アトリエ便り


新年度、っていう実感がないまま突入してしまった4月。


4月30日
1:00am
昼間はいろいろヤボ用を片づけ、
夜は友人と約束していたスペイン料理屋へ。
カンプ・ノウまでバルサ観戦ツアーに行きたいねぇ。。。
などと話しつつ、タパスをつまむ。
このgwは旧交を温める日々になりそうだ。
と、遊んでばかりいて、お待たせしてるみなさま、すみません。
明日こそは発送業務ができるはず。予定が狂わなければ。
今月からヤマトさんの集配受付締切が19時から18時に繰り上げになっちゃったのよぉ。
その1時間がけっこう痛いのよぉ・・・って言い訳してないで
はい、ちゃんと送りますので、お待ちくださいましね。
4月29日
1:50am
いや〜、すさまじい雷雨でした。
家を出発したときは、まだ、うららかで平和な昼下がりだった。
私は、埼玉県某所に住む友人宅へ向かう途中で埼京線の中にいたのだけれど、
突然黒雲がむくむく近づいてきたと思ったら
走っている電車の車体に当たる雨粒の音が聞こえるほどの大雨が降り出し、
武蔵浦和あたりで停車してドアが開いた瞬間、至近距離で雷が大炸裂。
車中は悲鳴、外はものすごい轟音で、まるでパニック映画のようだった。
でも途中で雨雲を追い越してたらしく、大宮に着く頃には晴れ間が覗いてた。
ところが、乗り換えて目的地に着いてから、見上げれば再びあの雨雲が追いかけてくる。
迎えに来てくれた友人と、駅近くの骨董屋に飛び込んだ途端、大スコール。
雨宿りさせてもらいながら、広大な店内をいろいろ物色し、
外から避難して帰って来た猫とも遊び、予定外だったけど楽しい小一時間だった。
雨宿りに骨董屋ってのはなかなか素敵な思いつきだったなぁ。
結局持ってた傘は一度も開かずにすんだし。
4月28日
3:10am
リニューアル途中の新宿伊勢丹地下1階食料品売場に
ひさびさに足を踏み入れたのは、
原了郭の黒七味(これがないと生きていけないのだ)が切れたので、
あのちっちゃい四角い詰め替え用小袋を買うためだけだった
のだけれど・・・あ、瑞穂の豆大福。
と思ったときには、すでに危険なゾーンにはまり込んでいた。
だって、原宿・瑞穂の豆大福とか、麻生十番・豆源の豆菓子いろいろとか、
泉屋の袋入りクッキーとか、京都の阿闍梨餅やら有平糖やら
小布施・桜井甘精堂の一口栗羊羹やら、おまけに中村屋の肉まん(!)
・・・まだまだいっぱいあったけど、それらを1個ずつカゴに入れて
レジに持ってって買えちゃうのだ。あそこはやばい。しかし巧い。
そして瑞穂の豆大福はやっぱり旨い。
4月27日
2:25am
ゴールデンウィーク進行まっただなかのみなさま、おつかれさまっす。
私もようやくひと区切りついて、明日からのことを考えられるようになってきたっす。
つっても、何の大イベントもありゃしやせんが。
小イベント(ただの飲み会だが)ばかりが、ちまちま詰まってきちゃってて。
ひとが働いてるときに休めるのがフリーランスの醍醐味ってやつなんだから、
ひとが休んでるときには働くのさっ、と強がり言い続けて早何年?
結局、ひとが働いてるときにゃ、私も働いてんじゃんかー。
そろそろ今年くらいは、ひとが働いてるときに
どどーんと休んでどっか行っちゃってみたいもんだ。
仕事の依頼なんか来ても、「あーすみません、その日は日本にいないもんで・・・」
とか言って丁重にお断りしてみたいもんだ。ちくしょー。
4月26日
1:35am
天気はぱっとしなかったけど、どうにか 更新
思わぬアクシデントがあったりして、
カメラ引っ張り出すのが遅かったもんだから、暗い暗い。
「うちは南西向きだから午後からのほうが日が入ります」
と、雑誌の撮影などのときには必ず言うのだけれど、それは事実。
むやみに早朝スタートを嫌がっているわけじゃあない(イヤだけどさ)。
しかし、午後3時回ってからシャッター押すんじゃ遅すぎるよなぁ。。。
だってさー、ミシン針折っちゃったりしてさー。
いや、ミシン針くらい過去にもさんざん曲げたり折ったりしてるけど、
3つに折ったのは生まれて初めてだ。そんな無茶したわけじゃないのに。
けっこうショックだった。来年の2月8日には手厚く供養してあげよう。
4月25日
2:30am
天気が下り坂で、どんどん暗くなってしまったので、
あえなく撮影断念。よって更新延期。
ほんと言うと、ちょっと間に合ってないせいもあり。
明日も雨らしいけど・・・どうなることやら。
4月24日
1:10am
案の定、ぎりぎりになってからの悪あがきは不要だった。
んなこと10年以上昔からわかってんじゃん
と、かつての部下にあっさり言い放たれてしまったが。。。
ま、ともかく撮影は無事終了。みなさんおつかれさまでした。
さて、このラボラトリーの残骸をどうしたものか。
いつも、すぐには撤収できず、しばらく飾っておくんだけど。
今回のは場所とるしなぁ。とりあえず乾物の整理でもするか。
ぜんぜん関係ないけど、俊輔すごいね、やったねー。
4月23日
2:00am
試験の答案は全部書き終えていて、途中で席を立っても構わない
というときでも、ぐずぐずと時間いっぱい見直してしまう、
という往生際の悪い質なので、撮影前日になってまだ探し物。
べつに一日ミケコと昼寝してたって大丈夫な状態にまで準備は済んでるのに
もっといいのが見つからないかと色気を出して、
のこのこと出かけてしまったら、それが見事にアダとなった。
ちょっと渋谷まで出て買うもん買ったらさっさと帰って来る予定が、
宛てが外れて歩き回ってるうちに、だんだん意地になってきて、
宮益坂を上り、青山&表参道を彷徨って、気づけば日曜午後の原宿竹下通り。
なんでこんなとこに迷いこんでしまったんだ! 自殺行為だ。最悪だ〜。
逃げるように山手線に乗って新宿に着いたらホッとした。
結局、ベストではないけど少しはマシか、というものを見つけてどうにか納得。
迷った挙げ句、ぎりぎりで答案を書き直そうとするとロクなことがないもんだ。
つーか、ぎりぎりになって慌てるからいけないんだよな。
4月22日
1:55am
雨かと思っていたらいい天気だったので、近所の森に散歩に出かけた。
定番バッグの中にビニール袋と花鋏を偲ばせて、下ばっかり見つめながら歩いた。
ふかふかした春の土の感触が足に気持ちいい。
落ち葉拾いが思いのほか楽しくて熱中してしまった。
下ばっか見て歩いていると、普段気づかない小さな発見がいろいろある。
ドングリが大量に落ちてる場所があったり、怪しいキノコが生えていたり。
子ども時代は野山を駆け回っていたので、なんだか懐かしい気分。
あのころは地面がもっと近かったんだもんね。
しかし、葉っぱばっかり拾いすぎだ。。。こんなにいらないって。
4月21日
2:20am
滞りなく済めば、どうってことなかったはずなのに、
いろんな不測の事態に引っかかったり後戻りしたりの一日。
すっかり予定が狂ってしまった。
まー、人生なんてそんなことの繰り返しさねー。
4月20日
1:30am
ちょっと有名な商店街のちょっと有名な喫茶店(カフェではなく)で、
修行仲間とお茶しながら、モノづくりの夢なんか語り合ったりしちゃって。
まるで放課後の学生気分だ。
思えば本物の学生だったころって、毎日毎日よくお茶してたもんだけど、
いまみたいにドトールやスタバやタリーズなんてなかった時代、
喫茶店のコーヒーって、貧乏学生には贅沢なことだったような気がする。
すっかり日も暮れてから帰る電車の中で、
履修登録用紙なるものを真剣に見つめている本物の現役大学生を見かけた。
履修登録! そんな単語、ひさしぶりに目にしたぞ。4月なんだねぇ。。。
4月19日
0:45am
さ〜む〜い〜。
4月後半とは思えない寒さ。一日中冷たい雨だし。
部屋はもちろん暖房入れてるけど、外に出るのには勇気がいる。
ウールのセーター着るのはイヤだし、冬のコートもいまさら袖通したくないし、
毛糸のマフラーってわけにもなぁ。。。でも今日は手袋はめたいくらいだった。
明日も雨だそうな。あ〜憂鬱だぁ。
4月18日
1:40am
ただいま、来週撮影の宿題の試作に勤しんでいるのだけれど
そのおかげで、ここ数日の間に我がアトリエは
アトリエというよりラボラトリーと呼ぶべき様相を呈してきた。
作業台の上に林立する大量のガラス瓶。
洗っては乾かし、ラベルを剥がしたあとをきれいに磨き。
特別ほしいと思ってたわけでもなかったのに、べつに卵の殻でもじゅうぶんだったのに、
ふと、瓶洗い用の細長いブラシを買ったのは、
いま思えばこの宿題が降ってくる直前のことだった。
虫の知らせだったとしか思えん。
4月17日
2:00am
傘をさして並んでいる人々の長い列を横目で眺めつつ、
ささいな探しものを求めて、うろうろと歩き回った。
ドーナッツを買うためだけに、この雨の中並ぶなんてすごいエネルギーだ。
ああ、しかし探しものはまだ全部揃わない。
ドーナッツに負けないくらいささやかなものなんだけどなぁ。。。
4月16日
3:05am
寝る前に本を読むのは、いま始まった習慣ではないけれど、
このごろは特に意識的にそうしている。
通勤しているわけじゃないから、電車内読書時間がなかなか持てないし、
家にいて、本を読むことに傾き過ぎると仕事がまったく滞るので
時間を区切らないと危険なのである。
夜更けてから、今日はここまで、と仕事を切り上げ、
ビール開けて、読みかけの本を開く。
そのままベッドに潜り込んで、眠くなるまで読み続ける。
で、朝になって、枕元のライトはつけっぱなしだわ
栞はどっかいっちゃって、どこまで読んだかわからなくなるわ
というのをさんざん繰り返していたもんだけれど、
最近は、ちゃんと栞挟んでスイッチ切ってから眠ることができるようになった。
オトナになったなエラいな自分、と思う。
4月15日
2:10am
こんなに気温が上がると、ベランダの猫草がぐんぐん伸びる。
草好きなミケコのためには嬉しいことだけど、
てことは、ほかの草もぐんぐん伸びてるわけで。
でも、うちのベランダでは、よっぽど傲慢なはびこりかたをしない限り、
雑草だからといって無碍に引っこ抜かれることはない(単に不精なだけだが)。
それどころか、何かの鉢に勝手に生えて寄生していたところを、
わざわざ単独の鉢に植え替えられてしまったやつら
(ドクダミ、ツユクサ、カタバミ)もいる。
カタバミが花を2つつけた。ささやかで、なかなかかわいい。
苺も小さい実を3つつけていた。まだ白いけど。
初ものだ。2〜3日中には赤くなるかなぁ。
4月14日
1:40am
長年溜め込んできた古い布を大量に手洗いした。
ほとんどが絹、たまに麻。おもに着物や羽織のほどいたもの。とくに羽裏が多い。
シンクに薄い中性洗剤液をつくり、すすぎ水用のバケツを隣に用意しておいて、
手早く、ふり洗い、押し洗い、つかみ洗い。
だいたいが色落ちするので、洗剤液はあっという間に赤くなったり青くなったり。
絞ってバケツに移し、すすぐ、絞る、水を替えてすすぐ、を4〜5回繰り返し、
しっかり絞って急いで広げ、急いで干す。
くっつかないように広げて、さっさと干さないと色移りしてしまうのだ。
薄いから30分も吊るしておけば乾くので、それを取り込んでアイロンをかける。
で、干す場所が空いたら、また次のを洗う。
という作業を繰り返しやっていたら、指先がシワシワ。。。
今日一日で何百ピース洗ったかなぁ。まだまだ氷山の一角だけど。
4月13日
1:45am
ずーっと銀色の素材を相手にしていたら、
ものすごく目が疲れた。とくに暗くなってからは。
んで、ふと思う。
江戸時代の職人たちって、行灯のもとで夜なべ仕事してたのか?
それとも、日の出とともに仕事を始めて日が沈んだら酒飲んでたのか?
刀鍛冶や指物師なんかは、そうかもね。音もうるさそうだし。
夜更けてから針仕事してる図、は時代劇などでよく見かけるけど。
日が沈んだら酒飲んで寝る、ってのが健全だよなぁ、とは思うものの、
日の出からだいぶたってから仕事を始める身としては、なかなかそうはいかない。
そんなくだらないこと考えてる暇あったら、さっさと寝りゃいいんだけど。
なーんて書いてるうちにミラン戦始まっちゃったしぃ。
4月12日
0:50am
さっさと出かけてさっさと帰ってくればよかったのに、
だらだら出かけてぐずぐずしているうちに、
たいして劇的な収穫もないまま、雨に降られてしまった。
いつもなら歩いてしまう道のりを、ひさしぶりにバスに乗る。
左の列のいちばん前。よじのぼらなきゃいけないけど見晴しのいい席。
昔は、バスに乗るとまっすぐいちばん後ろを目指したものだったのに、
いつのころからか、ここが好きになった。
バスの中から眺める夕刻の西新宿は、雨に濡れて妙に美しい。
今日の収穫はこれか、それも悪くないや。という気持ちになる。
4月11日
2:55am
どうしても急いで必要なものがあって、ちょっとだけ浅草橋へ。
そうはいっても、ちょっとだけ、というわけにはいかないのが困ったところ。
お買い物リストには、ほんの3アイテムくらいだったのに、
せっかく来たのだからと欲張って買い込むうちに
なんか肩がずっしり重い。。。
べつに遠いわけじゃないんだから、また来りゃいいのに、つい。
移動してもう一か所寄るつもりが、あえなく挫折して直帰。明日出直しだぁ。
4月10日
1:10am
すこし前に、とあるカフェで飲んだスパイシーなココアがおいしかったので、
以来、ときどき真似してみている。
シナモンとクローブとチリペッパーを入れるだけなんだけどね。
ちょっと疲れたときや、風邪っぽいときにも効きそうよ、これ。
4月9日
1:45am
一日中家にいたのって、2週間ぶりくらいだ。それなのに、
あ〜、一日中家にいられて嬉しいな〜
と思っているうちに、夜になってしまった。
まいっか、日曜日だし。明日はちゃんと仕事しよう。
4月8日
2:15am
そう、水辺の桜は散り際くらいがちょうどいいのだ。
というわけで、今年も多摩川のそばに住む友人のところへ。
大宴会場と化しているに違いない多摩川台公園には背を向けて
多摩川駅から六郷用水沿いを南下。
寄り道や回り道をしつつ、いろんな花を眺めながらの長い散歩。
友人宅でちょっとチンチラのレオ姫と遊んだあと、締めは蕎麦屋で一杯。
去年は4月1日に同じコースを辿ったっけ。一年経つのって早いなぁ。。。
4月7日
1:15am
ナニワボケから脱却できぬまま、次の宿題の打合せ。
今回はけっこう難問である。頭も手も足も使わないといけない。
しかもそんなに時間がない。それなのに、ふらふら出かけてしまった。
いや、ふらふらするのも今回は宿題の一環、
と言い訳しつつ、久しぶりの神楽坂をうろつきまわり、
ようやく念願叶って鮎藤革包堂を訪問。
面白いもの、珍しいものをいろいろ見せていただき、
ゆるりとした空気に包まれて、だらだらと長居してしまった。
(お仕事の邪魔してすみませんでしたっ)
なんだか魔法をかけられたみたいな気分で、坂を下って飯田橋に着いたら
そのまま電車に乗る気になどなるわけがなく、お堀の縁を市ヶ谷まで歩く。
ここは好きな桜スポットのひとつなのだ。水辺の桜は散り際くらいがちょうどいい。
今月はいっぱい散歩しよう。古本屋にも行こう。
4月6日
1:40am
大阪から戻って荷ほどきをしたものの、
昨日今日と出かけていたので、ちゃんと片付ける暇がないまま、
着物も長襦袢も帯も帯揚も帯締も、全部とにかく吊るしてあった。
今日帰宅してからようやく、洗濯機を回して肌襦袢や足袋を洗い、
紐や伊達締にアイロンかけて、下駄にブラシかけて、
吊るしてあったものを全部畳んで仕舞った。ひと仕事した気分だ。
これで少しは体重戻ったかなぁ?
4月5日
1:10am
まったく。。。花冷えにもほどがある。
雷雨の中、出かけるしたくをして、
傘をさして外に出たら、雨がなんだか白いんだもの。
4月にこんなものが空から降ってくるなんて。
だいたい、霙っていうやつはどうも昔から好きになれない。
ぼた雪は美しいけど、霙は美しくない。中途半端で。
溶けるのか固まるのか、はっきりしろ、と言いたい。
潔くきゅっと固まってから、ばらばらと降ってくる雹のほうが好きだ。
ま、雪は粉雪に限るけどね。
そんなことはともかく、いいかげん暖かくなってほしいやね。
4月4日
2:00am
無事に大阪から帰還いたしました。
行きの新幹線では、車窓から各地の花見。
土曜の朝だったので、遠征する各チームのサポーターとも遭遇したなぁ。
大阪はあいかわらずエネルギッシュで、人のパワーに圧倒されっぱなし。
半年ぶりに再会できた人、はじめましてだった人、みなさんありがとう。
車中やホテルで読書に勤しむ予定で持参した本のページは殆ど進まず、
すっかり食い倒れてしまいました。
帰って来て体重量ったら、信じられないことに3kgも増えてたっ!
なんてこった。ハードワークだったはずなのに。
反対に、3泊4日ひとりで留守番してたミケコはちょっと痩せた・・・かなぁ?
あー、なんかもっと落ち着いた旅がしたいなー。


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