アトリエ便り


ようやく梅雨もあけて、夏だねぇ。。。(←これ、嘘だねぇ。。。)


8月30日
0:55am
なんかこう・・・毎日いろんなことがありすぎて
なに書いたらいいんだかって感じなんだけども。
最近、インドの素材と接することが多い。
もともとインド綿やインドシルクは好きなので、
なんとなく集めてはいたんだが。
で、こんな暑い日にインドの素材を前にすると、
細かいことはどうでもよくなっちゃうんである。
裁断する前に水をくぐらせりゃ、色落ちするわ、縮むわ、
チェックの柄を合わせようと思っても、
いちいち幅が違うんだから、合うわきゃないし、
まっすぐ縫おうと思ったって、
生地がまっすぐじゃないんだから、どうしようもない。
ま、いいや、こんなもんで、という気になってしまう。
インドには行ったことないから想像しかできないんだけど、
やっぱり、おおらかな土地なんだろなぁ。
・・・てな感じの新作を、明日こそ出すね。
8月21日
1:45am
そして、宿題はほぼ終わった。我ながら感動的な早業だった。
その原動力は、やっぱり着物。
9月に着る(ってーか9月と6月にしか着られない)単衣を
直している途中。1回パスしたら2週間遅れると思うと、
月に2回の和裁教室をどうしても休みたくなかったんである。
がんばった甲斐あって、今日は進んだ。
ほとんどバラバラに分解した状態だったものが、
ようやく襟つけの段階に突入。いちばん難しいところだ。
モノは、濃紺に細く白の縦縞が入った男物の結城の単衣。
もちろん古着だから、着込んでくたくた、虫食い穴もあるシロモノだが、
ま、そこは腐っても結城。ちゃんと耳は白い。
男物は袖下の振りと身八つ口が塞がっていて、対丈で着る。
女物は、振りと身八つ口が開いていて、おはしょりを作る。
だから、袖をはずして作り直し、身頃のあげをおろし、身八つ口を開け、
ひたすらくける・・・という作業をずっと夜なべでやっていた。
そして、襟付け寸法を見るために、袖のない状態で羽織ってみて、
ふと思い出すこの懐しい感触。
これって、コムデギャルソン・オムのジャケットじゃん!
大昔、脇が開いたメンズのジャケット作ってたよねぇ、
こういう感触の、黒っぽいストライプの生地で。
そうか・・・そうだよな、そうだったんだな、川久保さん。。。
世界に羽ばたくデザイナーを目指す若人よ、
もっと日本の手仕事を見直そうぜー。
8月17日
3:54am
その宿題、やっと手をつけ始めたのが昨日。
そして締切りは、5日後。
大丈夫、どうにかなる、まだ5日もあるんだから
と思ってしまうのが、いつもの悪い癖で。
でもきっと内心焦ってるんだな。また出血を伴うケガしちまった。
左手中指第二関節を、どういうわけか接着芯と一緒に
裁ちばさみの先で切ってしまった。
接着芯用のはさみは、とうに現役を引退したダメなヤツなんである。
切れないはさみで切ると痛い、ってのはほんとうなんだな。
いや、ぜんぜんたいしたことないから平気だけど。
しかーし、寒いっすね。
寒すぎてビール飲む気も起きないっすね。
8月8日
1:52am
背中が痛いのはどうにか治ってきたみたいで、
(ってーかスタジアムにいるときは痛いの忘れてたんだが)
麻の着物の袖丈直し&裄出しと、男物の結城の改造を
同時進行で進めているところ。もちろん両方とも単衣。
麻のほうは、今月いっぱいしか着られないので大急ぎなのだ。
どうにか今夜中に仕上がる予定。で、ただいまちょっと休憩中。
黒っぽい着物ばっかりだから、夜なべはしんどいのだが、
なんかどうしても夜中にやってしまう。
けれど、こんなことやってられるのもあと2日くらいだな。
大きな宿題が目の前に立ちはだかっているのだー。
来週は、楽しくも苦しい1週間になりそう。
8月3日
0:17am
うっま〜。
ビールうまっ!!!
帰路立ち寄ったビール屋で、5種類もビール飲んじゃった。
最後は「勝利のビール」ってやつ。
そう、勝利よ、勝利。勝利って、気持ちい〜。


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