶楽部は
新作バッグに向けてスタートを切った部員と
力作が完成し相次いでゴールした部員たちと。
スタートラインに立ったばかりのときには
どんなのが出来上がるだろうかとわくわくするし、
艱難辛苦を乗り越えてゴールテープを切ってくれたときには
嬉しさひとしおです、部長も。
さっそく完成品に荷物を移し替えて
自作バッグを手に帰って行く部員たちの姿には
なかなか感慨深いものがありました。
7月10日
23:15
「○○が簡単に作れます」という謳い文句の商品が、手芸店には各種並んでいる。
あるアイテムを製作することに特化したテンプレート状のものや、
ある手法を熟練の必要なしに実現するための道具類。
自主的に買おうとすることはあんまりないので、
なんとなく存在は知っていても使ったことはない、というものが多い。
でも、仕事上で、そういうものを使用した作品を製作せよ
という依頼を受けることもあり、初めて試してみる機会を得る。
中には、そんなもの使うよりも
普通にゼロから自力でやったほうが早いんじゃないか? とか
そこをショートカットしちゃったらいったい何が楽しいのさ?
としか思えないような、大きなお世話グッズもあるけれど、
これはほんとに便利だぞ〜すごいな開発した人!
と感心するものも、たまにある。
そういうものに出会うと、こりゃあいい作品作らねば、という気持ちになる。
7月9日
23:30
近所にあると知っていながら、その噂は以前から耳にしていながら
なかなか足を運ぶ機会がなかった店へ。
とてもごぶさたしていた面々と卓を囲む。
四川と聞いていたので、もっと辛いのかと思っていたら
ぜんぜん辛くなく、むしろ滋味溢れる繊細なお味でした。
マエストロが仕切ってくださると、何も考えなくていいのでらくちんです。
たまにはね、いいっすね。また誘ってね〜。
って、次はジンギスカンかい。
7月8日
23:55
なんだかずいぶん久しぶりのように感じた水曜手芸倶楽部。
ホームでのアドバンテージの大きさをあらためて思い知った。
たとえ古いスチームアイロンが、だいぶ本格的にイカレてきたとはいえ。
新しいバッグの構想やら、問題のリカバーやら、パンツの完成やら
いろんなことがらが飛び交って、今日も賑やか。
頭もいっぱい使ったので、おいしい甘いおやつが嬉しかったよ。
みなさんそれぞれに、イメージどおりの完成形を得られますように。
7月7日
23:50
なんだか急に粉を捏ねたくなって
お昼はうどんをつくろう、と妙な決意をした。
しかし、まったく気合が足りなかった。。。
捏ねも足りなかったし、伸ばす力も足りなかった。
なんとか食べられるものにはなったけど、
イメージしていたのよりは、太くて短いうどんになってしまった。
子どものころ、ばあちゃんと一緒に、足で踏んだことを思い出した。
そうさね、もっと体重かけて真剣に捏ねなきゃダメさね。
天国のばあちゃん、あなたの孫としたことが
こんなシロモノをつくってしまってごめんなさい。次はもっとうまくやります。
粉と塩と水。シンプルなものほどごまかしがきかないもんだ。
7月6日
23:25
これからが夏本番とはいえ、そろそろ毛糸に用があることが増えてくるので
倉庫の中のポジションチェンジを断行。
コットン、リネン、ウール(ストレート)、ウール(ファンシー)、アンダリヤ・・・
というような分類で、それぞれ蓋つきの箱に入れてあったのだけれど
いつも捜索活動がスムーズにいかず、引っ掻き回す羽目になっていた。
そこで、各種テープやブレード類が収まっていた引き出しを空けて、総入れ替え。
よしよし、いい感じになった。
ところで、糸玉についてるラベル、昔は無頓着に捨てていたけれど
最近は、短く切った残糸を貼付けて保存するようにしている。
こうしておくと、定番の糸をリピートするときに色番号など調べるにも、
廃番になってしまった場合に似たようなものを探すときにも、役に立つ。
7月5日
23:30
不意に友人母娘の襲撃を受け、ミケコ別室に緊急避難。
どうにもこうにも子どもは苦手みたいでねぇ。
すまないねぇ、せっかく猫じゃらし採ってきてくれたのに。
入れ替わりに別の友人が、浴衣持参でやってきて
やっつけ着付け教室。半幅帯の結びかた、私も一緒に復習した。
ついでに、いいかげんにしまってあった浴衣にアイロンをかけ、
2週間後に使う予定の足袋も皺を伸ばしておいた。
まだ肝心のところが決まってないんだけどなぁ。
7月4日
23:45
基本的に土日はなるべく出かけないことにしているので
たまに土曜日の夕方なんかに電車に乗ったりすると面食らう。
平日の通勤ラッシュ時とは違う人種で混んでいる。あれがどうも苦手。
おまけに目的地の商店街は七夕祭りで尋常ならざる混みっぷり。
もともと人混みは苦手だけど、としをとるにつれますますダメになる。
ましてや、この蒸し暑い季節には。
エアコンの効いた部屋で本を抱えて2か月ばかり夏ごもりしたいもんだ。
7月3日
23:15
友人がマネジメントをしているフォトグラファーの写真展
オープニングパーティーに出かけ、ちょっと酔っ払う。
ものすごくひさしぶりに会った懐かしい面々とか
きゃ〜♪ な人とか。眼福、耳福、口福の夜でした。
7月2日
23:15
出張手芸倶楽部@ニコタマ・リネンバード。
演目は、『おしゃれ時間。』vol.10掲載のガマグチポーチ。
午前の部、午後の部とも、無事に終わりました。
いやぁ、ライブ2ステージはたいへんだなぁ。
アトリエを出てこのようなことをするのは初めてだったし
自分ちとはいろいろ勝手も違うから
想像していた段取り通りにはいかないこともあったけれど、
みなさんちゃんと完成させることができてよかったです。
ご参加いただいたみなさま、どうもありがとうございました。
リネンバードのスタッフのかたがたも、ありがとうございました。
また何か楽しい企画を考えましょうね。
そしてtさま、special thanks!
7月1日
23:30
日向夏ゼリーを食べていたら、隣でミケコが伸び上がって凝視する。
最後に一口もらえるつもりになってる。
いやいやいや、違うから。
黄色いし、きみの好きなプリンに似てはいるけど、
むしろ、きみの嫌いな柑橘類だから、これは。
ね? くんくん匂いを嗅いでみて、ようやく渋々納得した模様。


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