アトリエ便り


11月。文化祭の季節ですね。それにしちゃ暖かすぎるような・・・。


11月30日
1:45am
2ndステージ最終節だというのに、
ワケあって、自宅観戦を決め込んだ私。
いや、単に二股コウモリサポーターなもんで、
選べなかっただけのこと。
tvの前でリモコン片手にハラハラの2時間。
まさか、そんなドラマティックな結末になるとはさ。
現地にいて、思いもよらないどんでんがえしに
悲嘆に暮れてる友人にメール送って誘ってみたら
濡れそぼった水色の姿でやってきた。
トリコロールのおみやげいろいろ持って。
ああ、幻のチャンピオンシップのチケットよ。
楽しみが減っちゃったじゃないかぁ、と愚痴りながら、
今日はサントリーのビールにしとこう、とモルツを開ける。
次は天皇杯か。
元日に国立、行きたくなるようなカードだといいなぁ。
11月22日
1:24am
beaujolais villages nouveau、ってんですか?
昨夜から、私が飲んでるこの液体は?
いやー、だってさー、ガメイ種ってほんとキライでさー、
ピノ・ノワールに捧げてたのにさ。
なんだよこれ? びっくりだよ。うまいじゃん。
あんなにたくさん死人出してまでの猛暑の結果がこれ?
っていうのもなぁ。。。
やっぱりおかしいよ、地球、大丈夫?
あの「ぼーじょれー」がこんなにおいしくなっちゃうなんて。
もちろん今夜はニンジンおろすのやめとくけど。
11月15日
0:50pm
ただいま右手親指に包帯巻いてるので、
キーボードが打ちづらいっす。
・・・またやっちまいました。
スライサーでニンジンおろしながら
指の先飛ばすの、いったい何度目?
自分の学習能力の低さに呆れるっす。
今日はシラフだったのになぁ。。。
11月12日
1:58pm
とても久しぶりに実家の母が上京し、
数日間いっしょに過ごして帰っていった。
出てくると決まった直後は、
あそこに連れて行こう、ここにも行こう、と
不肖の娘もそれなりにあれこれ考えていたのに、
結局、ほとんどずっと家で過ごしてしまった。
健康じゃなく薬持参の身だし、ド田舎で暮らす人なので、
人ごみに繰り出して疲れるより家にいるほうがいい、
べつに東京見物に来たわけじゃないし。 と言われてしまい。
いっしょに食材買いに出かけて料理したり、アトリエで縫い物したり、
ベランダで鉢の植え替えしたり、大掃除したり。
10時と3時には、お茶いれて。
こりゃー家事特訓合宿か? あるいは遅すぎる花嫁修業か?
・・・みたいな日々だった。
でも、なんだか不思議に楽しい日々だった。
帰る前日、生地庫から好きな布を2種類選んでもらって、
定番バッグを作ってあげたのが、不肖の娘のせめてもの恩返し。
けどなー、雨の羽田の展望デッキで
見分けやすいair doの飛行機を見送って、
ちょっぴり寂しくなって帰ってきたら、
枕元に置き手紙、ってーのは、反則だよ、かーちゃん。
11月3日
何年か後に、ふと映像を見たりしたら、
あのとき私は確かにあの場所にいたんだ
ということを誇らしく思い出すことができるだろう。
(98仏w杯のfinalでは、"j'etais la"と書かれた小さな丸い紙が舞った。
行ってないのに、なぜか1枚持っているのだが。)
これが歴史的瞬間というやつなのだな。
浦和レッドダイヤモンズ*ナビスコカップ優勝!
キックオフ直前、スタンドが赤黒白のストライプで埋まった
あの光景は一生忘れられない。久しぶりに鳥肌が立った。
コアなレッズサポの激烈なチケット争奪戦の中をかいくぐって
私なんぞがここにいていいのだろうか? という思いも掠めたけれど
いやべつにそんな遠慮はいらねーじゃん、と、
歌って叫んでマフラー振り回して拍手して、
果ては友人の力作のボード掲げてモニターに映って大喜びし、
帰路立ち寄った居酒屋で周りに多数居合わせた赤い人々と祝杯をあげ、
悲願の初タイトル、ってのには雨もいい演出だったかなと、
自分の身体が乾いたいまとなっては、そう思う。
ずっと観続けてきて、よかった。
私が今日あの場所にいられたこと、いろんな人に、感謝。


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